概要
児童誌でゲーム等のコミカライズを中心に連載している。
当初はコミックボンボンを中心に活動していたが、ボンボン廃刊後は児童誌を転々とし現在はコロコロコミックで落ち着いている。
絵柄がよく変化し、1作品の中でもかなり雰囲気が変わっていたりする。
また、ジョジョの奇妙な冒険に通ずる台詞回しや、いわゆるヘタレキャラが長期続かず劇中で吹っ切れて変貌したり、コミカライズにおいて最初からヘタレではなくなっていたりするのも特徴。
代表作品
真・女神転生デビルチルドレン
コミックボンボン連載。全5巻。
子供向けに展開していたゲームやアニメと異なり、戦争や虐殺を始めとしたそのハードなストーリー展開と暴力描写を見せ「児童誌のベルセルク」とまで呼ばれた。
デフォルメされたゲームの悪魔のデザインをさらにアレンジしており、人型ゼブルや短髪エレジー等デザインの要所が後にゲームへ逆輸入されている。
真・女神転生デビルチルドレン ライト&ダーク
コミックボンボン連載。全3巻。
シリアスだった前作とは打って変わって明るく破天荒な作風になったが、暴力描写は健在。
ラストは打ち切り故、やや尻切れトンボな形で終わっている。
後期は藤異作品の中でも特に絵柄の変化が顕著となっており、1話ごとに他作品なら数巻レベルでの変動を見せている。
UMA大戦ククルとナギ
コミックボンボン連載。全5巻。
初のオリジナル連載作品。SFファンタジー。本作でも壮絶なバトル描写が目立つ。
第1部完という形を取ってはいるが、雑誌が廃刊になったため第2部のメドは立っていない。
バトルスピリッツ 少年突破バシン
ケロケロエース連載。全4巻。
移籍に伴い、これ以降暴力描写は大人しくなった(残念なところだが)。
アニメと違いスイレンの前をはだけた革ジャン衣装が特徴。
ダンボール戦機
コロコロコミック連載。無印とW連番で全6巻、WARS全2巻。
ヘタレではない青島カズヤやオカン度が上がった出雲ハルキが特徴。
そしてカバー下にはまさかの箱ガンダムを皮切りに毎巻自重しないネタが続く。
なおプラモデル説明書掲載の1P漫画も藤異が手がけている。
武狂争覇
架空の都市で武狂と呼ばれる戦士達が戦う漫画。デビチルの何倍も残虐な描写が特徴。
具体的には四肢欠損は当然で人肉を取り扱う料理屋、便所に投げ捨てられた死体等など…