概要
千葉県千葉市の花見川区と美浜区にまたがる地域名。
花見川区の幕張は下町。国道14号や、JR総武本線(総武線)や京成電鉄千葉線が通る。
近世では馬加(まくわり)村(現在の花見川区幕張町辺りに位置。)が存在。19世紀末の町村制の施行時に他4村と合併し、幕張村が成立。後に村は町制施行し、千葉市に編入。千葉市への編入後、津田沼町が旧幕張町の一部を編入し習志野市と市名を変更したことから、広義的には習志野市の一部も幕張に含まれることもある。
一方、美浜区の幕張は昭和後期に造られた埋立地で形成された地域。幕張メッセを擁する幕張新都心、幕張海浜公園、幕張ベイタウン等のニュータウンがある。都心から離れているが、JR京葉線が通っている影響もあり、商業施設が充実しているため意外に人通りが多い。
幕張新都心について
幕張新都心は、千葉都心部を形成する高層ビルが多く乱立する地域である。
横浜都心部の一角であるみなとみらい21や横浜駅と異なるのは成田空港や浦安鼠園が近い影響でアメリカ系の企業が乱立しやすい傾向である。
現にQVCやIBMなどのアメリカ企業の日本拠点はここに置くことが多いことからもアメリカ色の強い街だと窺える。
横浜都心部は、比較的中国の上海や香港に似ているが、こちらはアメリカのニューヨークにそっくりである。
幕張新都心ではないが、ブラック企業で悪名高いAmazonの日本拠点も市川にあることから千葉=アメリカと思われても仕方がない部分がある。(神奈川県や沖縄みたいに反米運動が盛んではない地域なのも影響している。)
日本の企業だとイオンの本拠地として有名であり、「イオンタワー」と呼ばれるビルに本社を構える他、イオンモール幕張新都心を始めとするイオングループの商業施設が乱立している。