『エックス様。我々は、人間を守るため、戦い続けます。正義にかけたこの命、尽きようとも…』
概要![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
異名:翠緑の斬撃
CV:緒方恵美
ゲーム『ロックマンゼロ』に登場するキャラクター。ファンからの愛称は「ピュンパ」。
武器は「十の光る武具」に数えられるふた振りのセイバー「ソニックブレード」。
ネオ・アルカディア四天王の筆頭を務める。ネオ・アルカディアの精鋭がそろった「裂空軍団」を率いる将軍。エックス(オリジナルとコピー両方)を崇拝し、人間を守って戦うことに誇りを持つ戦士。賢将の異名を持ち、エックスの行政を学術的側面から支える参謀的役割も務めていて、ロックマンゼロ2では統治者代行を務めていた。
長身の美青年で、「リマスタートラック ロックマンゼロ・イデア」では「雷鳴轟かせ颯爽と現れる美青年」と解説されていた。
性格は真面目で誇り高い性格だが、悪く言えば高飛車で、ゼロをゴミ呼ばわりしたり、相手を見下す(エルピス曰く「昔はよくゴミを見るような目で見られていた」とのこと)などの傲慢さも見せていた。3作目でオメガに敗れて重傷を負った自分を修理してくれたセルヴォに対しても、「最悪だな。貴様らに助けられたかと思うと吐き気がする」と、助けられたにもかかわらず(さらに敵の本拠地にもかかわらず)悪態をついて、レジスタンスたちを見下していた。
自分にも他人にも厳しいが、オリジナルエックスやコピーエックスに対してはとても優しく、それゆえに、バイルを盲目的に信頼しているコピーエックスに進言しようとするものの、ガツンと言えない甘い面を見せていた。
同じ四天王内では、レヴィアタンからは「キザ坊や」と揶揄されたり、ファーブニルから挑発されて喧嘩を売られることもあるが、いざというときは協力して戦うなど、強い信頼関係で結ばれている。
エックスに対する忠誠心は本物である。ロックマンゼロ2で侵入してきたエルピスに敗れるが、エックスを破壊すると豪語するエルピスに対して「さ…させんぞ…」と凄んでエルピスを一瞬ひるませたり、ベビーエルフに乗っ取られたときは「オレ…を…たお…せ……。遠慮はいらん…もうすぐ…オレは…ベビーエルフに…完全に乗っ取られる…。急いでオレを倒し…早くアイツを…止めて…く…れ……」と敵対しているゼロに頼んで、自分の命よりもエックス救出を優先させていた。
ゼロに対しては、ロックマンゼロでは「ここは、お前のようなゴミが足を踏み入れていい所ではないんだ。身の程を死をもって知るがいい!」とあからさまに見下していたが、ロックマンゼロ2では思うところもあったのか、プロローグで1年間戦い続けてボロボロとなったゼロを見逃す1面もあった。
また、「オレはレジスタンスを倒すことが正義だと思っていない…。だがな…人間にだけは手を出させるわけにはいかんのだ」と自らの正義に迷うような描写があったり、「あの男からエックスさまを…世界を…守ってくれ……」と頼むなど、ゼロを多少なりとも認めていた。
ロックマンゼロ3では、ネオ・アルカディアに帰還したバイルの陰謀もあって、コピーエックスの信用を失い、ネオ・アルカディアを追放されてしまう。その後、人間の居住区を破壊されたことに激昂してオメガに挑むが返り討ちにあい、重傷を負って意識不明状態になり、ゼロによってレジスタンスベースに連れ帰られて、セルヴォの治療を受ける。意識不明中にサイバー空間で邂逅したオリジナルエックスにすべてを聞き(ファーブニルが「詳しい話はお前に聞けって言われた」と話していたことから、オメガに関する秘密や事情をすべて話していたと思われる)、人間を守るために戦うと決意。意識を取り戻してレジスタンスベースを去った後、ファーブニルとレヴィアタンと合流して、オメガとの最終決戦に駆けつけて一矢報いた。
「リマスタートラック ロックマンゼロ・テロス」ではハルピュイアメインのドラマが収録されていて、エックスや他の四天王や八審官との関係も描写されている。
彼をモデルにした「ライブメタル・モデルH」は偽りの平和に酔う人々をネオ・アルカディアの人民と重ねていたのか、人間に対して若干の不信感を見せていたが、モデルXの適合者の真っ直ぐな意思に感化され、手を貸すことを決めた(次回作で敵に奪われるのは内緒である…)。
強さに関して![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
四天王の代表格として扱われている彼であるが、肝心の強さはというと四天王の中では弱い方である。
というのも、『ゼロ1』では氷属性のチャージセイバーで地上に落とし(回転斬りでも地面に落ちる)、単調な三段斬りを躱して更に弱点攻撃を加えると空中に逃げる事もできなくなり、ひたすら三段斬りを繰り返すようになってしまう為(チャージトリプルロッドでも壁ハメが可能)。
こんな具合なので部下のアステファルコンが強いと評される事もしばしば。
とはいえ、『2』では強力なEX技などが追加され、一筋縄では行かない強さになったり、『ロックマンゼクス』では彼をモデルにした「モデルHX」がシリーズ屈指のぶっ壊れ性能を誇る(「O.I.S」による三段斬りや多段ヒットする「プラズマサイクロン」が原因)などシリーズを経るにつれて待遇は改善されつつある。
主な能力・技![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
風を切り裂くほどの衝撃波を飛ばしてきたり、ゼロを持ち上げて地面に叩きつけるなど、空中からの攻撃がメインになる。
ソニックブーム
上空を滑空しながら斜め下方向に衝撃波を放つ。
イナズマドロップ
ゼロめがけて降下し、空中に持ち上げた後地面に叩きつける。
プラズマビット
空中で浮遊しながら誘導弾を放つ。
三段斬り→上昇ソニックブーム
ダメージを与えると行ってくる攻撃技。衝撃波攻撃を三連続した後、上昇しながらソニックブームを放つ。
サンダープリズン
周囲に落雷と竜巻を発生させる。
サンダーストライク
落雷を落とす。『ゼロ2』で使用。
ミラージュダッシュ
同じく『ゼロ2』で使用。
緑の残像を発生させながら突進、切り上げ「ライジングブレード」とのコンボを放つ。
スーパーソニックブーム
同じく『ゼロ2』で使用。真下に巨大衝撃波を発生させる。
そのレンジの広さから避けるのをミスすると大ダメージを貰ってしまう。
第二形態![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
ミサイル
ミサイルを五発放つ。
エアーアサルト
急降下しながら突進を繰り出す。
エアラッシュ
背景から突進を繰り出す。
画面外から消えた時が発動の合図なので躱すのは容易。
サンダーワイパー
足から電撃の振り子を生成して攻撃。
トルネードキャプチャー
竜巻を起こしてゼロを崖下まで落とそうとしてくる。
ダメージはないが、連続ダッシュで抵抗しないとそのまま奈落へ真っ逆さまに…。
マグネットタイフーン
EX技。台風で瓦礫を巻き上げて拡散する。
ロックマンXDiVE![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
2021年3月3日に実装。ソニックブレードとソニックブームを使うことが出来る。
関連イラスト![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
関連リンク![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
REMASTER TRACK ROCKMAN ZERO / III INTI RECORDS
※『リマスタートラック ロックマンゼロ』の商品紹介ページ
設定画等の資料あり
REMASTER TRACK ROCKMAN ZERO・Telos III INTI RECORDS
※『リマスタートラック ロックマンゼロ・テロス』の商品紹介ページ
ハルピュイアメインのドラマの説明が掲載
関連タグ![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
ロックマンゼロ ネオ・アルカディア四天王 オリジナルエックス
コピーエックス 闘将ファーブニル 妖将レヴィアタン 隠将ファントム エルピス
ファルコンアーマー:クローニング元が使用していたエアダッシュに特化したアーマー。
スーパーアポロガイスト:同じくとあるゲームで部下より弱い上司。
ブローノ・ブチャラティ:二次創作でハゲるシリアスキャラ。原作に於いてもところどころ共通点がある。
トルネードマン/ジュピター(RW5):過去に存在したそっくりさん。