「けもっぱい」の概要
単語としての「けもっぱい」
「けもっぱい」という用語自体は、概要にもある通り、主にメスケモのおっぱいを表す単語である。
タグとしての「けもっぱい」
タグとしては、メスケモのおっぱいを強調したイラストに付けられることが想定される。
「けもっぱい」の意味の性質上「メスケモ」+「おっぱい」の2つのタグの組み合わせと互換することができる。しかし、あえて作品にこの「けもっぱい」タグをつけることで、作者の「けもっぱい」への情熱を示せるだろう。
「けもっぱい」の現状
認知度
「けもっぱい」という単語の認知度は、メスケモ界隈ですらさほど高くはない。メスケモ界隈では「おっぱい」といえば暗黙のうちに「メスケモのおっぱい」を指すことが多いので、敢えて「けもっぱい」という単語を使う必要が少ないというのが主な原因とみられる。
そのため、pixivでの「けもっぱい」タグがついたイラストは多くない。
(というかほとんどこの記事の作成者であるぷらんとの拙作である。)
概念としての「けもっぱい」
たとえ「けもっぱい」タグがなくても、メスケモのおっぱいを描いた作品は相当数ある。(獣人タイプのメスケモを描くときにおっぱいを描くのは珍しいことではない)そのため、概念としての「けもっぱい」はメスケモ界隈で広く浸透していると言える。
例として、以下では、執筆時に「けもっぱい」タグは付いていないが、概念としての「けもっぱい」を持つと言えるイラストを示す。
余談
メスケモの解釈の広さによる「けもっぱい」の多様性
これまでは説明を簡単にするため、あえて説明を濁したが、単語としての「けもっぱい」の定義を確認するには、「ケモノ」や「メスケモ」の定義を確認する必要が有る。
「メスケモ」の記事にもある通り、単純に獣人タイプの女性キャラクターでにとどまらず、(ポケモンのミミロップやサーナイトなどに代表される)ヒトの女性的な体格をしたマスコットキャラクターや、ドラゴン、海獣系キャラクターも(女性またはメスであれば)メスケモに分類される。そのため、これらのキャラクターにも広義の「けもっぱい」を想定することが可能である。しかし、「獣耳」のキャラクターは、「ケモノ」に分類しないことも多いので、そのようなキャラクターのおっぱいは「けもっぱい」ではなく、普通の「おっぱい」と呼ぶのが無難である。
さらに分化する「けもっぱい」
しかしながら、海獣やドラゴン系など「つるぷに」に属するキャラクターのおっぱいについては、他のケモノキャラクターのおっぱいの「おっぱいが体毛に覆われている」という特徴がないので判断が分かれるところとなっている。
なお、この記事の著者は、このような「つるぷに」の「おっぱい」を「つるぷにっぱい」と呼ぶことを提案している。(ただし、「つるぷにっぱい」が広義の「けもっぱい」であることを否定はしていない)
さらに、狭義の「けもっぱい」と似た意味を持つ「もふっぱい」が使われることがあるが、こちらは先ほどの「おっぱいが体毛に覆われている」という特徴をさらに強調したもので、「つるぷに」の「おっぱい」を呼ぶのには向かない。
上記の内容をまとめると、広義の「けもっぱい」は「おっぱいが体毛に覆われているかどうか」で、「もふっぱい」と「つるぷにっぱい」に大別できる。そして、狭義の「けもっぱい」は「もふっぱい」に近い意味を持つ。ということである。
「けもっぱい」の概念をもつイラストの傾向
「けもっぱい」の概念をもつイラストは、当然ながらメスケモファンの欲求をストレートに表現したイラストが多くなるのでR-18作品が多くなる。なお、その欲求の表現方法はヒトのおっぱいタグのあるイラストに近いので、詳細はおっぱいタグの記事を参照していただきたい。