概要
千葉県千葉市と習志野市の東京湾埋め立て地開発で出来たウォーターフロント地区(ベイエリア)の別称。
「職・住・学・遊」が融合した未来型の国際都市をコンセプトに開発されている。
JR東日本京葉線の海浜幕張駅を中心とした「タウンセンター地区」
企業が立地する「業務研究地区」(幕張メッセやイオングループなど)
学校などが立地する「文教地区」(幕張総合高等学校、渋谷教育学園幕張中学校・高等学校 、昭和学院秀英中学校・高等学校など)
集合住宅が立地する「住宅地区」(幕張ベイタウン)
東京湾沿岸の幕張海浜公園を中心に広がる「公園・緑地地区」(千葉ロッテマリーンズの本拠地QVCマリンフィールド)
1989年に編入された新習志野駅近辺等を含めた「拡大地区」(コストコ幕張店、イオンモール幕張新都心など)
で構成されている。
業務研究地区は関東屈指のオフィス街でもあったが、バブル崩壊の煽りを受けて都心回帰の影響を受けてしまっている。
成田空港に近い影響からかIBMやQVC等のアメリカ企業の本拠地になっている事が多く千葉の他の地域でもアメリカ企業の立積地になっている事から千葉=アメリカ合衆国とみられている場合が多い。
これは神奈川や沖縄、及び岩国等と異なり米軍問題などでアメリカに対する不信感が少ない影響もみられる。
現にAppleの研究所で反発を起こす神奈川県民と異なり千葉県民は問題になっているAmazonの誘致を許すくらいである。
コストコも幕張新都心に存在するが、神奈川には川崎市川崎区にしか存在せず、それも臨海部である。
みなとみらい21は上海市や香港の町に近いのに対し、こちらはニューヨークに近い街の印象もそれを強くさせる。
イオングループの城下町という側面もあり、上記のように本社を構えている他、イオン系の商業施設も多数集積している。特にイオンモール幕張新都心は全国のイオンモールではイオンレイクタウンに次ぐ第2位の規模を誇り、イオングループの旗艦店として扱われる。