概要
『仮面ライダーガッチャードVS仮面ライダーレジェンド』の登場人物。
鳳桜・カグヤ・クォーツを「マイ・ロード」と呼び、彼に仕える執事。
何やらガッチャードの世界に存在する加治木涼とそっくりであり、アイザックの分析によると97%一致しているらしい。
そのため、一ノ瀬珠美からは「コスプレをした加治木くん」と認識されていた。
人物像
誰にも分け隔てなく物腰柔らかく接し、常に敬語を崩さない。
一方で、カグヤが仮面ライダーレジェンドに変身するのに合わせてか、バトラーもレジェンドライダーも知り尽くしており、レジェンドやガッチャードがレジェンドライダーの力を使用すると、それに合わせ使用されているライダーについて(視聴者に向けて)端的に説明する。因みに説明はしっかりと原典の作中設定に合わせている(鎧武を仮面ライダーではなくアーマードライダーと呼んだり等)。
この際、ややハイテンションな早口気味になったり身振り手振りを交えもするが、彼のようにライダーオタクなのではなく、あくまで説明の一観だと思われる。
2号ライダーであるカイザが召喚されてもしっかり解説する辺り、サブライダーも知識にあるようだが、3号以降のサブライダーやダークライダー及びネガライダー、擬似ライダーまで知識内の範疇かは不明(少なくとも本編だとダークキバのキングスワールドエンドを知ってるあたりレジェンドライダーケミーカードになっているライダーは記憶・把握していると思われる)。立ち位置的にある意味彼に近いか。
TV本編の動向
TV本編第32話の冒頭にて登場。
カグヤの指示を受けてかあるガジェットを制作していたが、完成直後にハンドレッドの襲撃を受けてしまう。
だがそのガジェットが自発的にオーロラカーテンに逃げ込み(?)ガッチャードの世界へ転移、ハンドレッドは一斉にその後を追って姿を消した為バトラーはすんでの所で事なきを得た。
続く第33話ではガッチャードの世界に飛び宝太郎と再会。ハンドレッドの魔の手が迫っている事態を伝えたが、宝太郎にはやはり記憶は残っておらず初対面の対応をされた。
その後錬金アカデミーへ向かい、メンバーと対面。上述の通りアイザックの分析で顔つきの驚異的な一致率(=97%)と分析され、ミナトからも一瞬「加治木」と呼ばれかけた。
その後はハンドレッドがシステムを模倣し、変身したダークライダートリオにいちのせ連合のライダー達が対峙する中、ミナト達と一緒に一般人を避難させエターナルの攻撃に巻き込まれそうになった少女を保護している。
すると騒動を聞きつけて出てきた加治木が登場。遂に両者ご対面を果たした(尚、当の加治木は当初はバトラーをドッペルゲンガーと思っており、近くにいた市民達も顔つきがあまりにもそっくりだったため軽くどよめいていた)。
そのまま加治木と共にガッチャードの戦いを見届け、カグヤが合流するとスピンオフ同様に喧伝。レジェンダリーレジェンド誕生の瞬間では感嘆の声を漏らしていた。
第34話では、宝太郎が『ガッチャードVSレジェンド』での記憶を失った要因がオーロラカーテンシステムのオーバーヒートによるものだと突き止め、記憶保存型バイザーを彼に装着させて思い出させていた。
その後、レジェンドとガッチャードがカッシーンと交戦している様子を物陰から目撃しており、不機嫌になったカグヤへの接し方に苦慮していた宝太郎にカグヤの過去や彼の内に秘めた寂しさを教えた。
第35話では、キッチンいちのせを訪れ、宝太郎が発案したカグヤへの歓迎会の準備を九堂りんねや銀杏蓮華とともに行っていた。その際に、宝太郎の母・一ノ瀬珠美からは加治木と勘違いされたため、バトラーであることを名乗り誤解を解こうとするが、余計に事態をややこしくさせたくないりんねから睨まれ、終始ChooChooTRAIN方式で遮られていた。
その後、アークワンマルガムから撤退したカグヤの様子を見て説得を試みようとしたが拒絶されてしまい、ショックを受けていた。
事態の終息後は宝太郎達に感謝の言葉を伝え、元の世界へと帰還した。その最中、カグヤとともに暁のガッチャードを目撃しており…。
劇場版での活躍
本人は未登場だが、どうやらデイブレイク世界の情報収集を担当していたらしく、カグヤを通じて現代に残ったスパナやミナト達に逐一状況報告をしていた。
余談
- 「butler(バトラー)」とはずばり「執事」である。セバスチャンではないだけマシか……。
- 劇中の「イェス、マイ・ロード」の応答から『Over"Quartzer"』の終盤の歌詞の一節を連想したファンもいた模様。
関連タグ
仮面ライダーガッチャードVS仮面ライダーレジェンド 鳳桜・カグヤ・クォーツ
テレアサ関連
ジェントル(キョウリュウジャー):約10年前のスーパー戦隊の執事。
セバスチャン(キングオージャー):30分後の執事。こっちもまんま名前の由来が執事である。