概要
海堀たきちがYouTubeとニコニコ動画で投稿している動画シリーズ。そのクオリティの高さから2015年から長く続いているシリーズで、現在Part39まで投稿されている。
内容はストリートファイターシリーズでお馴染みのザンギエフがロックマンゼロの世界で戦いに巻き込まれるというもの。この2作品に留まらず後述するシステムにより、様々な作品とコラボをしている。時々このシステムに関係なしにコラボが行われることがある。
この作品は視聴者参加型の動画でもあり、YouTubeとニコニコ動画のコメントに参戦して欲しいキャラクターやアイテムを書き込むと、実際に作品内に登場しザンギエフを助けてくれるというシステムが成されている。もし興味があれば最新話のコメント欄に出演してほしいキャラクターやアイテムを書き込んでみよう。もしかしたらコメントが取り上げられ、参戦させてくれるかもしれない。
主要キャラクター
主人公とレジスタンスメンバー
この作品の主人公。何故かゼロの代わりにシグマウィルス研究所に封印されていた赤いサイクロン。そのためシエル達から本来のゼロと勘違いされ戦いに巻き込まれていく。
無茶苦茶な思考を持っており、有名な初見殺しのボスにボス戦前から大ダメージを与えたり何故か闇のゲームを始めることもしばしば。しかしシエルには頭が上がらず、尻に敷かれている。
この作品のメインヒロイン。作中最強候補で本編と比べ、かなり腹黒い性格。自分に逆らった人物(主にザンギエフ)や胸のことを馬鹿にした人物は容赦なく叩きのめす。
また、亜空間転送装置のミサイルが直撃してきれいな性格になったこともあり、元の性格に戻ったときには遺影が作られてしまうほど残念がられた。
メンバー1の技術者でザンギの数少ない理解者。ソシャゲのガチャ感覚でYouTubeとニコニコ動画のコメント欄から様々なものを呼び寄せる『亜空間転送装置』を使用させてくれる。
ザンギエフが逮捕されたときには、仮面ライダー1号に変身して迎撃したもののベルトを酒で壊してしまい変身できなくなってしまう。
常にぬいぐるみを持った少女のレプリロイド。ぬいぐるみを修理(なお、この際にプロテインが使われぬいぐるみがマッチョになったが、本人は気に入っている様子)したザンギエフに懐いている。
老人のレプリロイドで話がとても長い。そのくせ無理にでも話を聞かせようとしており、話を邪魔されたりスルーしようとするとキレる。
最終的には、腕をゴーレムの物に改造してロケットパンチ出来るようにして、ザンギを拘束して無理やり話を聞かせた。
太った少年レプリロイドだったが、ザンギにより根性を叩き直され、鍛えた結果マッチョになり即戦力になるほど強くなった。
コルボーチームの隊長。なんJ民で会話やSNSで常になんJ語を使用する。
ちなみに、ハゲピュイアとバカにされるきっかけを作った一人でもある。
ゴーレムに苦戦するザンギに必殺技ゲージを投げ渡したなぞの存在、どこかで聞いたような喋り方をしている。
ネオ・アルカディアへ直接攻撃を掛けようとするザンギを、遥か彼方まで吹っ飛ばしてレジスタンスメンバーにぼこぼこにされた。
亜空間転送装置で召喚された謎の人物。召喚された際に時空の歪みが発生し、亜空間転送装置が爆発してしまった。
ネオ・アルカディア構成員
ネオ・アルカディアの統治者でエックスのコピー。ザンギの姿を見て困惑し、それ以来ザンギエフやレジスタンスメンバーの予測不可能な行動に振り回されていく。
ネオ・アルカディア四天王
四天王の一人でプライドの高い性格。
ザンギエフとの邂逅で、やられた挙げ句にたわしで擦られて頭が禿げてしまう。
その後、ザンギエフと関わると何故か必ずと言っていいほどハゲるためザンギエフを初戦闘以来忌み嫌っている。
また原因になった、たわしがトラウマになっており、ハゲた自分を見て取り乱すこともある。
最終的に酒に逃げたことで、勤務中の飲酒を咎められて四天王から下ろされた。
四天王の一人で寡黙な性格。原作通り工場に爆弾を仕掛けた後、逃走を試みるがザンギエフに妨害され仕方なく爆弾解除に協力することになる。解除が終わった後、ザンギエフとは戦友でありライバルであるような関係になっていた。
四天王の一人で戦闘狂。自分の作戦内容をSNSにあげるほど情報管理能力が欠落している。砂漠でザンギエフと突きの速さ比べとなるほど互角の近接戦を繰り広げ、良きライバル関係となる。
四天王の紅一点で冷酷な性格。砂漠の地下基地から脱出すべくザンギエフに協力することになる。その活躍ぶりはもうコイツがメインヒロインでいいんじゃないかと感じるほど。脱出に協力するにつれザンギエフに恋心を抱いていく。
ボスレプリロイド・メカニロイド
初見殺しとして名高い隼型レプリロイド。
廃棄処理施設に陣取っていたが、ザンギに投げ飛ばされたスパイキング・キングが直撃したことで瀕死の重傷を負い、そのままやってきたザンギに一撃で倒された。
その後、ネオ・アルカディアにて陣取っていたところ、吹っ飛ばされたザンギが直撃したことでまたしても瀕死の重傷を負いザンギを道連れに自爆を決行。しかし「スクラップ」を「スプラック」と言い間違えていたことを指摘されたことで恥ずかしくなり思わずザンギを解放してしまい、結局自分だけ倒れる羽目になった。
列車の屋上で待ち構えていた象型レプリロイド。
自己紹介をしている最中にザンギに持ち上げられ、列車から落とされてしまったことで戦うことなく、戦闘不能になった。
砂漠で待ち構えていたジャッカル型レプリロイド。
ザンギがデュエルディスクを取り出したことでデュエルを開始。ザンギを追い詰めるが、ザンギが突如リアルファイトに持ち込んだことで形成逆転。ザンギに召喚されたエドモンド本田によって宇宙に追放され、某大彗星に叩きつけられて爆散した。
廃工場で待ち構えていたヤマタノオロチ型メカニロイド。
様々なRPGの形式で戦闘を行い(途中参戦したザラキ神官をしばくためザンギと一時休戦したが)、最終的にザンギが召喚したシエルに倒された。
砂漠の秘密基地を任されていたヘラジカ型レプリロイド。
何故かいたグリーンに捕獲されたが、グリーンとの戦闘後にザンギに解放され、命乞いを試みたがすぐにモンスターボールに戻され何処かへ投げ飛ばされた。
ザンギの不在を狙ってレジスタンスベースに送り込まれた掘削用メカニロイド。
大量のパンテオン軍団を率いてレジスタンスベースを襲撃するが、間一髪のところでザンギが帰還。高層ビルの屋上からファイナルアトミックバスターを喰らい爆散した。
烈空軍団に所属している昆虫型レプリロイド。
ハゲと化したハルピュイアの呼び方で揉めていたところを本人に見られ、仲良く粛正された。
アスラ・バスラ、レインボーデビルと共にザンギの不在を狙ってレジスタンスベースに送り込まれた猿型レプリロイド。
任務の傷により満身創痍だったザンギと死闘を繰り広げ、ファイナルアトミックバスターを喰らい爆散した。
パンテオンシリーズ
殆どがロックマンゼロに出てきた種類ばかりで、2から登場するホッパータイプ、ランチャータイプも登場している。
ここでは、作品オリジナルの個体について解説する。
パンテオン・スタンプ
顔が顔文字になったパンテオン。「😭」「😡」「🤔」の3種類の顔文字がありたまに阿修羅バージョンが混ざっている。砂漠部隊に配備され10体量産された。
パンテオン・アリゲーター
顔がどこぞのワニになったパンテオン。倒されるとその場にLoftを建設する。砂漠部隊に配備され23体量産された。
パンテオン・オワタ
パンテオンをそのまま人生オワタにしたパンテオン。一撃で倒せるほど弱いがその分コストが安くパンテオン・ハンターの10分の1のコストで量産できる。砂漠部隊に配備され127体量産された。
フルボイスで喋るパンテオン・ハンターで何故かホラー系ステージによく配備される。
特に青鬼事件編で生き延びた個体は、砂漠地下基地でザンギエフやレヴィアタンと共に脱出に協力することになる。
その結果、レヴィアタンを救出し生き延びたことで次期四天王候補となった。
パンテオン・プロテイン
何故か回復アイテムであるプロテインをくれ、一緒に飲まないかと誘ってくるパンテオン。
パンテオン・ハンターと変わらないものの、カラーは緑色となっている。
ネオ・アルカディア出身のはずなのだが、ヒッタイド・ホッタイドを倒した後の宴会にも参加している。
パンテオン・シエル
まさかのシエルの恰好をしたパンテオン。その正体はパンテオン・プロテインで一緒に飲まないかと誘ってきた。もちろん本物にparty_parrot爆弾を使用され(ザンギごと)粛正された。
ゲストキャラクター
前述した通り、この作品ではロックマンシリーズやストリートファイターシリーズに限らず、コメントにより様々な作品からキャラクターが参戦する。ここでは、その中でも主要なゲストキャラクターを紹介していく。
秘密基地に向かう途中で襲撃してきたキチガイ2人組。なかなか手強く、合体技『キチクロス』を使用できる。なお、ネオ・アルカディアとは無関係らしい。
秘密基地に囚われていた騒音3人組。めちゃくちゃうるさく隠密行動での救出作戦の邪魔になることに。囚われていたレジスタンスのメンバーかと思われたが全くの無関係らしい。
亜空間転送装置で召喚されたモンスターボールから出てきたポケモン。ザンギとは似た性能を持った格闘キャラだからなのか、出てきた途端に互角の戦いを繰り広げた。
亜空間転送装置で召喚された卵から生まれたスーパードラゴン。基本的になんでも食べるが、ザンギとファントムにぞんざいに扱われ心の闇を深めていく。そして最後には…。
亜空間転送装置で召喚されたサーヴァント。砂漠の敵部隊殲滅戦に参加し、大量のパンテオンオワタやロフトをザンギと共に蹂躙していった。
ファントムが潜入し亜空間転送装置を無断使用した結果、召喚されたブルーベリー色の怪物。
とても凶暴でネオ・アルカディアと砂漠地下基地で猛威を奮った。
食われたパンテオンは、悉く同属となるためネオ・アルカディアは四天王が出撃するほどのパニックとなっていた。
亜空間転送装置で召喚されたでんぢゃらすなジジィ。奇想天外な行動が多くYouTubeとニコニコのコメントからお友だち軍団を呼び出すことができる。
急拵えで修理された亜空間転送装置で召喚された愛の伝道者。召喚された直後ザンギから指示を受けてネオ・アルカディアへ出動。パンテオン・ハンターを秘密の花園へ引き摺り込みまくった。
ちなみに、亜空間転送装置は彼と夜空の剣を召喚したことで完全に爆散・機能停止してしまった。
関連動画
YouTube版
ニコニコ動画版
余談
なお、ストリートファイターシリーズとロックマンゼロはどちらもCAPCOM制作である。