概要
『仮面ライダーギーツ』に登場する謎の施設。
広い植物園のような空間となっており、この場所では正体不明とされていた怪人・ジャマトを栽培している。
生い茂った木々に幼体のような白いジャマトが実り、そこから更に成長することでデザイアグランプリで現れる個体になる模様。
また、栄養や肥料として退場した参加者たちの破損したIDコアが地面に埋め込まれているなど不穏な描写がとにかく多い。
施設の看板にはジャマト語で書かれており、解読すると以下の文面になっている。
ジャマーガーデン
怪人の栽培施設でゆっくりするとは一体……。
ちなみに庭園の外には巡回や見張りと思われるジャマトライダーがおり、人間を見るや容赦なく襲ってくるため決して安心出来ない。
乖離編以降
ゲームマスターが代わり、新シーズンが開幕したこの章より仮面ライダーバッファこと吾妻道長の視点からジャマトやこの施設の正体が徐々に明らかになる。
大量に実っている幼体ジャマト、脱落者の言葉と姿を模倣する進化したジャマト、壊れたIDコアの行方……。
庭園の外は森、散らばった標識。
単なる化け物と思っていたモノの正体に勘づき始め、森を抜けた彼の視界に広がるのは、廃墟を照らす黄昏。
アルキメデル曰く「何処にも居場所なんてない」とのことだが?
また、ジャマトが通るための道なのか現実とも繋がっている模様。
参謀としてジャマト側にスカウトされた五十鈴大智の分析によると、退場者達のIDコアはジャマトの品種改良に利用されているようで、退場者の姿に擬態できたのもコアの情報によるものらしい。
そして23話ではデザイアグランプリのゲームで消滅したエリアにジャマーガーデンを設立していることが判明した。
しかし同話にてデザイアグランプリの秘密を知られたことでジャマーガーデンを用済みと見なした仮面ライダーベロバによって跡形もなく消し飛ばされてしまった(これまで育ててきたジャマト達もまとめて消し飛ばされてしまうため、アルキメデルは悲鳴を上げていた)。
慕情編においてはヴィジョンドライバーを2本とも奪われゲームを組み立てられなくなった運営により、デザイアロワイヤルの戦闘フィールドとして再利用されている。
そのためベロバの手で吹き飛ばされた半壊IDコアがそこら中に散乱している(スエルはこの始末も狙っていたのか、救済措置ルールとしてプレイヤーにこれらの回収もさせている)他、アルキメデルらの管理からはぐれた野良ジャマト達が一定数棲息している。
余談
壊れた標識が転がっていたりすることから、一部視聴者からは「(デザグラはジャマトを討伐できずライダーが全滅した場合、ジャマーエリア内の空間は消滅する)ジャマーガーデンの外は元は消滅したエリアであり、そのエリアを使用して範囲を拡大してきたのでは?」と考察されていた。
この考察は後に23話で的中することとなった。
アルキメデル以外のメンバー3名はリーダー格のベロバ、頭脳担当の大智、怪力担当の道長とどこぞの三悪を彷彿させる組み合わせになっている。
関連タグ
眠りの森(ドンブラザーズ):30分後に登場する、雰囲気が似た異次元の森。
ヘルヘイムの森、擬似空間:他の特撮シリーズに登場した、森のような異空間。
ゆっくりしていってね:ゆっくりした結果がこれだよ!⇒ユックリミッションボックス