数学、哲学における論理概念の一つのパラドックスについてはパラドクスを参照。
人物
未来からやって来た決闘者。
自身の住む未来では世界が崩壊しており、その原因がデュエルモンスターズにあると考えた為、創始者であるペガサスを抹殺してデュエルモンスターズの存在を消去しようと企む。
変形する巨大なD・ホイールを駆り、「Sin」と名のついたカードを使用する。
↑こんなのに乗って颯爽と不動遊星のスターダスト・ドラゴンを奪っていきます。
担当声優は ロンドンブーツ1号2号の田村淳。
キャラクター発表当時は奇抜なデザインと芸人声優起用のため、ファンからの期待は殆どなく、
寧ろ、何故そんな声優を当てたのかと反感の声も少なくはなかった。
しかし、実際に公開されると意外にもその生い立ちの不遇さや名（迷？）演技、
そして非常に人気の高い作監の加々美氏による数々の指芸や顔芸により一部の遊戯王ファンから熱狂的な支持を得た。
顔芸に関しては最近後輩が出来たみたいだ。
名前の由来は『過去・未来の改変が現在の自分や周囲の存在に矛盾を与えてしまう』という概念『タイムパラドックス』。
TVシリーズ
『遊戯王5D's』第135話「絶望の魔人 機皇神マシニクルインフィニティ・キュービック」にて登場した。
Bパートのアポリアの回想シーンにて最後の生き残りの1人である事が判明。なお、年老いているからなのか、若干の見た目の違いが上げられる。
第146話にて、アポリアと同じく死後にZ-ONEによって若い姿で復活し、
未来の破滅の原因となったデュエルモンスターズを抹消するためにZ-ONEによって過去に送られた事が判明した。
映画出身のキャラということもあってか、『タッグフォース』などのゲームに出演したことが一度もない。
デッキ
「Sin」と名の付くカードで構成されている。
自分のデッキまたはエクストラデッキから「（特定のモンスター）」1体を墓地に送った場合（OCGではゲームから除外した場合）に特殊召喚できる。
各時代から最強を代表するモンスターカードを持ち主から奪取し使用していると推測される。
シリーズ中で所持者が複数いるカード（真紅眼の黒竜）、もしくは
時期によって持ち主が変わっているカード（サイバー・エンド・ドラゴン）などあるため、
作中で持ち主が判明しているのはレインボー・ドラゴンで、遊戯王GXのヨハンのみである。
OCG化されたカード
一部のSinカードがVジャンプの付録、劇場来場者プレゼントなどプロモカードとしてすでにOCG化されている。
実装されたカード
・Sin 青眼の白龍（ジャンプ付録）
・Sin スターダスト・ドラゴン（Vジャンプ付録）
・Sin トゥルース・ドラゴン（Vジャンプ付録）
・Sin 真紅眼の黒竜（劇場来場者プレゼント）
また、上記のOCG化されたカードは2010年9月16日発売の「遊戯王タッグフォース５」にUMD連動特典として収録されている。
更に、2011年2月26日に発売された映画公開記念パック
「遊戯王～超融合！時空を超えた絆～MOVIE PACK 2011」（全9種類）に
「Sin 真紅眼の黒竜」「Sin 青眼の白龍」が再録されると同時に新たに6種類の「Sin」カードが登場した。
新規にOCG化されたSinカード
・Sin サイバー・エンド・ドラゴン
・Sin レインボー・ドラゴン
・Sin パラレル・ギア
・Sin パラドクス・ドラゴン
・Sin World
・Sin Claw Stream
Sin以外では遊星のシンクロモンスター「ジャンク・ガードナー」が収録された。
追記
本編登場に加え劇場版パック発売の影響か、2011年2月26日より
「劇場版 遊戯王～超融合！時空を超えた絆～」がリバイバル放映された。
なお、2011年6月15日発売のDVD／BD「遊戯王～超融合！時空を超えた絆～」には
「Sin 真紅眼の黒竜」が特典として同梱されている（こちらは劇場来場者特典と同じウルトラレア仕様）。
関連イラスト
