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ゲームマスターゲームの勝敗に直接介入するのは、やらせ以外の何者でもない」

「諦める以外に、が幸せになる術はない」


演:北村諒


変身する仮面ライダー

仮面ライダーゲイザー


概要編集

第13話より登場する『仮面ライダーギーツ』の登場人物の1人。


デザイアグランプリの運営幹部で、蝶ネクタイにネックのスーツを着こなし、部下にして秘書(と思われる)女性・サマスを引き連れている。

プレイヤー達や他の運営幹部に対して紳士的な態度を崩さない一方、身振り手振りが妙に大げさだったり、必要とあらば一切の躊躇いなく処分を行うドライさを見せたりする等、その言動はつかみどころがない。


「グランプリが公正に行われているのかどうか」を監視する立場であるようで、あからさまに英寿を追い落とそうと禁じられているゲームへの直接介入を始めたゲームマスターの不穏な動きを上記の台詞と共に察知すると、サマスを通して英寿を支援する行動を取り始めている。


ゲームマスターであるギロリには「邪魔をするな!」と敵対視されており、恐らくギロリ達と関係があるようだが……?


ジャマト側の存在であるアルキメデルの目的が「デザイアグランプリの破壊」だと気付いていないと思われるが、グランプリを引っ掻き回し兼ねない彼らの不穏な動きには目を光らせている。


高級なスーツとは裏腹に、庶民的な食事を楽しむのにも精を出しており、屋台のラーメンに舌鼓を打ったり律儀に方角を向いて恵方巻きを食べたりと、割と庶民的な感性も持ち合わせている(後述の正体も踏まえると、旅行先の食文化を楽しむ現代人と同じ感覚なのかもしれない)。


潔癖症なのか、ゲイザーに変身してのバッファとの戦闘で顔に泥が跳ねた際、変身したままおもむろにハンカチを取り出して拭っていた


謀略編編集

  • 第13話「謀略Ⅳ:ドライバーを奪還せよ!」

ギロリにより不利になった英寿にタブレットを操作して、コマンドツインバックルの片割れであるコマンドジェットバックルを支給。

ギロリ曰く「あんなアイテムは実装していない!」との弁だが……


英寿達の前に直接姿を見せる形で再登場。改めてデザイアグランプリの不正を暴き、ゲームマスターであるギロリを追い詰めた。最終的に抵抗するギロリ=仮面ライダーグレアを変身解除させた上でゲームマスターの権限を奪い、消滅させる形で粛清。主をなくしたヴィジョンドライバーを回収してその場を後にした。

更にこの回で、ゲームマスターよりも更に上の地位にあたる「ゲームプロデューサー」である実態が発覚する。

つまり、未実装であるはずのバックルを転送できたのも、その権限からと思われる


乖離編編集

  • 第17話「乖離Ⅰ:ようこそ!新しいシーズンへ!」

サマスを連れて屋台のラーメン屋で食事。

その際、サマスと共に英寿の存在について考えていた。

更にジーンの口から「コマンドツインバックルは彼の命令を受けて支給していた」経緯が明かされ、その行動も彼に対する支援の一環である様子とされた。


  • 第19話「乖離Ⅲ:投票!デザスターは誰だ!」

恐らくアルキメデルの依頼を受けてか、吾妻道長ジャマーガーデンから脱走していたと知り、脱落者の生存が運営にとって不都合である為、ジャマトバックルの副作用で気絶していたところを再度戻された。アルキメデルの目的を考えると、道長を自分達の監視下に置くためにすぐ運営に報告せずに、脱走したタイミングで知らされたと思われる。


  • 第20話「乖離Ⅳ:ジャマトからの宅配便!」

どこかの海が見える公園で恵方巻きを食べていたところ、サマスから「ジャマト側が道長を使って何かしようとしている不穏な動きがあった」との報告を受け、グランプリを守るべく自ら動き出す。尚、この時点でベロバの存在とある程度の動向も把握していた模様。すぐゲームマスターに報告・対策を丸投げしなかったのは、ギロリの件の反省もあり好き勝手される可能性を懸念したと思われる(案の定、チラミはバッファが宣戦布告し乱入してきた状況を面白がり、グランプリをややこしいものにしようとしている)。

ちなみに、ニラムが恵方巻きを食べる際「南南東、南南東」と、どっかのと似たセリフを発していた。


  • 第21話「乖離Ⅴ:ゲイザーの鉄槌!」

祢音の口添えで対面した英寿と食事(今回は中華)をし、お互いに腹の内を探りながらも退場した仮面ライダーバッファの討伐に動く。

ゾンビバックルを再入手して『打倒ギーツ』に燃えるジャマト側の道長と対峙。彼の存在を「リアリティを汚すフィクション」と唾棄した上で仮面ライダーゲイザーへと変身し、ゾンビバックルの返却を求め “消去” を開始する。

この時点では道長を「デザイアグランプリのルールを崩壊させる死に損ないの雑魚」と認識し徹底的に侮蔑&一方的な戦闘をしていたが、理想を絶やすどころか執念で2度も生き延びた彼を見て評価を改め、止めを刺さずに「最早偶然のフィクションにあらず、君の存在こそがリアリティ」と告げ、上機嫌で撤退した。


  • 第23話「乖離T:いざ!推しのためなら」

チラミがベロバ達にヴィジョンドライバーを強奪される緊急事態により、デザイアグランプリが続行不可能となった事態を受け、ヴィジョンドライバーを装着して創世の女神が鎮座する空間へ移動し、そこにいたベロバに「創世の女神の力を行使するには私(=ゲームプロデューサー)ゲームマスターの認証が必要」 と伝え、牽制。分が悪いと判断したのかベロバは姿を消した。その後、サマスと共にデザイア神殿に赴き英寿達にヴィジョンドライバーの奪還を依頼した。その際、チラミに対して「外部からドライバーを奪われるなど言語道断!」と糾弾、彼に激しい憤りとプレッシャーを与えた。だが、英寿達が〈創世の女神〉や自分達DGP運営、オーディエンスの正体について問い詰めても「君達が知る必要が無い」としらばっくれていた。

その後、英寿が上述の謎の答えに辿り着いたのと前後して、サマスを前に「残念だが、この世界を舞台にしたシリーズもそう長くはないようだ」と告げ、ヴィジョンドライバーの奪還と共に、この時代でのデザイアグランプリを終わらせる可能性を示唆した。


  • 第24話「乖離SP:緊急特番!デザグラのすべて!」

『緊急特番』として『デザグラSP』を放送。しかし、その放送中にベロバが電波ジャックを行い、『ジャマトグランプリ』の開催を宣言、今度は自らがジャマトのターゲットとなってしまった。しかし、そんな状況すら意に介さず徹底抗戦を宣言した。


慟哭編編集

  • 第26話「慟哭Ⅱ:真紅のブースト!」

ジャマトグランプリ第1回戦『かみなりジャマト祭り』にて、ブーストマークⅡレイズバックル誕生の瞬間を目撃した。

その後夕日が沈む中、嘗て「エース」を名乗る4人のデザ神の願い「生まれ変わった俺がいつか、世界を守る覚悟を決めた時、それを実現する力」が書かれたデザイアカードを見て、「かつてのデザ神の願いが同時に叶うとはねぇ……」と意味深な反応を示していた。


  • 第27話「慟哭Ⅲ:たのしい戦国ゲーム♡」

ジャマトグランプリ第2回戦『戦国ゲーム』ではデザグラ側の大将として設定され、ヴィジョンドライバーの強奪を目指すジャマト達の標的にされるものの、それに臆さず実力行使に打って出ようとしていた。しかし、英寿が参戦しブーストフォームマークⅡで応戦した為に撃退に成功した。

その後、ジーンから英寿の正体について問われ、彼が自身の推測を語った際には否定せず、「概ね君の推測通りだ」と暗に認めた。


  • 第28話「慟哭IV:絆のレーザーブースト」

『戦国ゲーム』後半戦では、プレイヤー達と共に自ら戦地に赴き、生身で忍者ジャマト相手に見事な剣裁きを披露。これには景和も「俺達、必要なくない?」と呟いていた。


  • 第29話「慟哭Ⅴ:サプライズ!闘牛ゲーム♡」

過去の回想で登場し、光聖にスポンサーになるよう頼む代わりに「私が理想とする娘・祢音が生きている世界」の願いを叶えるのを了承していた。


  • 第30話「慟哭Ⅵ:手紙の中の王子様」

回想では光聖を唆して上記の願いにするように提案していた。

「闘牛ゲーム」第3回戦の成り行きをサマスと共に見守っていた。


  • 第31話「慟哭Ⅶ:天国と地獄ゲーム♡」

デザイア神殿のサロンで串カツを食しながら、ジャマトグランプリ最終戦の開催に対して、「ここで我々が勝てばこのゲームは終わる」と宣い、意気揚々としていた(その際に、一度食した串カツにタレを付けようとしたが、サマスから二度漬けを指摘された)。


  • 第32話「慟哭F:最後の審判」

「ヴィジョンドライバーを貸してほしい」と頼んできた英寿に対して「君にその権限は無い」と一蹴し、「ならば、バッファが持つヴィジョンドライバーを奪還して来い。それが取引だ」と返した。

その後、光聖からの再三の呼び出しに渋々応じ、彼に「ヴィジョンドライバー奪還後にこの世界から撤退する」と宣言。光聖からは「話が違う」と問い詰められるものの、逆に煽り倒ししらばっくれた。

その後、母親のミツメ=〈創世の女神〉と対面を果たした英寿の前に現れ、「ヴィジョンドライバーを差し出せ」と要求しながら自身の母親を利用した運営側の人間に敵意をむき出しにした英寿を危険視し、ゲイザーに変身して交戦。圧倒的なスペックでギーツを寄せ付けなかったが、それでも食らいつく英寿に辟易としていた。しかし、そこにバッファが参戦。漁夫の利とばかりに「ゾンビストライク」でギーツ共々穴に引きずり落とされ、消滅した。


慕情編編集

  • 第35話「慕情Ⅲ:姉の願い 弟の願い」

ギーツ共々バッファによって消滅してしまったニラムであったが、突如としてデザイア神殿にいるツムリの前に現れる。スエルの権限により復活したらしく、ツムリ、そして共に復活した晴家ウィンに、DGPの撤収の準備に取り掛かるよう命じた。


  • 第36話「慕情Ⅲ:かりそめの共闘」

ウィンに対して英寿の身辺調査を依頼しており、その対価として「記憶を残す」ように提案した。その後、ジーンの元へ赴き「グランドエンドが近い内に起こる」と伝え、ヴィジョンドライバー奪還の為にケケラとベロバへの交渉役になるよう依頼した。その際に条件としてミツメの件について聞かれ、「それはこちらも調査中だ」と返答した。

その後ニラムは光聖の元へ赴き、改めて「グランドエンド」を宣言した。

彼からは「結局お前ら未来人にとって我々の時代は使い捨てというわけか!」「次の時代に行って、新しいシーズンが開幕して、人の幸せと不幸を弄んで!」と詰め寄られるものの、長年デザグラの戦いを見てきた為、彼自身も「幸せ」について色々思うところがあるようで、彼に「幸せとは何か?」を問いかけた上で、ニラム自身の幸せ=食事を語った後に、*「きっと存在するはずです。あなたにとっての本当の幸せも……」と答えた。

冷徹なところもあるが、スポンサーの意向を最低限叶えようとしたり、上記の様に持論を交えつつ相手を諭す様な発言等、運営側の人間としては職務に忠実で誠実とも評価できる。


  • 第37話「慕情Ⅴ:純白の破壊」

前話にて自身が頼んだ依頼を完遂したジーンに「君に頼んで正解だったよ」と呟きながら、ニラムはヴィジョンドライバーを取ろうとしたが、一方を英寿に渡されたと知り「謀ったな、ジーン……」と怒りを露にした。その後〈創世の女神〉の元でスエルの話を聞き、彼が女神に願いを叶えるよう強要しようとしそれを女神が拒絶する様子を目撃した。

その後、スエルによるグランドエンド実行を見守っていたが、そこに英寿が登場。スエルの命令で時間稼ぎを任命され、ニラムはどこか不服な様子を見せながらも、ゲイザーに変身してギーツと交戦する。

尚、ニラムはこの際に英寿に対し「浮世家の人間として生きていれば苦しむこともなかった」「ミツメのことを諦める以外に、君に幸せになる術は無い」と、彼に同情しつつも現実を突きつけるかのような言葉を発していた。


最初は自身に食らいつく英寿/ギーツと互角の勝負だったが、崩壊しつつある創世の女神を見て彼が冷静さを欠いたところを突き、ドミニオンレイで圧倒、変身解除へと追い込んだ。

しかし、英寿が自身の手で新たなバックルを生成してブーストフォームマークⅢに変身

この予想外の事態に、ニラムは「有り得ない……こんなライダーが存在するはずがない」と動揺しながらドミニオンレイで応戦するものの、放った1つが空間ごと捻り潰されるように消滅していったのを目の当たりにし……


余談編集

名前の由来は「睨む」から来ている。

演じる北村氏は仮面ライダーシリーズ、ひいては特撮初出演。

妻である田野アサミ氏もニチアサにおいて『スマイルプリキュア』の日野あかね/キュアサニー(及びバッドエンドサニー)役で出演、また、仮面ライダーシリーズでも『仮面ライダードライブ』のスピンオフにアナウンサー役として顔出し出演している。

声優と結婚した俳優はいくつか存在する中で、後に自身も仮面ライダーゲイザーに変身した経緯から、プリキュアと仮面ライダーの夫婦が初めて実現した


第17話でラーメンを食すシーンは元はオフィスで撮影するつもりだったが、「『フッ軽プロデューサー』というイメージから屋台で嗜むことになった」と後書きで語られている(インタビュー等でも監督の遊び心で追加されたと語られている)。

第20話では南南東を向いて恵方巻きを食べていたつもりだが、実際の撮影の際の位置は北東である。

上述のラーメンを食べるシーンをきっかけに食事のシーンが増えているが、ニラム自身は食べ方やマナーには疎い と設定されている。実際、上述した恵方巻を食べるシーンでは食べながら普通に喋っている他、第31話では上述のように串カツの二度漬けを行おうとしている(この行為はソース容器が共用物であるのを理由に、関西圏ではタブーとされている)。


関連タグ編集

仮面ライダーギーツ デザイアグランプリ ︎︎DGP運営 プロデューサー 仮面ライダーゲイザー ︎︎リアリティ ノンフィクション

サマス


末路編集

  • 第38話「慕情F:九尾の白狐」

ブーストフォームマークⅢに変身したギーツの圧倒的な力を「空間を作り替える力」と察して驚愕しており、身の危険を感じてか〈創世の女神〉の元へ向かうギーツをそれ以上追わなかった。


その後、スエルが口にしていた「創世の女神の後継」について彼に問い質し、その結果ツムリが最初から〈創世の女神〉(ミツメ)のスペアとなるように生み出され扱われてきた存在である、元は人であるはずの〈創世の女神〉を道具程度としかスエルが認識していない等の真実を知ってしまう。

これらの事実、そしてウィンからの情報で浮かび上がるのは、今のDGP運営がミツメの愛を踏み躙る形で〈創世の女神〉を「虚像」に変えてデザイアグランプリを演出し、あまつさえ幾度でも「虚像」を生み出そうとしていると、自分が最も嫌う「フィクション」に塗れた実態

「リアリティ」を何よりも重視する彼は当然ながら深く憤り、「フィクションの上に成り立つデザイアグランプリに価値があるとは思えない」と激しく抗議するも、スエルの腹心であったサマスに腹部を撃たれた上にヴィジョンドライバーを奪われ、サマスからは「所詮エンターテインメント等虚構そのもの」と自身の信念を否定された上、スエルからは「信念に情熱を持ちすぎるとは、らしくない……」と一蹴されてしまった。


その後、瀕死の状態ながらも、ミツメとの邂逅を果たして新たな決意を決めた英寿の近くに現れ……


「長年この世界を見てきたが、君のような男は初めてだった……」


「浮世英寿……最後まで見届けたかったよ……悠久の時を超えた君のリアルを……」


悠久の



そうして賛辞とも未練とも取れる言葉を残して消滅した。


直後、誰かの気配を察して振り返った英寿。

だが、そこにはもう彼の姿はなかった……



その末路は、己の信念の為に動きながらもそれを良しとしない運営に見限られる形で消されると、皮肉にもかつて自身が切り捨てたギロリとよく似たものであった。

ただし、信念を貫こうとするも運営としての職務を逸脱・暴走の末に滅んだギロリと異なり、彼の場合は自分の信念を貫きつつも運営としての職務を、あくまで公平且つ忠実に全うする形で最期を迎えている。共に「この世界の影響を受けた」と他者に評された退場ではあったが、その本質は(視聴者からの評価も含め)かなり対照的なものだったろう……(ただし、ギロリは最終盤にて再登場し、こちらもスエルに対し信念を真っ向からぶつける、英寿と協力する等の貢献から評価を上げている)。




真の余談編集

  • 尚、第38話を以てニラム役の北村氏がオールアップとなった。上記の評価もあり、視聴者の中には退場を惜しむ声も多く存在している。そして……



























『ファイナルステージ』編集

本作においてはほぼ登場していないが、一応既に死亡していた経緯が道長ら他の仮面ライダー達にも知られていたと明かされている(道長には単に「ゲイザー」、祢音には「二ラムさん」と呼ばれていた)。


しかし、その力の結晶はまだ現世に留まっていたらしく、DGP運営が英寿に敗北した際のゴタゴタに紛れて行方不明となっていたヴィジョンドライバーとニラムの力を使い、とある存在の暗躍に利用される。


ジャマト・アウェイキング編集

「最早……人類滅亡は避けられないリアルか……!」


「人類の未来はかかっている……!」


「世界を変えられるか? ギーツ……」


本作では、1000年後の未来でゴッドジャマトのサイバー空間内への強襲に対し、上述の一番上の台詞を呟き、それを阻止すべくエースを現代へ送り込んだ。


しかし、自身はゴッドジャマトの攻撃でデザインの維持が困難となり、ベロバにヴィジョンドライバーを託して消滅。

その後、景和達現代人へのゴッドジャマトによる人類滅亡」の未来からの回避を託す旨を話したビデオが、ベロバ経由で届けられた。


最終的にライダーたちの働きもあり、ゴッドジャマトの覚醒は阻止され最悪の未来が回避された為、ニラムの消滅もなかった扱いになったと思われる(『4人のエースと黒狐』『Who_is_メロ?』によれば、タイムパラドックスが起きる可能性自体は存在している為、過去改変の結果未来が変わるというのがギーツの設定と思われる)。


尚、そもそもなぜ本編で消滅した彼が未来で健在だったのか? は、本人の口から語られたベロバと異なり説明がなかったのだが……?


ギーツエクストラ編集

主人公として登場。38話で体を失った後未来に戻り(恐らく、新しく立ち上げるデザグラの下準備の為にジーンとキューンによって)体のリデザインは完了したがまだ記憶の修復が完璧ではなかったため、自分がプロデューサーであった過去を思い出せずにおり、ジーンと共に記憶を掘り進めていく形で物語が始まる。


プロデューサーに就任して最初にプロデュースするデザイアグランプリの会場戦国時代を剪定し、ジーンが選んだ剣豪に相応しいライダーコアIDを選んだ。


そして、デザグラ神殿にて当時のナビゲーターであるミイルと出会い、2人で実際の戦国時代の空気を味わうと彼女より串団子を貰い食べると、初めて食べた団子の味や未来世界では味わえなかったリアルを感じ感動を覚えていた。


そして、先輩プロデューサーであるネメルと出会う。自身がプロデュースするデザグラの開催目前に迫った日、ミイルがライダーのリクルートに向かった日に長年彼女が見守ってきたその時代のライダー達に馳せる想いを聞き考え浸っていた。


その直後、サマスからミイルが戻ってない報告を聞くとスエルから「ネメルが背任行為を行えば処分をしても良い」との指示を受け、ミイルの元に向かうとそこにはルークジャマトに羽交い締めにされてるミイルと、それを傍観するネメルがいた。


まだ現代の時空における身体に慣れていなかった為にネメルに大苦戦を強いられるが、リアルを求める自分の信念を懸けてゲイザーに変身。仮面ライダーゲイザーゼロに変身したネメルと対決する。


TV本編でのどこか優雅さを感じる戦い方とは正反対の泥臭い戦いを見せるも、実力差から防戦一方となり、自身の目の前でミイルがルークジャマトに食い殺される場面を目の当たりにする。ミイルの死に打ちのめされかけた彼を救ったのは、自分がプレイヤーとして推薦した推しの剣豪をネメルに斬殺され憤慨し加勢に入ったジーンであった。


その後にミイルを捕食したルークジャマトを自身の手で倒したニラムは、ジーンと2人でゲイザーゼロを相手取り、最後はジーンとのダブルライダーキックでゲイザーゼロを倒した。


その後〈創世の女神〉の力でツムリを生み出し自分の求めるリアルと、ミイルの願いである仮面ライダーの願いを見守ることを説き、1人のプロデューサーとしてデザイアグランプリを引っ張っていくに至った。


これまでの自分の行動を思い出し記憶のリデザインを完了したところへ、ミイルの創世の力を受け継いだ存在であるゴッドジャマトがメタバース空間に突如襲来。ジーンを始めとする多数の未来人達が被害を受け世界が大混乱に陥る中、この時代の神となっていたエースも駆けつける。


そしてこの戦いは、やがて『ジャマト・アウェイキング』へと繋がっていくこととなる…。

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