この記事には「星のカービィWiiデラックス」および「マホロアエピローグ」のネタバレを多く含みます。
クラウンのカケラの力を えた ローパーの
親玉は、マホロアが集めた 赤き果実を 手にし
黒き翼の覇者となる。 これは かつて
カービィたちに パーツを 集めさせた ことへの
いんがおうほうの戦いなのか!?
概要
『星のカービィWiiデラックス』の追加モード「マホロアエピローグにて登場する追加ボスの一体。
アナザーディメンション内を駆け巡って集めた果実のかけらを、「エデンの間」に向かうことで出現する。
グランドローパーと酷似した姿を持ち、体色は手下のぼうそうローパーズ同様紫に染まり歯車の形の角が生え、さらに翼や尾羽にマスタークラウンを思わせる金の装飾が付いた。
エレメンタルボスたちを支配下に置き、果実のカケラを探させていた張本人であり、マホロアがカケラを集めて完成させた果実をマスタークラウンの破片が横取りする形で実体化。
本編でカービィたちを騙して利用したマホロアが、今度は自分が利用されるという皮肉な結果となった。
直前に戦うぼうそうローパーズやクラウンドローパーのスペシャルページの表記から、おそらくグランドローパーがマスタークラウンのカケラを吸収し、進化した姿と思われる。
名前の由来はCROWNEDとグランド「ローパー」からか。
戦闘
前半戦ではエナジー弾や突進が主な攻撃手段で、ぼうそうローパーズ同様に、時間差で爆発するプラズマを発生させる。加えて手下たちが司る炎・水・雷属性の攻撃も用いてくる。
使用技
- 瞬間移動
姿を消したり現わしたりしながら移動する。
- バーストダスト
赤黒いプラズマを発生させる。プラズマは出現から一定時間で爆発する。特定の攻撃に合わせて発生する。
- グライド体当たり
様々な方向へ突進してくる。通った後にはバーストダストが残る。
- エナジーボム
追尾する3つのエネルギーの弾を発射してくる。吸い込むとボムをコピーできる。エナジー弾が爆発した後にはバーストダストが残る。
後半戦では画面の端にとどまり、その場で回転しながら全方位に飛ばすパターンが追加。一度行うと反対側にワープしてもう一度行う。
- バーストダストボム
飛び回りながら、巨大なエナジー弾を4つ落とす。爆発すると、そこから上に一直線にモヤをまき散らす。すいこむにはがんばりすいこみが必要。吸い込むとボムをコピーできる。
- スパークエナジーショット
緑の電撃の弾を計2発撃つ。最初の1発は必ず中段。
- ハイドロスフィア
画面上部を横切りながら、大きな水玉を2個ずつ計6個真下に落とす。吸い込むとウォーターをコピーできる。
- バーニングアタック
炎を纏い、プレイヤーに高さを合わせてから突進。
- ディメンションアッパー
床上の黒い影に潜り込んで左右に移動。移動中に近づくと捕獲する攻撃になる。捕獲された場合はレバガチャかコントローラーを振ると脱出。一定時間経過、又は、脱出時に垂直に飛び出し、周囲にバーストダストを発生させる。
体力を減らして後半戦に移行すると、奥の祭壇を破壊。新たな攻撃パターンが追加される。
- エナジーショットシャワー
エナジーボムを画面端から大量に降り注がせる。合計16個の弾が落ちてくる。
名称はギャラクティックナイトの『トゥエルブエナジーシャワー(及び派生)』と似てるが、性質はソウル系統が使う『スプラッシュラッシュ』に近い。
- ディメンションレーザー
ディメンションホールからレーザーを放つ。
マホロア第二形態やマホロアソウルの『マホロア砲(ワープタイプ)』と比べるとレーザーは細めかつ継続時間は短め。
- コーリングローパー
ぼうそうローパーズを4体召喚し突撃させる。
マホロア第一形態やマホロアEXが使用するものと比べると召喚するローパーの数は減っているが、通った跡にバーストダストを残す。
- ディメンションホール
画面奥の4つの黒い影に潜み、4つの内3つは消えて、残ったプレイヤーに最も近い影から飛び出し、バーストダストを残す。
ちなみにスーパー能力を使えないマホロアで戦う為か、カバードスフィアは纏わない。
戦闘BGM
正式曲名:「Another Domination」
作曲者:櫨本浩
「グランドローパー」のアレンジ。所々歯車が軋むような音が入っている。
「アナザーディメンション」(Another Dimension)とかけたネーミングとなっている。"Domination"とは「支配」という意味。
関連タグ
星のカービィWiiデラックス マホロアエピローグ スフィアローパー グランドローパー
撃破すると、果実とクラウンの欠片を残して消滅。そしてそのクラウンの欠片が果実に集まっていき…?
空間の歪みにより未知の空間に飛ばされたマホロアの前に現れたのは、謎の怪樹だった。