ワンダリアのサーカスに あらわれた キャロライン。
すばやく しなやかな動きで てきを ほんろうする。
ビースト軍団のボスとの 連らく係を つとめており、
カービィの行動を さっちし ワンダリアへおもむく。
軍団の アイドルてきそんざいで じつはファンも多い。
CV:ソラくん(後述)
概要
ビースト軍団幹部の1人である、スリムな出で立ちのメスのヒョウ。
軍団内のアイドル的存在でファンも多く、幹部勢の中では最も小柄だが戦闘能力も確か。
ビースト軍団のボスとは、今の軍団を結成する前からの長い付き合いで、不在の時は彼女が纏める事もある等、実質的なサブリーダーと言える。
ボスへの連絡係も務めており、カービィの行動を察知してワンダリア跡地に赴き、サーカスの会場らしきテントの中で待ち構えていた。
英語表記は「clawroline」。
攻撃パターン
両手の伸縮自在の鋭い爪を武器とし、華麗な高速移動と高いジャンプから、隙の無い近接格闘やアクロバティックな技を次々と繰り出す。
- 1・2クロウ
両手で1回ずつひっかく。基本の技。
- フィニッシュクロウ
両手で同時に勢いよくひっかく。
- アサルトキャット
スポットライトのほうに高速移動しながら斬りかかる。
この時、いくつもの残像ができる。
- ハンティング
宙返りし、空中に滞留した後、爪で勢いよく地面を突き、円形の衝撃波を放つ。
体力を半分まで削ると、毛を逆立てて豹変する。
- アクロバット
場外にある柱に登り、飛び移る。
攻撃が終わるまでこちらの攻撃はほぼ届かないので避けるしかない。
ただしレンジャーならチャージショットで狙撃すれば届く。ミッションにもなっているのでぜひ狙っていこう。
- スリルエッジ
柱から剣のような爪を次々と飛ばす。
飲み込むとソードをコピーできる。
- サプライズイベント
ハンティングに似た技。柱から狙いを定め、爪で勢いよく地面を突き、2つの弧の衝撃波を放つ。
地面に爪が刺さって抜けなくなるので、この隙に攻撃しよう。
- スポットライト・ショータイム
姿を消した後、3つのスポットライトが現れ、重なったところに姿を現しひっかく。
ホバリングで大体の攻撃を避けることができるが、ミッションの解放条件の中にはホバリング禁止があるため、注意。
ガード不可な技を使ってこないため、アイスのこちこちガードやギガントエッジのシールドで攻撃を防ぎつつ、攻撃後の隙を狙う攻略法も可能。
漫画版
今日もまんまる日記!
原作通りボスとして登場。2匹のガルルフィをお供に従えている。
2週間もジェットコースターで遊び惚けるカービィ、デデデ(原作とは違い崖から落下したショックで洗脳が一時的に解けている)、バンダナワドルディ、エフィリンたちをモニター越しに見て「怖い生き物」と感想を抱く。
全然自分のところにやって来ないため怒って直接出向くことに。
しかしカービィがみずふうせんほおばりによって周囲を水浸しにしたため泥水をかぶってしまい、全身が真っ黒に。このためデデデとバンワドには「熊か?」「いえタヌキかもしれません」と言われたためブチキレて襲い掛かって来る。
図らずも夜だった上に全身が真っ黒のため姿が見えにくくなり優位に立つ。
だが周囲を明るくしようとでんきゅうほおばりをしたカービィが転んでしまい、全員が感電したことで敗北した。
直後、ショックにより洗脳状態が復活したデデデがエフィリンを連れ去ってしまう。
残されたキャロラインは「わたしを助けもせずにさっさと逃げたビーストキングにクレームを付けてやらないと気が済まない」ということでラボ・ディスカバールへ向かう。
カービィたちとはもう戦う気はなく、カービィとバンワドを連れて目的地まで向かう。ガルルフィには「敵を連れて行くのはまずい」と言われたが、キャロラインは「今のビースト軍団は好きじゃない」と胸中を明かす。
実のところビーストキングが洗脳されているのなら、レオンガルフも同じように洗脳されているのでは?と疑っていた。そして一時的にとはいえビーストキングの洗脳が解けていたことに着目し、カービィたちならレオンガルフを助けてくれるかもしれないと期待していたのだった。
その後、フェクト・エフィリスが復活。ビースト軍団やバンワドを洗脳する様を陰から窺う。
エフィリスはクソ寒い一発ギャグやドヘタな歌を披露し、操った者たちに賞賛させていた。しかし彼は、こんな自作自演は「むなしい」と呟く。
それを聞いていたキャロラインは姿を現すと「本音を語れない関係なんてむなしいだけ」と指摘。エフィリスはならば本音を聞こうと言い、皆の洗脳を解除。
だがレオンガルフが口走ったのは「クソつまらないギャグ、雑音でしかない歌」だったため、ブチキレたエフィリスは世界を潰すことを決定するのだった。
まんぷくプププファンタジー
9巻に登場。レオンガルフ率いるボスたちと共に次元の穴を通り、世界征服のためプププランドに現れる。
直後、モンスタートレーラーにほおばりヘンケイしたカービィがデデデを追いかけて突っ込んで来たため、皆で慌てて逃げ帰って行った。
ゆるっとプププ
1巻に登場。
ワドルディの町でハロウィンパーティーを企画しており、自らも魔女のコスプレを披露していた。
メイクやネイルを欠かさず行うなど原作通りのクールビューティー……ではあるのだが、「トリック・オア・トリート」を言っただけで山盛りのお菓子をあげるなどカービィを溺愛している。
おまけ漫画によると猫なのでボールが弱点。普段はほおばりヘンケイにも動じない彼女だったが、ボールカービィを見るとじゃれついてしまうほど。
余談
インタビューによれば最初は声優を起用することも検討されていたが、キャラ設定から没になり、熊崎信也ディレクターの飼い猫であるソラくんの鳴き声が使われた。
そのセクシーな容姿から、プレイヤー間での人気も高く、多くのイラストが投稿されている。
公式PVで初めてその姿が公開された際は、「また任天堂が子供の性癖を狂わせに来ている」と話題になった。
そのためかR-18なイラストが多い(2022年4月12日時点で約4割)ので注意。
また、全年齢向けだろうと、胸を大きくしたイラストが多い。
関連イラスト
- 胸を大きくしたイラスト
関連タグ
ナゴ タック:カービィシリーズのネコ科の動物キャラクター繋がり。このうちナゴは本物の猫が声を当てている(『スターアライズ』の「ナゴクリーン」)という共通点がある。
以下ネタバレ注意
2匹は名コンビで、アニマルたちのリーダーだった。
ある日 レオンは ID-F86を発見し、レオンガルフと
名乗りはじめる。ニャゥ~としか 言えないキャロル
には りかいできない 言語を話し出し、ビースト軍団を
けっせいする。それでもキャロルは、かれを信じた。
(フィギュア「レオン&キャロル」より)
エンディング後に負傷したエフィリンを手当てしており、新世界に戻ってきたカービィとも和解した。
本来はキャロルという名前であり、ライオンのレオンとの名コンビで動物達の秩序を守る存在だった。
後に彼がフェクト・フォルガに操られレオンガルフと名乗り、キャロルには理解できない言語を話し始めても、彼女はレオンのことを信じ続けた。
終盤以降の彼女の行動をよく見るとその事を裏付ける節が散見されている。
- 幹部と再戦するステージでは最後に戦うのがアルマパラパではなく彼女
- レオンガルフの爪攻撃等の一部モーションが彼女と似ている。
- エンディング後、レオンガルフを探していることがエフィリンとの会話で判明し、ワドルディの町に来ている
- 真エンディングでは最初にやってきたビースト軍団の団員が彼女
- レオンガルフが復活した際、駆け寄って抱きついている
- キャロラインもレオンガルフと同じヒョウ属の動物がモチーフ
- 戦闘開始時にキャロラインは黒いマントを、レオンガルフは赤いマントを脱いでいる。