三島一八
みしまかずや
シリーズの重要人物の一人で、『鉄拳』と『鉄拳4』と『鉄拳7』の主人公(但し、家庭版『鉄拳4』では主人公が仁になっており、『鉄拳7』もメインストーリーでは平八の方に重点を置かれているので主人公と言うよりはラスボス的な扱いで一八を使用可能な回数は平八と比べると非常に少ない)である。
また、外部作品にも参加するなど本シリーズの代表的なキャラクターの一人である。
また格ゲーの主人公としては珍しくギネス記録を4つも持つシリーズの主人公であると同時に(自分も含め)祖母を除いた家族構成員全員がシリーズでラスボスを務めた経験がある。
年齢は『鉄拳』では26歳、『鉄拳2』で28歳、『鉄拳4』以降では年齢不明になっている。
李超狼は元・義兄弟の関係で、ラース・アレクサンダーソンとは異母兄弟に当たるといった複雑な人間関係を持っている。
一八と平八との熾烈な親子喧嘩が中心として本シリーズのストーリーが展開していると言っても過言ではない。母や祖父である仁八とは仲が良かったが、平八には幼い頃から帝王学と三島流喧嘩空手を叩き込まれ、五歳の頃に谷底へと突き落とされる。胸に残る大きな傷跡はその時のもの。同時期に母が帰らぬ人となっていた事もあり、平八に対して激しい憎悪を抱いている(この事件についての真相は『鉄拳7』にて語られる)。
家族関係がよく分かる一例(?)。
何やってんだこいつらとツッコんではいけない。
因みにこの男、趣味はまさかのスニーカー集めである。初代のみの設定かと思いきや、最新作の鉄拳8でもしっかり回収されている。
キャラクター性能
常に最上位クラスに位置する強キャラである。
浮かせ技(大ダメージを狙えるコンボ始動技)は発生15Fが基本の鉄拳において、13Fの浮かせ技を持つ唯一のキャラクター。(発生13Fというと他キャラでは左アッパーで小突くものが基本だが、一八は逆にこちらが15Fだったりする)
確定反撃が優秀で、中下段の二択によるガードの揺さぶりも強い。
また最速霧足風神拳という強力無比の技を持つ。この技はダメージも高く素早い確定反撃技且つ浮かせ技であり、さらにガードさせて有利(ガードした相手より先に一八が行動可能になる)。この際の「ドリャ」が彼の代表的な掛け声として知られているほど。
上段攻撃なのでしゃがみで避けられるが、全体硬直も36F(3/5秒)という短さなので慣れていないと反応が難しい。
但し、コマンド入力は非常にシビアで、これを高確率で出せるか出せないかで強さのランクが変動してしまう諸刃の剣でもある。特に一八は立ち状態で出せる浮かせ技がコレしか無く、全体でみても風神拳とダブルアッパーしか無いので尚更依存している。
また一八は技1つ1つが強力な反面、大抵の場面で使える様な所謂「出しとけ技」をほとんど持たない。よって相手との間合いや体力状況などから的確に判断して動く必要がある。
その他にも、風神ステップと前ステップを交互に繰り返すステステというテクニックを使うことで、高い二択性能を最大限引き出せる...が、これまた高難易度テクニックであり、高速で出来る人は人間ではない。動きが気持ち悪いのは御愛嬌。
新作でも案の定最強...と言いたいが、鉄拳8のバトルの方針上、戦法がデカイ二択を掛けるというのが環境(細かい二択を掛けまくるのが今作の強い点)と向かい風気味なので強化されたのに微妙と一部の一八使いから不満もタラタラ。
鉄拳
財閥を奪い取る復讐の為に「The king of iron fist tournament」に参加。この大会の決勝で平八を倒し、かつての平八と同じように今度は一八が平八を崖から突き落とした。そして、三島財閥当主として君臨する事となる。
鉄拳2
その後の動向が語られており、北海道に自らの理想とする独立国家を築くために活動し、北海道をほぼ手中に収めてしまう。この大会中、動物密漁犯でもあった自分を追ってきた準と出会い、惹かれ合う。
しかし生きていた平八に決勝戦にて逆襲され、今度は活火山の火口に落とされてしまう。
鉄拳3
本編には登場しなかった…が、『鉄拳4』で平八に敗れて火山の火口に落とされた後にG社によって蘇生され、九死に一生を得ていたことが明かされた。そして、自身のデビルの力を知るためにG社の元で力の解析を行っていた。
鉄拳4
デビル因子のため、自身の回収を目論む平八の鉄拳衆の面々の前に姿を現した。これ以降は平八だけでなく仁の命(半身といえるデビル因子)も狙うようになり、三つ巴の関係になった。
『鉄拳4』以降では重要な要素である"デビル因子"と呼ばれるものを体内に秘めており、それによってデビルに変身できる超人的設定も加わった(デビル化自体は初代から設定としては存在していた。詳しくは「デビル一八」の記事へ)。
鉄拳5
仁に宿るデビル因子を奪い、自身の因子を完全なものにしようと目論むも失敗。
平八もろとも仁に倒された直後にG社が差し向けた刺客の襲撃を受ける。
平八を囮にして襲撃から逃れた一八は、自身を裏切ったG社への報復と三島財閥の奪取のために、再び大会へと赴く。
鉄拳6
自身を陥れたG社の幹部を残らず抹殺した一八は、実質的なG社のトップの座に就く。
一方で仁が総帥に君臨した三島財閥は全世界へ独立と宣戦を布告。私設軍隊である鉄拳衆を率いて世界規模の破壊活動を繰り広げていた。
G社は三島財閥の討伐に乗り出し、世界の風潮を味方に付けると、それを利用して仁の首に賞金を懸けることを宣言。三島財閥の大会の開催を以って仁を表舞台へと引きずり出すことに成功する。
それは同時に、伝承に語られる二つの凶星の激突が近づくことを意味していた……。
鉄拳7
刺客として襲い来る拳を極めし者との戦いを挟みつつも、ついに平八との長きに渡る親子の因縁にその手で終止符を打つ事に成功、物語の大きな転機となった。
鉄拳シリーズのキャラでは1番先に紹介される事が多いが、その割には上記の通り出番や活躍を仁や平八に奪われがちである。
しかし、近年では後述の『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』にゲスト参戦した事で知名度の向上、更に『鉄拳7』で平八を倒し、続く『鉄拳8』で純然たる悪役として君臨した事から再評価されている。
- 三島平八(父親→宿敵)
過去の経緯から、もはや親子とは思えないほど憎しみ合っている相手。「三島平八」と呼び捨てにし、相対すれば殺意を隠さない。親子喧嘩も当然殺し合いである。
- 三島一美(母親)
とある理由で一八の幼少期に死去。一美とは仲が良かった。一八は、平八の悪事に心を痛めた所為で一美が病死したと思っており、平八を恨んでいる。一美が死亡する前、自分が平八と一八を止められなかった後の事を知り合いのとある格闘家に託し……。
- 風間準(妻)
過去に一八と対峙した際に、彼の放つ神秘的な力に吸い込まれた事が切っ掛けで互いに惹かれ合い、彼の子供(=仁)を身篭もる。闘神の襲撃を受けた後の消息は不明もしくは死亡(作品によっては彼女と関係を匂わす異形の存在が登場する)。
一応妻ということになるらしいが、正式に婚姻を結んでいるどころか、衣食住を共にしたような描写すら全くなく、実際には内縁の、という形かもしれない。とはいえ息子を身ごもらせただけあって、ダイジェストでも「不思議な女だった」と、『鉄拳8』のキャラエピソードEDでも「こいつは強い」と、他者に対して排外的で見下していることが当たり前の一八にしては珍しく好評価を下している。
1998年のOVAアニメでは、準との距離が縮まる過程が描かれており、幼い頃に泣いている準を見かけ、優しい言葉をかけて気遣うという、現在の一八からは考えられない一面が描かれた。が、この出来事がきっかけで、準は一八を平八への憎しみ、ひいては彼の中に息づくデビルの力から救おうと決意することとなる。
『鉄拳8』での掛け合いでは、一八にしては珍しく素で驚いている事から思う所はあった模様。
- 風間仁(息子→宿敵)
実の息子だが、父親としての情愛は皆無。彼の持つデビル因子を覚醒させて葬り去り、その力を奪おうと企んでいる。仁からも討ち果たすべき相手として憎悪されている。因みに、一八のEDと一部パチスロの演出以外の対決では平八との対決の勝率は半々位(実は『鉄拳4』では仁に敗北する前に平八にも敗れている)だが、仁には『鉄拳8』の序盤の対決までは全敗している(『鉄拳8』も純粋な実力と言うよりはデビルの力の扱いの差で勝利した)。
- 三島仁八(祖父)
幼少期では尊敬していた数少ない相手であり、「じいじ」と呼んで親しんでいた。しかし『鉄拳5』の一八エンディングでは……。
- 李超狼(リー・チャオラン)/ヴァイオレット(元・義兄弟→宿敵)
一八のライバルとして、平八に中国から養子として連れてこられたが、三島流喧嘩空手の技は極わずかしか教えられなかった。財閥を追放された後は変わった方法で一八ら三島家に復讐を成功したことも(ただし家庭用版キャラ別エンディングであり、物語本筋とはパラレルの関係)。
『鉄拳5』では特殊な掛け合いが発生し、直接話をしているシーンがある。
積年の恨みをぶつける李に対し、「目の前を飛び回るクソ蝿」と形容する等、一八の方も面倒くさい相手だと思っている節がある。
- ラース・アレクサンダーソン(異母兄弟)
平八とスウェーデン人との間に生まれた、デビル因子を持っていない異母兄弟。(平八自身のデビル因子の有無を確かめるために生まれたとされるため、恐らく弟)。三島財閥の私設部隊「鉄拳衆」の中でも特に戦闘能力の高い隊員だったが、財閥が世界に宣戦布告した為、ソレに対する抗議目的で脱隊。仁の真意を知った後は、仁や上記の李超狼らと共に、一八や平八と対立する第3勢力に着く。尚、初めて会った際には兄弟が居た事に流石に思う所があったのか、ラースに対して三島の決闘の運命を説いている。
上記のラースと同じく異母関係であり一八と同じ力を所有している。
2021年6月15日25時のE3で行われた「Nintendo Direct」にて、『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』の有料追加コンテンツ第10弾として、参戦が発表された。
詳細はカズヤ(ファイター)を参照。
関連記事
親記事
子記事
兄弟記事
コメント
pixivに投稿されたイラスト
すべて見るpixivに投稿された小説
すべて見る- スマブラへの招待状
スマブラSPへの招待状~三島一八編~
大変お待たせしました! 遅くなり申し訳ございません! 鉄拳の主人公三島一八編です! 今回の作品を作るためにwiiu版の『鉄拳TAG2』を購入して遊び、動画で鉄拳の簡単なシナリオなども見ながら作ってみました。 遊んでみて2Dとは違う3D格闘の攻防や多数の技の種類、そして個性が溢れすぎているキャラクターに魅了されました。個人的には平八が使いやすかったのとアンナの美しさに魅了されていました。 気づくとアンナの動画ばかりを追いかけてしまっていました。 今回はかなりの長作になりましたのでお楽しみください。 そして残すは後1人。誰が参戦するのか楽しみですね! ちなみに招待状シリーズもラストです!延長はありません! こんな駄作ですがもう少しだけおつきあいください。 今回使用BGM BGM1→https://www.youtube.com/watch?v=WdQaR3u52Vw BGM2→https://www.youtube.com/watch?v=xEKYjgdmnaI BGM3→https://www.youtube.com/watch?v=FQvqmoYGmns ※余談 ここから下は作品を読んでから読んでください おまけですが今回作品を作っているときに1部のシナリオに複数のパターンの構成ができてしまい、考えた結果PXZ寄りの展開を作ってみたいという思いもあり、アキラを出演させてみました。 考えていてもう一つのネタは、鉄拳VSポッ拳というコンセプトででリュウを助けに来るのがアキラではなくガオガエン編で登場した『ポケモンスタッフ』のカメックスとマスクドピカチュウが助っ人に来るという構成でした。 あと平八と合流して一八の所に向かう時に、G社の奇襲を受けるという展開も考えていました。、 ですがこれ以上考えすぎると大変になるのでボツになりました。41,682文字pixiv小説作品 一八&準+仁 もう一つの物語り〜裏三島家核家族〜
☆もしも一八さん、準ちゃん、仁くん親子が三人で暮らしていたら…という私の妄想(希望!)です(≧∇≦)2で鉄拳デビュー以後TTT1までのプレイヤーの身としては、準ちゃんなくして鉄拳は語れませんのよ(:_;) アメブロ(ユメコのブログ)で書いていたものを一部編集してこちらに載せます(^^)アメブロの方の妄想鉄拳はこちらに転記したものから随時抹消します☆6,955文字pixiv小説作品Love Hate Addiction
最後に残されるのは 憎しみなのか 愛なのか * * * * * 【お題引用元】 《一李で甘甘な創作するならお題は/①何度だって好きになる/②2人だけの秘密の約束/③唇の柔らかさについて考えてみた です》 9月11日に診断メーカー様からお題を引用させていただきました。 ↓↓↓ ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 801CPお題(甘イチャ編)やってみたー https://shindanmaker.com/154485 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 【注意】 ③を主軸に話を作っているので①と②は使用しておりません。 悪しからず。6,243文字pixiv小説作品スマブラSP 天界漫才 DLCバージョン(妄想)⑦
・カズヤの配信からしばらく経っての最新作です。たいへんお待たせいたしました。 ・格闘ゲームはスーパーファミコンでスト2をやったのが始まりでした。それ以降アルカナハートとかペルソナとか電撃文庫のやつとかもゲーセンでプレイしたことがありますが、超へたっぴです。 ・鉄拳シリーズは名前だけなら知っていましたが、まさか主人公がデ〇ルマンみたいになる設定は参戦ムービーを見るまで知りませんでしたwww今度ゲーセンでやってみようかなぁ・・・ ・7/19 訂正しました。 ×ヘブンズドア 〇レイジドライブ608文字pixiv小説作品- 甘い水に堕ちていく
甘い水に堕ちていく①
こうしていると何もかも忘れてしまいそうで怖い。隣に感じる温度に超狼は目を閉じた。波の音と潮の香り、微かに感じる一八の匂い。この時間が続けばいい。伝えたら君は笑ってくれるだろうか?束の間の時間を互いに共有しては離れられずいる。甘い毒に犯されていくのは自分ひとりじゃないと思いたい。 * * * * * 【覚え書き】 長編になる予定の一李(三島一八×李超狼)を1章ごとに投稿し、シリーズにまとめて1つの作品にしようと思っています。 1泊2日休みをとって別荘地にやってきた一李が、最後に恋人関係を終わりにするまでのお話です。5章まで書く予定なので奇数章はリーさん視点、偶数章は一八さん視点で書き分けます。今回はリーさん視点で、1日目の夕方から話が始まります。 別れを意識しているけれど諦めきれずにずるずると愛し合ってしまうもどかしい2人と、そんな2人にとっての『救い』とは何なのか、というが全体を通したテーマです。 鉄拳に初めて一李の『情炎を指に絡めて』を投稿してから一李の小説がこちらで7作目になりました。情炎以降の小説(孤独な悪魔、泡沫の夢、熱帯夜、など)でも別れを意識したまま関係を続けている一李というのをテーマにしているのでそちらも合わせて楽しんで頂ければと思います♂5,547文字pixiv小説作品 - スマブラSPと鬼滅の刃の愉快な仲間たち
カズヤは子供好き?
初めて見る方はまずこちらをご覧ください(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16265055) 初めての閲覧の方への注意書き 注意事項 ・作品について何か不備があった場合はメッセージでお伝え下さい。 ・自分は原作をほとんどプレイしてないですが了承下さい。 ・僕の小説は公式とは全く関係ないので気にするな! ・批難及び誹謗中傷的なコメントはpixivやTwitterなど、SNS全般で固く禁じます。pixivは見つけた相手を誹謗中傷の道具にする場ではありません。イラストや小説を交えて楽しく交流する場です。 ・基本的にこの小説はキャラ崩壊やキャラ扱いが酷いことが多いので、何でも許せる方向けです。 これらのことは絶対に覚えておいてください。作者は過去に気に入っていた他作者に陰口を言われたり、DMで中傷的なことを言われて精神的に病んでしまった時期があります。意見を言うのは良いことですが、批難的な発言は全てにおいて厳禁です。それが守れない方は閲覧を控えて下さい。6,154文字pixiv小説作品 - 甘い水に堕ちていく
甘い水に堕ちていく④
歩む道が違ったとしても…、──いや、歩む道が違うからこそ、自分たちは互いを求めたのだろう。全てを捨ててきた人生の中で、リーだけは自分が捨てたものを呼び覚ましてくれる。長い人生の中で、そんなことを想わせてくれるのはリーで最後だろう。これから起こる闘争に身を投じて行く中で、リーはどこまでも自分を追ってくるのだろう。互いに譲れない信念があり、それを真っ向からぶつけ合ってどちらかが膝を折るまで、自分とリーが本当の意味で離れることはできない。憎しみ合い、愛し合い、そして、最後には全力で拳をぶつけ合う。それはなんて…、幸せなことなのだろうと思った────。 * * * * * 【覚え書き】 『甘い水に堕ちていく』の4章。 偶数章なので一八さん視点。 (1章 ➡︎ https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10049720 ) (2章 ➡ https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10131214 ) (3章 ➡ https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10512067 ) 友人でもなく恋人でもなく、ライバルとして止めてみせると3章で語ったリーさんの言葉に対する一八さんの心中に焦点を当てていく章です。また、普通の恋人同士のように過ごしたいと言ったリーさんとそれを実行していく一八さんの珍しくあまあま一李のお話でもあります。後からこの日のことを思い出してふっと笑えるような、なんでもないけれど幸せなひとときを書いてます。《別れ》を受け入れた上で思い出を作ろうと最後まで互いを想い合うのは、心が痛いけれど美しいと感じます。 冒頭で一八さんが目覚める前のことを回想していますが、その回想の全てを番外編として『甘い水に堕ちていく④ 番外編』としてこの4章の次に投稿しているのであまあまな一李もお楽しみ頂ければと思います。 (④番外編 ➡ https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10557261 )7,206文字pixiv小説作品 『この手の中に』第1章 氷の王(鉄拳7ED後二次創作)
一準視点で鉄拳7Misima Sagaの後のストーリーを描いてみました。 鉄拳7にもし準が絡むのならこういう設定も面白いかな、と思って。 というわけで今まで私が書いてきた一準とは全然違います。全くの新しいストーリーになってます。 【今回の基本設定】 ・今までの鉄拳公式の設定に準拠(一応) ・鉄拳7Mishima Sagaの後から話は始まる ・一八は準に鉄拳2以降会っていない ・準は鉄拳3ストーリーでオーガに襲われて以降行方不明 基本的に先日UPした鉄拳7一準事始めと似てますが、内容は全然違ってます。 色々なパターンを考えるのが好きなので、もしかしたらまた別パターンのお話をupするかもしれないし、今まで通りTAG2一準をやるかもしれません。もう一準ならなんでもいい。(開き直り) ※第1章の挿絵・表紙・あとがきはこちら>> https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=646260197,162文字pixiv小説作品HOT SECRET -抄-
以前勢いで消したものの再掲載です。李の髪がなぜ銀色なのか、自分なりの妄想です。だってー、眉毛が黒いんだったら元々は黒髪だったってことではないのかしらーと思ってー。 昔出した小説の一部です。全文は自サイトの裏にあります。なんで裏かというとこの李の話を聞いてる人がいるわけでして。1,643文字pixiv小説作品- 甘い水に堕ちていく
甘い水に堕ちていく③
この別荘から景色を眺める時に見える夕暮れの空も、今見ている夜の海も、その全てが…、一八を思い出すものになってしまうのだろう。たとえ明日が…、終わってしまっても。それは残酷なことだと思う一方で、心地よい痛みを孕んでいる気もするのだ。愛というのは、どうしようもなく、ままならないものだ────。 * * * * * 【覚え書き】 『甘い水に堕ちていく』の3章。 奇数章なのでリーさん視点。 (1章 ➡︎ https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10049720 ) (2章 ➡ https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10131214 ) 前回の2章の終わりから眠るまでのお話。 明日訪れると分かっている《別れ》について1章から目をそらしてきたリーさんが、それをどうやって《救い》として受け入れていくのかという過程を主軸に描いてます。どうして別れなければいけないと思っているのか。そしてその選択が受け入れがたいと思っている上でどう乗り越えていくのか。…と、苦しみながら答えを出していく章でもあります。 最初に甘い水に堕ちていくの話を考えた時、別れのタイムリミットが近づく中でも愛し合って傷つけ合っている一李が破滅的でいいなぁ…と思っていただけだったので、いざ《別れを受け入れる》という選択肢をどのようにリーさんや一八さんが受け入れていくのかというのを考えていなくて作者自身これを書くにあたって苦悩しておりました。何度も筆を投げそうになりましたが、納得がいくところまで書くことができました。暗い話ではありますが、少しでもお楽しみ頂ければ幸いです。12,062文字pixiv小説作品 危険ドラッグ??〜李の逆襲〜
ちょっと違った一八さんが見てみたくて、書いてしまいました(*^^*) まあ、たまには…ね☆ なんとガラケーサービスが今月末で終了することを昨日知り、慌ててUPしました( ̄▽ ̄;) まさかこんなことになるとは思わず、そのうちそのうちと思っているうちに((T_T)) 私はガラケの方が使いやすくて…。後もう一つくらい載せられたらいいなあ(自己満です) 来月からは掲載出来なくなります(:_;) 読んでくれた方、ありがとうございました。3,865文字pixiv小説作品貴方を失うことが私にとっての…
貼り付いて取れない一八の声が、頭の中で今も反芻している──。 『祓魔師とやらの貴様が見る悪夢には何が出てくるのかと思ってな。何の夢だった』──その後、不用意にも自分の口から飛び出しかけてしまった言葉を思い出して、クラウディオはあまりの恥ずかしさに顔を覆った────。 * * * * * ※最初の場面はサブタイトル通りナイトメア(悪夢)なので御安心ください ※腐向け ※一クラ(一八×クラウディオ)の描写アリ 【覚え書き】 前作Deadly Poisonからの作者の妄想設定を引き継いでシリウスの射手のスパイとしてG社に潜入しているクラウディオさんのお話です。章のサブタイトルと前述の注意書きにもある通り最初の場面は悪夢という設定なのでご安心ください。 一緒に過ごしていると無自覚に好意を寄せてしまうこともあるかもしれないけれど、祓魔師(エクソシスト)である自分の役割や使命というものにとても重きを置いて生きている御方だと思うので好意を自覚させるトリガーとなる話や段階が必要だと思い、こういった形のお話になりました。最終的に好意を自覚したあともまだまだ自分の使命と一八に惹かれてしまう気持ちの間で揺れていくとは思いますが、そこはもう全力で苦悩して頂きたいですね…!!(良い笑顔) イケメンに悩ましい顔をさせたいという性癖を一クラにぎゅぎゅぎゅっと詰め込んでます(←) 一八さんのほうはクラウディオさんの素性や目的を知りつつも面白いから泳がせているというスタンスをずっと取っています。一八さんはあの手この手で冗談交じりにクラウディオさんを誘っていますが、クラウディオさんはきっぱりと嫌だと言うので関係が進展しない状態です。簡単に手に入るものよりも抵抗している獲物を手に入れるほうが面白いと思っていそうなお人柄だと思うので(←)、一八さんはクラウディオさんとのやり取りのひとつひとつをとにかく楽しんでると思いまs(((殴 三島サーガのストーリーやサブストーリーでも引っ張りだこなクラウディオさんなので次回の鉄拳のナンバリングタイトルでも活躍してくださる可能性がとてもあって楽しみですね。未だ最大の脅威である一八さんと直接出会っていませんが今後のストーリー的にどうなっていくのかも気になるところです。メインストーリーでは一八さんを最初に認知しつつも、サブストーリーのシャオユウとはデビル仁を追っているので次回どう転ぶのかもまた色々と考える(※妄想する)ことができて期待値が高まります。また、シーズン3でザフィーナさんがクラウディオさんの所にやってきたことも考えると、ザフィーナさんは人間でありながら悪魔の力を有する人物、ということになり完全な悪魔とは言い難くなるのでシリウスの射手のクラウディオさんがどういった対応や態度を示すのも妄想しがいがあってとてもいいですね。公式様ありがとうございます…めっちゃおいしいです…(涙) クラウディオ・セラフィーノみんなから愛されすぎーの問題ですね(何) この小説を書いたことで次に一クラを書く機会が巡ってきた時、ようやく一八さんの言う《それ以上》のことを書けるという免罪符を手に入れたので(←)、作者わくわくです(((o(*°▽°*)o))) 一クラは2作品目ですが、これからも書いていきたい&応援していきたい作品なので日々妄想してがんばって参ります…! 拙い文章力ですが、少しでもお楽しみ頂けましたら幸いです。11,827文字pixiv小説作品