概要
私立あらま学園の女性教師・麻衣マチコ先生と生徒たちが繰り広げる。その中ではスカートめくり、胸を触る(直接揉むシーンはない)など、現在では表現規制がかかってしまう描写がある。
主人公・マチコ先生の「まいっちんぐ」ポーズが流行し、テレビアニメ化、実写映画化されるなど人気を博した。
1980年から学習研究社(現在は学研ホールディングス)の少年漫画誌『少年チャレンジ』で連載。単行本は累計で280万部を売り上げた。
1982年2月にテレビアニメに対する抗議運動で『少年チャレンジ』が休刊し、その後は『アニメディア』、『中2コース』など他の学研の雑誌で連載が継続された。
しかし両誌とも作者の持ち味を出せる場ではなかったため連載終了となった。
その後はリバイバルブームということから執筆依頼を受け連載が再開され、数々の掲載紙を渡り歩きながら完結。青林堂からそれらをまとめたピンクボックス、ブラックボックス、ホワイトボックスの3冊が刊行されている(プラチナボックスも刊行予定だったが出版不評により未定となっている)。またホワイトボックスには、マチコ先生そっくりの「マイコ」が登場した。
小学生向け学習雑誌『科学と学習』では良識的な美人先生として学習記事の案内役を務め、児童に人気があった。
テレビアニメ
1981年10月8日から1983年7月21日まで、テレビ東京にて放送された。アニメーション製作はスタジオぴえろ。
オープニングを含め乳房露出が繰り返されたことでPTAから抗議が殺到、1982年に京都で「マチコ先生に抗議する会」が結成されるほどとなった。関西地区では読売テレビからテレビ大阪と奈良テレビに放映権が移動し、滋賀県、京都府、和歌山県、兵庫県で事実上見られなくなる事態になった。
この抗議は学研が発行していたすべての学習誌の不買運動に発展、学研は『少年チャレンジ』の連載打ち切りを決めた。
講談社への移籍が検討されたものの、学研側の慰留により『アニメディア』『中2コース』で連載となる。
後番組は「キャプテン翼」第1シリーズ。
登場人物
麻衣マチコ | |
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池上ケン太 |
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亀山タマ夫 |
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網走金三 |
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山形国男 |
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関連タグ
おっさんホイホイ セクハラ おねショタ 先生何やってんすか 学研 学研ホールディングス
とんでも先生:みなもと太郎原作のキャラクター。学研誌・漫画で多く登場し、マチコと並ぶ学研の看板キャラクターとなった。