概要
仮面ライダーゲイザーの特殊装備&能力。同じく「ゲイザー」の名を冠する仮面ライダーゲイザーゼロや仮面ライダージャマトゲイザーにも搭載されている。
『仮面ライダーアウトサイダーズ』に登場する仮面ライダージーンゲイザーにも似た装置もある。
主な能力
仮面ライダーグレア・グレア2におけるヒュプノレイと同じ位置、同じ形状だが、カラーリングはゲイザー本体と同じものになっている。
4機1組でバリアのようなエネルギー障壁を作り出す(なお後に、各ドミニオンレイを拡張する事で1機のみでも小規模なバリア展開なら可能である事が判明)。このバリア、23話での初登場以来、下記の38話でギーツⅨが粉砕するまで一度も破損していなかったという、恐るべき強度を誇る(破砕にスエルが驚愕していたのを見るに、そもそも普通は絶対破壊不能にデザインした強度だったと思われる)。
本体の強度も相応に高く、グレア2のヒュノプレイがギーツ・マグナムブーストフォームに全機撃墜されたのに対しこちらはブーストフォームマークⅢ登場まで一切破損がなかった。
第23話では創世の女神を狙うベロバを拘束する為に使用しようとするも、逃走を許してしまう。
第32話ではブーストフォームマークⅡやレーザーブーストフォームの高速移動にも対応している。しかしバリアの多重展開による手数の低下という戦法を採られたことで、マークⅡのギーツには一発見舞われてしまった。
また、4機で展開したバリアを足場にしてレーザーブーストの重力操作による空中戦にも対応した。
第37話ではグレアがヒュプノレイで行っていた光線による射撃をドミニオンレイによって初めて使用。ギーツを追い詰め変身解除まで追い込んだが、新たな姿に変身したギーツによって1機が捻じ曲げられるように破壊され、消滅した(直後に撤退)。
第38話においてスエルが変身した際には、5機全てをエネルギー弾のようにまとめてぶつけたり、電撃をロープのようにして5機を繋げムチのように振り回したり、各ドミニオンレイを拡張して5重のバリアを展開したりと、ニラム以上に多彩な運用方法を用いていた。創始者としてシステムをニラム以上に熟知していたためと思われるが、ギーツⅨが使用したギーツバスターQB9の「ブーストタクティカルビクトリー」により5機丸ごと貫かれて破壊された(バリアは残存)。スエルゲイザーの場合、リミッターを解除した状態だったためにドミニオンレイも相応に性能が上がっているものと思われるが、それでも破壊されたのはギーツⅨの強力さがよくわかる事例である。
機能上はグレアやグレア2の時のような洗脳も可能だが、ゲイザーだけは1度も用いていない。