概要
岩手県競馬組合が水沢競馬場ダート1600mで施行する地方競馬の重賞競走(M2)である。
サラブレッド系4歳(現3歳)馬が5歳(現4歳)以上の古馬に挑戦できるダート2000mの重賞競走として、1993年に岩手県競馬組合設立30周年を記念して「サンケイスポーツ杯 青藍賞」の名称で創立。1996年からは施行場を盛岡競馬場に変更されたが、1998年からは施行場を水沢競馬場に戻す。
2000年からは施行距離を現在のダート1600mに変更、更に東北交流競走として施行、上山所属、新潟所属の競走馬が出走可能になり、かつマイルチャンピオンシップ南部杯のトライアル競走に指定され、優勝馬にマイルチャンピオンシップ南部杯への優先出走権が与えられる様になり、あわせて2008年からJBCスプリント、JBCクラシックのいずれかの競走の出走馬選定の対象馬として選出される。
2002年では東日本・九州地区交流競走として施行され、2003年から2010年までは地方競馬の全国交流競走として施行された(但し、2007年は馬インフルエンザ発生の影響で、岩手所属馬のみで施行)。
2016年に岩手競馬で重賞格付け制度が開始され、M2に格付けされた。
競走条件
出走条件
サラブレッド系3歳以上。岩手所属。
トライアルのすずらん賞で上位3着までに入った馬に優先出走権がある。
負担重量
定量、3歳55kg、4歳以上57kg、牝馬2kg減
優先出走権付与
優勝馬にマイルチャンピオンシップ南部杯の優先出走権が付与される。