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基本データ編集

コース東京競馬場・芝1,600m
条件3歳以上
重量グレード別定
備考1着馬にマイルチャンピオンシップ優先出走権付与

概要編集

1998年にGⅢ重賞競走として設定され、この年より開催回も表記化される。

当初は11月下旬開催の芝1,400mの短距離コースであったが、2000年に10月下旬開催で1,600mのマイルコースに変更。

2014年より本レースの優勝馬にマイルチャンピオンシップ(GⅠ)の優先出走権が付与。

さらに2020年にはこれまでのレースレーティング(国際基準に基づいた出走競走馬の能力値の指標)で高評価を受けるなどしてGⅡに格上げされている。


レース名の由来は言わずと知れた我が国の最高峰である富士山

余談であるが、東京競馬場では基本的に天候が良ければ西南方向に丹沢山地を挟んだかたちで富士山を仰ぎ見る事ができ、最寄駅からの専用高架通路や2007年に完成したメインスタンドに「フジビュー」の入った愛称が付けられている。

またJRAマスコットキャラクターである2代目ターフィーのご当地衣装の絵柄や、当競馬場でのテレビ中継の画面などにもシンボルマークとしても用いられている。


本レースの前身は1981年創設されたジャパンカップに出走する招待馬とその帯同馬、代表候補の地方競馬の所属馬に向けて、同年に新設定された国際招待競走(オープン戦)である。

出走条件は4歳(現3歳)以上の馬とし、当初は11月上旬開催の東京競馬場芝1,800mのコースであった。

1984年に新名称として「富士ステークス」に再設定。

1997年には11月下旬に開催する芝1,400mの通常の国際競走に変更されるが、当時12月中旬開催であったスプリンターズステークス(GⅠ)の前哨戦として位置づけられた事から、翌1998年に重賞昇格となった。


オープン競走時代も含めた主な優勝馬編集

トリプティク(通称「鉄の女」)

シンコウラブリイ

サクラチトセオー

シンコウキング

フジヤマケンザン

エアジハード

アドマイヤマックス

エイシンアポロン

ダノンシャーク

ダノンプラチナ

ノームコア

ソングライン


後にGⅠを勝利した優勝馬も多く、出世レースとしての評価も多い模様。


関連項目編集

JRA 重賞 GⅡ 競馬 東京競馬場

ジャパンカップ マイルチャンピオンシップ

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