※この記事には、『仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズ』のネタバレがあります。未視聴者は、ネタバレ注意。
演:濱尾ノリタカ
概要
『仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズ』に登場する2071年のジョージ・狩崎。
本作での50年後の世界はディアブロが生み出した悪魔達によって支配されていたが、そんな状況下でも生き残っていた彼は悪魔から逃げる百瀬龍之介を発見して自身の秘密ラボへ連れて行き、開発していたサイクロトロンドライバーを龍之介に装着、悪魔に支配された歴史を変えるため彼の精神体を2021年の世界へ飛ばした。
その後、2021年から精神体でタイムスリップしてきた神山飛羽真、新堂倫太郎、ユーリ、バイス、五十嵐大二、五十嵐さくらの6人には自身が長年に渡って開発してきたクローンライダーのアーマーを融合させ、無防備になっている龍之介の肉体をデビルライダー軍団から守るための時間稼ぎを支援。
そして龍之介が完全体のセンチュリーを完成させたことで一同が2021年に帰還する際、バイスに「ご褒美」としてネオバッタバイスタンプを譲渡した。
後に本編でこのネオバッタスタンプを現在の狩崎が研究し、現代でもネオバッタバイスタンプが完成した(タイムパラドックスに関しては特に触れられていない)。
人物像
性格は50年前とほとんど変わっておらず、英単語を多用する元気なお爺ちゃんである。
バイスからは「ジジ狩ちゃん」と呼ばれている他、正体を明かした際には「めっちゃジジイ」と小馬鹿にされて怒っていた。
本人はジジ狩ちゃんと呼ばれる度に嫌そうな顔をしていたが、最終的には苦笑しつつもどこかバイスとのやり取りを懐かしむような表情を見せ、元の時代に戻るメンバーを見送った。(なお、なぜ別れ際にこの表情を見せたのかは本編で後に明らかとなる。)
余談
- 老人としての姿は、もちろん特殊メイクによるもの。
- 老狩崎を演じた濱尾ノリタカ氏はパンフレットのコメントで「100周年の作品では、リアルに『老狩崎』として出たいです。」と意気込みをしている。
- また、濱尾氏は「黒幕は誰だ!?篇」のCMが流れた際に(劇中での言動もあってか)狩崎が少なからず疑われていたことに『こんなにいい人なのに心外(意訳)』とツイートしていた。そして蓋を開けてみれば、50年もの間たった一人になっても諦めることなく世界を救うための準備を着々と進め、サイクロトロンドライバーを作って救世主たる仮面ライダーセンチュリーを生み出し、複数生産していたクローンライダーでその救世主の無防備な肉体を無事に守り切り、ネオバッタバイスタンプをリバイスに渡して更なる強化を促し勝利に導くなど、今回一番の立役者であった。更には結果的に百瀬親子の仲が修復される切っ掛けにもなり、濱尾氏の「いい人」という評価は正にその通りなのであった。
- 近年の作品ではライダー変身者や黒幕の退場パターンが多く、加えて序盤から胡散臭く本作の黒幕だと疑われていた狩崎が50年後でも生きていたという事実から「狩崎は最終回まで生存確定」、「ラスボスにはならない」と言われていた。
- とはいえ、最終的にディアブロを倒して未来が変わったことでこの説は確定とは言えなくなってしまった。加えて終盤ギフとの戦いが激化し、父親である真澄との関係も崩れてしまったことで狩崎が生存するのか不安な声が上がっていた。
- しかし、狩崎は危うい場面(リンク先ネタバレ‼︎)こそあったものの最終回まで生存している。
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