『GATHER ROUND』
概要
『仮面ライダーギーツ』の登場するアイテム。デザイアグランプリの参加者に配られるスマートフォン型のデバイス。クモ型のスパイダーモードにも変形する。
英寿からの愛称は「スパ太郎」(『MOVIEバトルロワイヤル』にてこの愛称で呼んでいる)。
機能
スパイダーモードでは攻撃や索敵が可能な模様···なのだが劇中ではもっぱらミッションボックスを届ける際にしか変形していない。ちなみにいつも上から現れているが、どこから糸を垂らしているかは不明。
電子機器のハッキングも可能らしく、『MOVIEバトルロワイヤル』ではその扉のロックを解除するのにも使用された。
28話では、スパイダーモードで見た映像をリアルタイムでオーディエンスルームのディスプレイに表示していた。
また、スマートフォンモードではデザイアグランプリでのスコアが表示される他、通常のスマホと同じく通話やネットへの接続も可能。映画『4人のエースと黒狐』での描写を見る限り、世界が4つに分断されてもグループ通話が可能である模様。
認証装置「インディビデュアライザー」には参加者の変身するライダーのライダーズクレストが描かれており、ライダーコアIDに紐づけられた者以外は使用不可となっている。
「SPPウェブディスプレイ」には複数のアプリが表示されており、通常のスマホではインストールできない特殊なアプリを使用してゲームでのスコアを見ることができる。
ゲーム開始の呼び出しや順位変動時、シークレットミッションクリア時等には音声通知が行われ、ミッション中はリアルタイムで各参加者の戦況も分かるようになっている。
神殿内にあるトレーニングエリアでは、その部屋の操作端末としても機能する。
立体物
2022年10月29日に「DXスパイダーフォン」名義でギーツバージョンが発売。劇中再現でスパイダーモードの攻撃・索敵音が鳴ったりスマートフォンモードでデザイアグランプリのスコアが表示されたりする他、英寿とツムリの台詞を聴くこともできる。
また、占い遊びで英寿に占ってもらうことも可能。
別売りの「変身ベルト DXデザイアドライバー」との連動も可能で、セットしてベルトボタンを押すことにより『MISSION START』の音声が流れる。
なお、DGPボタンとベルトボタン以外はダミー。
頭部のパーツが取り外せるため、換装パーツが出るのではないかと予想されていたが商品展開は無かった。
余談
- スパイダー×スマートフォンという発想は、「ウェブ」や「ネット」からの連想ではないかと思われる。
- 初参加者に配られたミッションボックスの中にあったのはデザイアドライバーとライダーコアIDのみで何故かスパイダーフォンは入っておらず、その次のエピソードでは既に使いこなしていたため、劇中ではこのアイテムに対する説明は特にされていなかった。