概要
父親は鯖江市でカネボウの工場に勤務。安定したサラリーマン人生に反発し、父とは違う道を歩みたいと考えた。
福井県立武生高等学校、青山学院大学経営学部を卒業し人材派遣会社に就職。
1998年に友人たち(現在は退社)とIT企業「株式会社サイバーエージェント」を設立。2年後には東証マザーズ史上最年少で上場(当時)を果たす。
2014年9月5日、東証はマザーズに上場中のサイバーエージェントを市場第1部に変更。
2020年末(47歳)の時点で日本第40位の富豪、総資産17億万ドル(約176億円)となっている。
馬主として
2021年7月、JRAの馬主登録が認可され、馬主としての活動も開始した。勝負服の柄は「海老、袖白二本輪」。
そして、2021年の千葉サラブレッドセールにて、ディープインパクト産駒「プレミアステップスの2019」を5億1,711万円(税込み)で落札。「ドーブネ」という名前を付け、現在は栗東トレセンの武幸四郎厩舎で調教中である。
その後も、日本最大級のセリ市「セレクトセール2021」で、ハーツクライやキズナの産駒など計18頭を23億6700万円で落札している。
所有馬の初デビューは、2021年8月14日。デュガ(父:Practical Joke、母:Untraveled。米国産)が小倉9R「フェニックス賞」(プレオープン)にてデビュー。ナムラクレアの3着だった。
2021年9月4日、ドーブネが札幌競馬場の新馬戦を勝利し、馬主としての初勝利を挙げた。
2022年4月9日のニュージーランドトロフィー(GⅡ)でジャングロが勝利し、馬主としての重賞初勝利を挙げた。
2023年12月13日の全日本2歳優駿(L(JpnⅠ))でフォーエバーヤングが勝利し、馬主としてのGⅠ級初勝利を挙げた。なお、フォーエバーヤングはウマ娘にもなっている2004年の秋古馬三冠馬ゼンノロブロイの姪孫(半姉の孫)に当たる。
今のところ冠名はないが、デュガ、ジャングロ、ドーブネなど、ワインの銘柄を元にした馬名をつけることが多い。
ちなみに、サイバーエージェントの子会社には、競馬を題材とした「ウマ娘プリティーダービー」を運営する「Cygames」があり、馬主参入を機にトレーナーたちからは「いずれハッピーミークという名前の馬が実際の競馬に登場するのではないか?」という声や「このまま競馬界でコネを作っていけば、当初は無理だった社台グループの馬をウマ娘にできるのではないか?」という声も上がっている。そしてそれは本当に実現した。
雀士として
2014年12月、麻雀最強戦に出場し並み居るプロ雀士を抑え優勝。最強位となる。
2016年、AbemaTVにおいてRTDリーグを開催。麻雀プロ団体の垣根を越えて招集したトッププロと長期のリーグ戦を行い、第一回の準優勝を飾った。
2018年7月、競技麻雀のプロリーグMリーグを運営する一般社団法人Mリーグ機構を設立し、初代代表理事(チェアマン)に就任。
また同リーグに参戦する「渋谷ABEMAS」の監督も務めていた(22-23シーズンまで、退任理由はチェアマン業を優先するため)。
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外部リンク
公式ブログ「渋谷ではたらく社長のアメブロ」