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第65回宝塚記念

あめをみかたにぶろーざほーん

折からの雨が栄光と挫折を分けていく。サマーグランプリに新たな主役誕生。
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概要編集

  • 阪神競馬場のスタンド改修工事に伴い、06年以来18年ぶりに京都での施行。

ファン投票結果編集

順位
1ドウデュース
2リバティアイランド
3ベラジオオペラ
4ドゥレッツァ
5ジャスティンパレス

出馬表編集


事前評価・オッズ編集

人気オッズ
1ドウデュース2.3
2ジャスティンパレス3.8
3ブローザホーン7.4
4ローシャムパーク10.8
5ベラジオオペラ12.1

悪天候予想だったため、直前でブローザホーンの人気が上がっている。


レース結果編集

着順タイム/着差
1ブローザホーン2:12:0
2ソールオリエンス2
3ベラジオオペラクビ
4プラダリアクビ
5ローシャムパーク3

スタート直後から雨脚が強くなる中1角で大外枠のルージュエヴァイユが先頭。ドウデュースは最後方から。直線は外埒沿いでの追い比べとなり、ブローザホーンが突き抜けた。1番人気ドウデュースと2番人気ジャスティンパレスは重馬場が合わなかったのか伸びあぐねそれぞれ6着と10着に惨敗。


  • 菅原騎手・吉岡調教師は共にGⅠ初勝利。ブローザホーン自身は重賞2勝目で初のGⅠタイトル。日経新春杯時は美浦の中野栄治厩舎に所属していたため、中野師の定年引退に伴う転厩後初勝利となった。また菅原騎手は初の21世紀生まれのGⅠジョッキーとなった。
  • 1月のフェブラリーSから本レースまでの上半期GⅠ全て異なる騎手が勝利。JRA史上初のことであった。
  • オーナーの岡田牧雄氏は14年スプリンターズSのスノードラゴン以来となるGⅠ2勝目。折しも当時も新潟での代替開催での勝利だった。
  • 5歳馬の宝塚記念勝利は21年クロノジェネシス以来3年ぶり。牡馬としては18年ミッキーロケット以来6年ぶり。
  • エピファネイア産駒は本レース初勝利。同年5月のヴィクトリアマイル優勝のテンハッピーローズに続き2頭目のエピファネイア古馬産駒のGⅠ制覇となった。
  • ソールオリエンスが近走の凡走から巻き返して2着。皐月賞を重馬場で勝った道悪適性が光った。その他ベラジオオペラが3着に入り4歳馬2頭揃って掲示板、複勝圏内入りする意地を見せた。




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