概要
2014年10月に創刊されたコロコロコミックの兄弟誌。翌2015年からは年3回(3、7、11月の15日頃に発売)、2017年からは年4回(3、6、9、12月の15日頃に発売)、2019年からは再び年3回(3、7、11月の15日頃に発売)刊行されている。
本の装丁はほぼ本家と変わりないが、誌面の連載漫画はすべてオールドファンや大きいお友達向けの作品ばかり。丁寧に限定ベイブレード、限定カード(復刻版、ボルシャック・ドラゴン女体化)といった付録も出してくれている…
コロコロ連載作家のインタビューも掲載されることが多い。
また大人向けといってもコロコロの兄弟誌なので乳首券は発行されない。
ヤマザキのオッパイよーは大丈夫な様子。
オンラインへの移行
2020年11月13日発売の2021年冬号の冒頭にて、次号2021年春号をもって紙版の発行を終了し、以降は電子版のみの刊行となることが発表。
そして2021年春号をもって紙版の発行を予定通り終了。その記事にて連載作品のうち7作(下記参照)がコロコロオンラインに、バンバンドリドリが小学館のマンガサイト・マンガワンにて移籍連載されることが発表。最終回を残すのみとなったハイパーダッシュ!四駆郎は掲載について夏頃発表するとし、その他の連載作品は同号をもって全て終了(このうちYの箱船は最終回が単行本描き下ろしとなる)した。
以降は同年4月15日のデデデでプププなものがたりを皮切りに、毎月5のつく日(5・15・25日)に連載・新作マンガを更新予定。紙版同様過去のコロコロ作品の新作やオリジナル漫画も今後連載・掲載予定であるとアナウンスされた。
オンライン移行から約1年後の2022年にコロコロオンラインのマンガコーナーが週刊コロコロコミックとしてリニューアルされ、以降本誌からの移籍作品もこちらで引き続き連載されているほか、アニキスタッフも運営にかかわっており、過去のコロコロ作品の続編や女性を主人公にした作品、大人の鑑賞にも耐えうる作品などアニキ作品を踏襲した作品も多数連載されている。
コロコロ出身のベテラン作家の復帰の受け皿、あるいは失業対策としての性質もある。
ちなみに
キャッチフレーズは「小学生お断り」だが、特に年齢制限はかけられておらず、台詞などの文章形式はコロコロと同じ(句読点と漢字にふりがな付き)なので、小学生でも問題無く読めてしまったりする。…というか、書店によっては子供向け雑誌と同じ場所に置かれていたりするため、公式側が青年向け雑誌のスペースに置くように呼び掛けており、一時期、表紙には下記のような文章が書かれていた。
書店のみなさまへ、アニキは大人のコロコロなので児童誌ではなく青年コーナーの方へ置いてください!
作品リスト
連載作品 *印は読み切りから連載になった作品。●印はコロコロオンラインで移籍連載される作品。
●爆走兄弟レッツ&ゴー!!Return Racers!! - (爆走兄弟レッツ&ゴー!!公式続編・こしたてつひろ)
●爆転シュートベイブレードライジング - (青木たかお)
●コロッケ!BLACKLABEL - (コロッケ!公式続編・樫本学ヴ)
*●星のカービィ デデデでプププなものがたり - (ひかわ博一)
*●ポケットモンスター アニキ編 - (穴久保幸作)
休載中
なみだめし - (松山せいじ)(※ただし休載のお知らせ等はアナウンスされていない)
他誌に移籍の作品
移籍媒体未定の作品
ハイパーダッシュ!四駆郎 - (ダッシュ!四駆郎公式続編・武井宏之) …最終回については21年夏以降に情報解禁予定。
読み切り *は再録作品
ヒャッハーだよ♪ふなっしー - (まえだくん)
3PIESCE - (コーヘー)
持ち込み・オブ・ザ・デッド - (萬屋不死身之介)
BLUEGIANT特別編 - (石塚真一)※2話掲載
拝啓徳田ザウルス先生 - (武井宏之)
親友オブザデッド - (萬屋不死身之介)
ドラベースプロ野球編 - (むぎわらしんたろう)※2018年秋号にも掲載
デュエルマスターズZ - (松本しげのぶ)
エレメンタルズ~働かない若者たち~ - (萬屋不死身之介)
勇気を出して手ブラジャンプ - (モリタイシ)
スーパーマリおっさん - (スーパーマリオくんクロニカル)
*明日は日曜日そしてまた明後日も…… - (藤子不二雄A)
*ファミコンランナー高橋名人物語 - (河合一慶)
いつかのホームラン - (河合じゅんじ)
バーコードファイター - (小野敏洋)
学級王ヤマザキ - (樫本学ヴ)※2話掲載
ゲームセンターあらし - (すがやみつる、アーケードゲーマーふぶきも吉崎観音直筆で登場) ※2020年冬号、2021年冬号にも掲載
オレは男だ!くにおくん - 穴久保幸作
星のカービィ~まんぷくプププファンタジー~ - (武内いぶき)
メタルファイトベイブレードソウルバースト - (足立たかふみ
神羅万象チョコ4コマアンソロジー - (あかつきごもく、F4U、鷹岬諒、タモリはタル)
まんがで!にゃんこ大戦争 - (萬屋不死身之介)
スーパーフィッシンググランダー武蔵 - (まんがてしろぎたかし、原作藤本信行) ※2020年夏号にも掲載
ファミコン少年団2020 - (さいとうはるお)
ペンギンの問題令和大問題編(スペシャル) - (永井ゆうじ)
連載終了作品
かっとばせ!キヨハラくん - (河合じゅんじ)4号より休載
TMFL(二ツ星駆動力学研究所)- (林健太郎) 2017年秋号で完結
デュエルマスターズ覇王伝ガチ! - (藤崎聖人)2018年春号で完結
フューチャーカードバディファイトダークゲーム異伝 - (吉田正紀)2018年春号で完結
マキシマムザ亮君の必殺!!アウトサイダー広告代理人 - (原作:マキシマムザ亮君 作画:藤異秀明) 2019年春号で完結、しかも最終話はCD「これからの麺カタコッテリの話をしよう」同梱のコミックスに先行収録された
フューチャーカード神バディファイトホーリー異伝 - (吉田正紀) 2019年春号で完結
新日ファンタジー - (小田扉・毎回主役レスラーとタイトルが変わっていたがコミックス発売の際に改題)
2020年春号で完結
Yの箱船 - (原作:天樹征丸 作画:石蕗永地) 2021年春号で完結。最終回は単行本書き下ろし。
ゴーゴー!ゴジラッ!!マツイくん - (河合じゅんじ) 2021年春号で完結。
ウィクロスぶくぶタマ劇場 - (大川ぶくぶ) ※コミックス発売による改題 (同上)
劇画ガールズ&パンツァー - (小林源文) (同上)
切札勝舞はマジック・ザ・ギャザリングを使いつづける - (切札勝舞がデュエルマスターズをやらないスピンオフギャグ・コーヘー) (同上)
40代漫画家、原稿料5万…副業のユーチューバーでの月収20万!! - (ピョコタン) (同上)
*魔神英雄伝ワタル_七魂の龍神丸 - (藤異秀明) (同上)
でんぢゃらすリーマン - (じーさんがサラリーマンに!?・曽山一寿)
ゲスト
「コロコロ時代」 - コロコロコミックの読者だった漫画家や有名人達のオムニバス。作家名表示
石原まこちん
穴久保幸作
萬屋不死身之介
すがやみつる
ニャロメロン
井上和郎
むぎわらしんたろう
沢田ユキオ
「コロコロトリビュート」 - 第8号の企画コーナー。「40人の人気漫画家たちからのメッセージ」、40人中コロコロ初参加とされる作家9名を表示。
朝基まさし:代表作『サイコメトラーEIJI』
あらゐけいいち:代表作『日常(あらゐけいいち)』
大川ぶくぶ:代表作『ポプテピピック』
若杉公徳:代表作『デトロイト・メタル・シティ』
その他コーナー
アニキの天国と地獄
キクチ師範代が訴えたいこと、おすすめの音楽や映画を熱く語るコーナー
コロコロアネキ
基本的にはバンドリ!の特集記事
投稿野郎A(アニキ)チーム
お題に沿った熱いはがきを募集するコーナーだが、たまにお題に関係ないはがきも来る。
担当はコジョリン
後述の理由で2018年冬号で終了
ナカムーの基板ばんざい!
懐かしくマイナーなアーケードゲームを紹介するコーナー。
天才クリエイター!高橋晋平の野望
∞プチプチなどを産み出したホビークリエイター、高橋晋平が自身の考案したホビーを紹介するコーナー。
アンケートまんが
アンケートに答えるメリットを説明する漫画、作者が頻繁に変わる。
当初、巨乳美少女アンとツッコミ役の妖精ケートが進行していたが、次第にアンとケートという名前のキャラであればなんでもよくなった。かと思えば2018年春号からはその縛りもなくなった。最近はまいっちんぐマチコ先生、日ペンの美子ちゃんなどの懐かしい漫画の出張版が掲載されている。
高橋名人のお悩み攻略!!16連射
高橋名人が読者のお悩みに答えるために体を張るコーナー。
その模様はYouTubeのコロコロチャンネルで視聴可能。
帰ってきたスチャダラ通信
かつてスチャダラ星人が担当した読者コーナー。
2018年春号から復活、しかし2018年秋号で終了