概要
女神イリアスが聖魔大戦に勝利した並行世界における天界の最高戦力「七大天使」の一人にして、天界の獄長。
常に巨大な鎌を携え、その力は聖よりも闇に通じる。
また冥界の炎を自在に操り、死を司る力を持っているという。
イリアス直々に創造された天使だが、なぜこのような力を持っているのか不明。
また滅びても復活すると噂されており、謎が多い天使である。
その戦闘能力も高く、性格は極めて冷酷。
口数は少なく、獄長としての任を粛々と執行する。
天界では、イリアスよりゴルド地域の統治を任されている。
グランゴルドは牢獄都市であり、天界中から罪人が送られてくる。
それを管理し、刑罰を執行することこそサリエラの使命であるという。
ゆえに額に備わった第三の目での監視能力や、数々の機能を持っている。
牢獄都市グランゴルドに送られた者は、もはや解放されることはない。
そして聖魔大戦以来、グランゴルドから脱獄できた者は存在しないという。
人物像
罪人への執行者としての立場や、整った顔立ちだが基本的に無表情な強面なため恐れられている。
が実際の人柄は罪人にこそ容赦はないが職務に真面目なだけで、七大天使の中では幼いメタトローネ・サンダルフォーネ姉妹のことも気にかけたりと非常に仲間思い。
ウリエラからは「内には熱い魂を持っている」と評されているが、サリエラ本人はその評価を恥ずかしく思っている。
敵対する「天界の破壊者」ルートでも、選択肢によっては「作戦のはずだったのにルカの醜態に呆れた仲間がルカを見捨てる(ように見える)」という展開になった際に「仲間に見捨てられるとは同情するぞ…」と捕らえつつも慰めの言葉をかけている。
美食家でもあり食事には拘りを持ち、その中でも「古代寿司」というヤマタイの料理が大好物。
イベントで「サリエラの笑顔を見たい」とロリアスがプレゼントした際にも喜んでおり、礼として笑顔を作っている(なお表情筋を酷使したため血を吐いてしまった)。
クリア後限定で見ることが出来る会話では、ポケット魔王城の食堂で売り切れたことにショックを受けている姿も見られる。
美食家としてはプライドがあるため、雑食のくせに美食家を自称する蛭蟲に対しては「お前は断じて美食家ではない…」と否定している。