第65回宝塚記念
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あめをみかたにぶろーざほーん
折からの雨が栄光と挫折を分けていく。サマーグランプリに新たな主役誕生。
番 | 馬 | 性齢 | 騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|---|
1 | シュトルーヴェ | セ5 | D.レーン(AUS) | 堀宣行(美浦) |
2 | ジャスティンパレス | 牡5 | C.ルメール(栗東) | 杉山晴紀(栗東) |
3 | ベラジオオペラ | 牡4 | 横山和生(美浦) | 上村洋行(栗東) |
4 | ドウデュース | 牡5 | 武豊(栗東) | 友道康夫(栗東) |
5 | ディープボンド | 牡7 | 幸英明(栗東) | 大久保龍志(栗東) |
6 | ヒートオンビート | 牡7 | 坂井瑠星(栗東) | 友道康夫(栗東) |
7 | プラダリア | 牡5 | 池添謙一(栗東) | 池添学(栗東) |
8 | カラテ | 牡8 | 岩田望来(栗東) | 音無秀孝(栗東) |
9 | ソールオリエンス | 牡4 | 横山武史(美浦) | 手塚貴久(美浦) |
10 | ローシャムパーク | 牡5 | 戸崎圭太(美浦) | 田中博康(美浦) |
11 | ヤマニンサンパ | 牡6 | 団野大成(栗東) | 斉藤崇史(栗東) |
12 | ブローザホーン | 牡5 | 菅原明良(美浦) | 吉岡辰弥(栗東) |
13 | ルージュエヴァイユ | 牝5 | 川田将雅(栗東) | 黒岩陽一(美浦) |
人気 | 馬 | オッズ |
---|---|---|
1 | ドウデュース | 2.3 |
2 | ジャスティンパレス | 3.8 |
3 | ブローザホーン | 7.4 |
4 | ローシャムパーク | 10.8 |
5 | ベラジオオペラ | 12.1 |
悪天候予想だったため、直前でブローザホーンの人気が上がっている。
着順 | 馬 | タイム/着差 |
---|---|---|
1 | ブローザホーン | 2:12:0 |
2 | ソールオリエンス | 2 |
3 | ベラジオオペラ | クビ |
4 | プラダリア | クビ |
5 | ローシャムパーク | 3 |
スタート直後から雨脚が強くなる中1角で大外枠のルージュエヴァイユが先頭。ドウデュースは最後方から。直線は外埒沿いでの追い比べとなり、ブローザホーンが突き抜けた。1番人気ドウデュースと2番人気ジャスティンパレスは重馬場が合わなかったのか伸びあぐねそれぞれ6着と10着に惨敗。
- 菅原騎手・吉岡調教師は共にGⅠ初勝利。ブローザホーン自身は重賞2勝目で初のGⅠタイトル。日経新春杯時は美浦の中野栄治厩舎に所属していたため、中野師の定年引退に伴う転厩後初勝利となった。また菅原騎手は初の21世紀生まれのGⅠジョッキーとなった。
- 1月のフェブラリーSから本レースまでの上半期GⅠ全て異なる騎手が勝利。JRA史上初のことであった。
- オーナーの岡田牧雄氏は14年スプリンターズSのスノードラゴン以来となるGⅠ2勝目。折しも当時も新潟での代替開催での勝利だった。
- 5歳馬の宝塚記念勝利は21年クロノジェネシス以来3年ぶり。牡馬としては18年ミッキーロケット以来6年ぶり。
- エピファネイア産駒は本レース初勝利。同年5月のヴィクトリアマイル優勝のテンハッピーローズに続き2頭目のエピファネイア古馬産駒のGⅠ制覇となった。
- ソールオリエンスが近走の凡走から巻き返して2着。皐月賞を重馬場で勝った道悪適性が光った。その他ベラジオオペラが3着に入り4歳馬2頭揃って掲示板、複勝圏内入りする意地を見せた。
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