概要
天界が聖魔大戦に勝利した並行世界における女神イリアスの最高戦力「七大天使」の一人で、核融合炉を体内に持つ双子天使の妹。
専用武器である火砲は、如何なる敵をも消滅させる。
更に、姉であるメタトローネと二人で放つ合体技「アトミックヘブン」はミカエラの「天軍の剣」とルシフィナの「明けの明星」と互角の威力を持つ上に連発も可能。
しかし、高出力での稼働を続ければ核融合炉がオーバーヒートしてしまうため冷却期間を必要とする。
天界では姉と共にレミナ研究所の管理を任されている。
性格は無感情かつ冷酷で、メタトローネ以外の人物に心を許さない。
しかし、本来は控えめかつ臆病であり、泣き虫。
友達が欲しいようだが、表向きの性格のせいで少ないようだ。
また、自身が造られたものゆえに実験体には優しく、イリアスに捨てられそうになっていたレプリカント達を助けている。
お子様ランチが大好物であり、調理されているものならだいたい食べる。
ただし、しあわせミルクに関しては「興味はあるけど……ダメ」と断られてしまう。
劇中の活躍(ネタバレ注意!!)
「魔界の審判」編
メタトローネと共にグランドノアやヤマタイに待機しており、話しかけることで徐々に仲良くなることが出来る。
最終的にルカと友達となるが…邪神アリスフィーズとの最終決戦でガブリエラの裏切りにより捕食されてしまった……。
「天界の破壊者」編
レミナ研究所でメタトローネと共に天界が勝利した並行世界におけるルカの脳を管理していた。
最終決戦では邪神城を破壊すべく別働隊として出撃。
蛭蟲と禍撫相手に戦うが…天界世界のイリアス(以下、天界イリアス)によって、姉であるメタトローネが核爆発させられてしまう。
結果、禍撫を消滅させられたものの、最愛の姉を殺されたサンダルフォーネが黙っているはずがなく……
【警告】以下、ネタバレ注意!!
ヌルコを取り込んだことで混沌の力を発現させた天界イリアスだが、アリスの犠牲によって世界の破壊者「ワールドブレイカー」に覚醒したルカに敗れる。
しかし、この時点ではまだ息がありルカと魔界への逆襲を誓って意地汚く生き残ろうとしていた。
だが……天界イリアスのもとに現れたサンダルフォーネは、彼女に対して火砲の銃口を向ける。
「お前は……メタトローネちゃんを殺した……」
姉を無惨な形で使い捨てられた復讐を果たそうとするサンダルフォーネに天界イリアスは醜く命乞いをする。
天界イリアス「姉ですか?なら新しいのを作ってあげましょう!」
「そうですね、今度は妹などどうですか!?お望みならば、三姉妹でも四姉妹でも――」
だが、メタトローネの存在を侮辱した天界イリアスの戯言をサンダルフォーネが許せるはずが無く――
叫びと共に、火砲から聖エネルギーを解き放つ。
瀕死の天界イリアスにそれを防げる術は無かった。
天界イリアス「こんな……あ、あぁぁぁぁぁぁ――!!」
天界イリアスは、ルカや邪神アリスフィーズではなく元部下の手で断罪されるという自業自得の末路を迎えた。
そして、ワールドブレイカーによって天界世界が破壊されようとした直前、
「メタトローネちゃん……」
サンダルフォーネが最期に口にしたのは、愛する姉の名前だった……。
サブイリアスは裏切り者や二心を抱いている部下もいるが基本的には敬われており、「お前」とまで言い放った部下は彼女だけである。
「混沌を晴らす者」編
機械である事を利用されシンギュラリティに操られた状態で登場する。
月面基地へ向かうルカ達に襲いかかってくるが、倒すことで洗脳解除され一時的に加入してくれる。
設定上は半人前だが、ゲーム内の強さは普通に他の七大天使らと遜色ないレベルであり、それが2人も付いてくるのでお得。固有アビリティで互いを強化するのもあって非常に強い。
対シンギュラリティ用の戦力にもなるが、四大国ツアーに連れ回すのもいいだろう。
破壊者ルートのこともあって天界イリアスの復活には当初は苦い顔をしており、「復活したらまた吹っ飛ばしてやる」と口にしている。
力を取り戻した正史イリアス(プレイヤーサイドは絵師の違いで見分けがつくが劇中では同一人物なので当然瓜二つ)にも銃口を向けるほどの憎悪を抱いている。こちらは「おともだち」のイリアスと認識した後は改めてはいる。
しかしクリア後にも天界イリアスを見かけると、無言で常に銃口を向けているほど。なんならすでに一度発砲しているらしい。
また、魔界の審判ルートでガブリエラに裏切られた時の記憶は持ってないらしく、ガブリエラに対してはその行動から辛辣に接するが、天界イリアスのように銃口を向けるということはしていない。
姉も同様に自分を殺した天界イリアスよりも妹を殺したガブリエラの方に怒りと憎悪を向けている。互いを大切に思っているが故だろう。
クリア後は「おともだち」の方のイリアスの助言もあって友達を増やそうと努力しており、カオスとも友達になってルカも喜ばせている。
ゲーム上の戦闘力
七大天使と六祖は終盤まで装備・秘石変更不可(職業ヤジ種族は変更可能)という縛りこそあるが、初期装備の時点で最強装備であることと秘石も能力に合わせてバランスよく設定されているため、ゲーム終盤の時点でもそのままで即戦力となる。
この中でもメタトローネ・サンダルフォーネの2人は「七大天使はクリア前までは1人しか連れて行けない」という縛りを無視して2人セットで連れ回せる。
「半人前で2人で一人前」というシナリオ上の扱いとは異なり、ゲーム上は互いに他の七大天使や六祖にも劣らない。
さらには「メタトローネ(サンダルフォーネ)と同パーティの場合ステータスアップ」という固有アビリティがあるので実際は非常に強い。
さらに2人とも弓と銃使いなので、共に器用さ特化させるだけで火力が上昇するわかりやすさもポイント。
SP管理が最大の課題なので、それを補強するように鍛えれば最後まで活躍する。
終盤に装備・秘石変更不可になった後は火力特化のためにHP関係の秘石を外して属性ブースト・器用さ・銃技強化の秘石や、盾を外して銃の二刀流にするといい。
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関連・類似人物
名前の元ネタとなった天使。
「人知を超えた存在」「双子」「妹」「性格が似ている」という共通点を持つ。
更に、彼女が戦闘時に顕現させる天使の名は、「ラファエル」。