『LEGEND KAMEN RISER』
概要
仮面ライダーレジェンドの銃型武器兼強化アイテム。
レジェンドライバーに装填することで強化形態である仮面ライダーレジェンダリーレジェンドへの変身が可能となる。
現在はレジェンダリーレジェンドへの変身とレジェンドライダー達の最強フォームへのケミーライドのみ判明しているが、その機能の全貌は不明。
カッシーンやダイマジーン、さらにはコピー品とはいえキバットバットⅡ世やエターナルメモリ/ロストドライバー、アークドライバー/アークワンプログライズキー、ヴィジョンドライバーといった強力な戦力を持つハンドレッドをして「超兵器」と称して執拗にこれを追っているが…?
外見・機能
グリップを開けば横倒しのレジェンドの顔が描かれた銃、閉じればそのままレジェンドの顔面となる主張の激しい見た目をしている。
複眼部分「ツイントリックスター」は普段はマゼンタ色に輝いているが、エネルギーを大出力で放出する際には創造物の性質により様々な色彩に発光する。
2連装の銃口部分「ツインカメンライザーマズル」はエネルギー弾をはじめとしたあらゆる創造物を現出する他、次元を超えて移動できるロケットとしても機能しており、レジェンドの座標をリンクして創り出す「オーロラポインター」と合わせることにより単独で時空を自在に飛び回り、いつでもカグヤ/レジェンドの手元へ帰還可能。
ディエンドライバーよろしく、額の部分にあるスロット「ライドリーダー」にレジェンドライダーケミーカードまたはライドケミーカードを装填することで必殺技を発動できる。
その正体はオーロラカーテンシステムの中枢を担うコアユニットその物であり、システムの端末であるレジェンドライバーと直結する事で、前述したレジェンダリーレジェンドへ強化変身させる。
スロットにレジェンダリーレジェンドのレジェンドライドケミーカードを装填してトリガーを引き、待機状態に移行した後、無数のカードに包まれながら、グリップを閉じてレジェンドライバーのバックルと換装することで変身できる。
更にレジェンダリーレジェンドの変身中、スロットのカードを他のレジェンドライダーのものへ交換することで、各々の最強フォームにファイナルケミーライドできる凄まじい性能を誇る。
もちろん変身後は取り外して銃としても使用可能で、上記の必殺技も放つ事ができる。
また「ライザー」の名を冠している故かケミーライザーに相当する機能も搭載されているようで、劇中ではホッパー1をゴージャスに呼び出していたり、戦いの後に宝太郎のケミーライザーと通信して連絡先を交換していた。オーロラカーテンシステムを利用して通信できるのだろうか。
劇中では
『仮面ライダーガッチャード』第32話にて登場。かねてより開発が進められていたようで、バトラーが最終調整を完了させる。しかし直後にこれを狙ったハンドレッドの急襲を受けるが、レジェンドカメンライザーはハンドレッドが用いたオーロラカーテンに自ら飛び込み、そのまま姿を消した。
その後一ノ瀬宝太郎達のいる世界に現れたハンドレッドのサイゲツ・ミメイ・タソガレによればガッチャード世界に存在するらしく、ガッチャード世界が危機にさらされる原因となってしまっている。
その後、ガッチャード世界に来訪したカグヤの声に応える形で彼の元に出現。その際に、軌道上に居た仮面ライダーダークキバを吹っ飛ばしており、設定上世界を滅亡させる力を持つとされる「キングスワールドエンド」の発動を未遂に終わらせるという超ファインプレーを成し遂げている。そのまま、レジェンダリーレジェンドへの変身に使用された。
映画では変身には使用されなかったもののバトラーとの連絡に使用していた。
最終話でも変身には使用されず宝太郎との連絡に使用していた。
玩具
2024年4月27月にDX版が発売。
レジェンダリーレジェンドのカードが付属しており、劇中同様の遊び方を楽しめる。
変身音はフル仕様で流れる上、本家の変身音の後にはゴージャスな音が流れるようになっている。また、最強フォームのカードは通常フォーム(またはサブライダー)のカードとバーコードが共通であるため、最強フォームのカードを持っていなくても音声を楽しめる。
さらに『ギーツ』の主要4ライダーは個別音声があるため、レイズバックルがプレバン限定だったブジンソードとファンタジーフォームの音声を聞くことができる。
ディケイドライバーとは違い、必殺技で3回連続で呼称する部分はライダー名ではなく、フォームの最初の部分に変更されている。このあたりはディケイドのファイナルアタックライドとは真逆である(ブレイド キングフォームの場合→「レジェンドファイナルアタックライド!ブレイド!キキキキングフォーム!」)。
余談
- モチーフは言わずもがなケータッチであろうが、こちらはよりライダーの顔のデザインが強調されている。
- もう一丁のレジェンドの銃型武器であるレジェンドライドマグナムと合わせてレジェンドはバイクと仮面の2つの意匠を持った武器を持つことになる。
- 第32話ラストにてレジェンドに召喚される直前まで瓦礫の破片と共に置かれていたが、ファンからは『ディケイド』第1話にて光夏海がディケイドライバーを見つけるシーンを彷彿とさせるという声が上がっていたものの意識された演出かは不明。
- 『ガッチャードVSレジェンド』ではオーロラカーテンシステムの故障が原因で宝太郎達は強制的に別れることになってしまったが、レジェンドカメンライザーが未完成だった故にシステムが破損したかライザーが完成するまでの代替のシステムが耐えきれなかったことが原因と考えられる。
関連タグ
フィーバースロットレイズバックル/プロージョンレイジバックル←レジェンドカメンライザー