概要
1973年2月15日生まれ和歌山県出身。愛称は「松本大先生」。
1990年に「登校一番!!」で小学館新人コミック大賞児童部門佳作を受賞。同年に「すーぱーぷよぷよ」でコロコロコミックにデビュー。
1997年に別冊コロコロコミックで「おどろき!ももの木笑店街」を連載開始。
そして1999年に代表作であるカードバトル漫画デュエル・マスターズを連載開始。
連載当初はMTGを題材にしていたが2002年からは「デュエル・マスターズ」を題材にした漫画となる。
それ以降はカードゲームの製作にも携わるようになり、休む事なく現在でも連載を続けている。
作風
4コマ系ギャグ漫画を得意としており、奇抜なキャラクターデザインやノリ等癖が強いのが多く良くも悪くも普通ではないのが特徴。
一方でレイティングスレスレの鬱展開やエグい描写を描くことも多く、児童誌の漫画でありながら差別、少年犯罪、ブラック企業、児童虐待、加害者家族といった社会問題を風刺した重苦しいストーリーも多く存在する。
余談
「大先生」という愛称は、「おどろき!ももの木笑店街」の連載が終了して凹んでいた時、大先生と呼ばれる人間になりたいと思い、自分で言い始めたのが由来である。(出典:コロコロコミック2020年12月号)
好物はタコさんウィンナーのようである。
主な作品
- おどろき!ももの木笑店街
- デュエル・マスターズ
- デュエル・マスターズFE
- デュエル・マスターズSX
- デュエル・マスターズビクトリー
- デュエル・マスターズVS
- デュエル・マスターズ(新)
- デュエル・マスターズキング
- デュエル・マスターズWIN
- Duel Masters LOST (原作担当)
- 錬人
- ゲゲゲの鬼太郎
カードとして
デュエル・マスターズの作者であることからカード化もされている。収録されたエキスパンションはいずれも、ジョークカードやネタカードと一緒に強力な新規・再録カードも多く収録されたギャンブル性の強いパックとなっている。
《松本大先生》
火文明(3) |
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クリーチャー:ヒューマノイド |
パワー:2000 |
レアリティ:P(表記なし) |
自分のH.C(ヒーロー・カード)を持つクリーチャーの召喚コストを1少なくしてもよい。ただし、コストは1より少なくならない。 |
H.C(ヒーロー・カード。ヒーローズ・カードとも呼ばれる)のマークを持つクリーチャーの召喚コストを1軽減するという、少し風変わりな能力のカード。H.Cはこのカードが収録されていたDMX-12にて多数収録されており、それらとの連動要素を狙った能力だと思われる。
また過去には、収録カード全てがH.Cであり、デッキ構築の基盤となるカードや強力なカードが多数再録されたDMC-47・48「ヒーローズ・クロス・パック」が販売されていた。(現在は絶版)
使用カードをH.Cで統一したファンデッキを作る場合には初動として採用しても良いだろう。ただし、テキストにあるようにクリーチャー以外のカードの使用コストは軽減できない。
《松本大大大先生》
火文明(4) |
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クリーチャー:ヒューマノイド |
パワー:3000 |
レアリティ:P(表記無し) |
自分の、イラストレーター名がShigenobu Matsumotoのクリーチャーの召喚コストを1少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にならない。 |
《松本大先生》からコストが1増えた代わりにパワーが1000上がり、コスト軽減対象が「H.Cを持つクリーチャー」から「イラストレーター名がShigenobu Matsumotoのクリーチャー」に変更された。このカード自体も軽減対象なので、マナ加速と上手く組み合わせれば一気に複数体並べて軽減効果を重複させ、より大型のクリーチャーへ繋げることも可能。
DMEX-15「名場面BEST」にて、イラストレーター名がShigenobu Matsumotoのカードが多数登場し、中には強力なクリーチャーも複数存在するため、僅かながら実用性が上がった。
- フレーバーテキスト
- DMEX-03 もしも、この世が喜びばかりなら、人は決して勇気と忍耐を学ばないでしょう。 _ヘレン・ケラー
- 収録セット
- DMEX-03 「ペリッ!!スペシャルだらけのミステリーパック」