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概要

前作である地上最強編の登場人物の半数以上が継続で登場する一方で、新キャラや思わぬ作品からの客演なども特徴となっている。

今作の頑駄無軍団は天下統一編までの軍団ではなく、新生闇軍団と戦う為に結成された軍団という扱いになった。

更には「心・技・体」のパラメーターが実装されたり、今までのBB戦士とは違ってアクションが取れるような関節が追加されたのも特徴となっている。

あらすじ

地上最強の戦いから1年後。大蛇飛駆塞虫<オロチビグザム>に荒らされた天宮<アーク>の国は轟天頑駄無の指揮で復興し、平和が戻りつつあった。だがある日、轟天の夢に光の力の化身である結晶鳳凰<クリスタルフェニックス>が現れて天宮に危機が迫っている事を告げ、そして勇気ある若者に授けるようにと「三烈神の鎧」を轟天に与えた。

轟天は結晶鳳凰の意志に従い、流星頑駄無と月光頑駄無、そして地上最強の戦いで活躍した衛府弓銃壱の3人を集めて三烈神の鎧を与え、伝説の戦いが繰り広げられた聖なる山、悪無覇域夢山<アナハイムさん>へ向かうよう命じた。

やがて結晶鳳凰が予期していた危機、新たな悪の組織「新生闇軍団」が出現し天宮征服を開始した。そしてこの戦いは伝説の存在となった「大将軍」を巡る戦いとなっていった。

頑駄無軍団

この時代には頑駄無軍団と呼べるような強固な体制の組織は存在しないが、便宜上頑駄無軍団に相当する光の軍団をここにまとめておく。

三烈神

轟天頑駄無が結晶鳳凰から授けられた三つの鎧「三烈神の鎧」に選ばれた三人の武者たち。

この三烈神の鎧は強大な力を与えるが、長時間に渡って装着すると過大なダメージをもたらす諸刃の剣でもある。「天来変幻」の呪文を唱えることで瞬時に装着される。戦闘終了後に「天来返照」と唱えれば解除される。

烈光頑駄無<レッコウガンダム>

モチーフ:ガンダムF91

『地上最強編』で活躍した武者衛府弓銃壱<ムシャエフキュウジュウイチ>が、烈光の鎧を授かり改名した姿。“体”の能力値が高く、攻撃力に優れる。前作の戦いの後に武闘家としての修行を積み、左手で剣術、右手で拳法を繰り出す自己流の武術「剣勢拳」を身に着けた。

烈空頑駄無<レックウガンダム>

モチーフ:ネオガンダム

修行中に衛府弓銃壱と出会った武者・流星頑駄無<リュウセイガンダム>が、烈空の鎧を授かり改名した姿。“技”の能力値が高く、瞬発力に優れる。性格は明るく、一見いい加減に見えるが正義感の強い努力家。強い相手を見ると勝負を挑まずにはいられない。

烈破頑駄無<レッパガンダム>

モチーフ:シルエットガンダム

殺駆雲斎の忍者養成所第144期生である月光頑駄無<ゲッコウガンダム>が、烈破の鎧を授かり改名した姿。普段は冷静沈着な性格で仲間たちの作戦参謀を務めるが、酒が入ると手がつけられないらしい。

忍者として修業を積んだため、忍術や妖術、呪術を得意とする。

新世大将軍<シンセイだいしょうぐん>

心・技・体の全てを極め、結晶鳳凰に選ばれた者が化身することができる、本作の副題『伝説の大将軍』そのもの。

頑駄無真駆参は烈光、烈空、烈破の三人の中から大将軍が誕生すると予言する。そして大将軍に選ばれたのは…

波悪民我夢自警団<バーミンガムじけいだん>

天宮では大将軍が長らく不在だったため、復興に尽力した轟天頑駄無が大将軍と同じくらいの信頼を得て波悪民我夢の街を治めている。

自警団の編成は剣で戦う瞬刃隊、槍で戦う輝槍隊、弓矢を使う乱弓隊、砲撃専門の迫砲隊の4つの部隊が存在しているなど、かつての頑駄無軍団に近いものとなっている。尚、隊員の中にはかつての闇軍団の構成員のような戦士も属している事から、旧頑駄無軍団のメンバーの末裔だけでなく旧闇軍団メンバーの末裔も参加していると思われる。

戦いの後に新生大将軍の統治に伴い新設された頑駄無軍団の前身となり、部隊の編成はそのままになったようだ。

尚、波悪民我夢の街は以前から天宮の国の政治と経済の中心地であり、新生大将軍の治世になった以後も首都として機能していく事となる。

轟天頑駄無<ゴウテンガンダム>

モチーフ:プロトタイプガンダム

大蛇飛駆塞虫に破壊された街を復興し、大将軍不在の天宮で最も信頼を集めていた英雄。豪放磊落な性格で誰からも慕われている。

悪無覇域夢山での修行中に、結晶鳳凰から授かった三烈神の鎧を託すべく三人の武者を探す。

姫天頑駄無<ヒテンガンダム>

モチーフ:ワイツミラージュ

轟天頑駄無の娘。誰も手が付けられないほどにお転婆でわがままな性格だが、掃除の腕は天下一。

戦いには参加しなかったが、後に新生大将軍と結婚し二人の子供を産んだ。

慶明璽武<ケイミョウジム>

モチーフ:ジム・カスタム

波悪民我夢自警団の団長で、轟天の旧友。大胆な奇策で敵を翻弄する軍師でもある。

霞射鋭<カスミイルス>

モチーフ:ダギ・イルス(おそらくは鹵獲Ver)

地上最強の戦いで死亡した猛者射鋭<モサイルス>の妹。今では自警団に所属するくノ一である。

得意技は霞隠れの術。

鵬猟角<ホウリョウカク>

モチーフ:ハーディガン

瞬刃隊の若頭(隊長)。部下を率いて剣術を頼りに自ら切り込む豪胆な性格で、血の気が多い。

右肩の大砲は威嚇用で、刀でけりを付ける。

閃叉鉤<センザク>

モチーフ:ザクⅡF2型

瞬刃隊の一般兵。姿からして、かつての殺駆一族の末裔と思われる。

多数存在する戦闘員で剣術も得意。集団戦法で敵と戦う。

竜尖角<リュウセンカク>

モチーフ:Zプラス

輝槍隊若頭。槍術を得意としており、緻密にして正確な戦法を操る。瞬刃隊が撹乱した敵を確実に倒していく。

敵全体を見通す能力は自警団一番であり、冷静な戦法で援護攻撃を行う。

蜂雅・義羅<ホウガ・ギラ>

モチーフ:ギラ・ドーガ改(シド・アンバー機)

輝槍隊の一般兵。やはり多数いる戦闘員的存在。密集隊形から無数の槍を繰り出して敵を制圧する集団戦が得意。それはまるで蜂の大群のようであり、新生闇軍団も手こずるほど。

飛旋角<ヒセンカク>

モチーフ:スタークジェガン

乱弓隊若頭。敵後方への牽制攻撃を担当する。地味ではあるが、弓の腕前は百発百中とかなりのもの。ただし、弓兵ゆえに白兵戦は苦手。

矢鋭・麿璃音<シェイ・マリーネ>

モチーフ:ゲルググM

乱弓隊の兵士で多数いる。多数の仲間が規則正しいリズムで矢を放ち、その波状攻撃で敵を倒す。

號雷角<ゴウライカク>

モチーフ:Gキャノン・マグナ

迫砲隊の若頭。砲撃担当で両肩から繰り出す砲術の攻撃力は自警団随一を誇るが、足が遅いのが弱点。

鵬猟角に並ぶほどの豪放な性格にして血の気の多い人物である。

頑砲弐<ガンキャノンツー>

モチーフ:ガンキャノンⅡ

迫砲隊に属する兵士で同じ姿が多数いる。数と火力を活かした集中砲火が得意で、敵の早期警戒や敗走する敵への牽制などを行う。

璽武参<ジムスリー>

モチーフ:ジムⅢ

全ての部隊に配属されている一般兵で、かつての頑駄無軍団戦闘員だった璽武一族の流れを組む。どんな武器も使いこなせる器用さを持っており、各部隊によって装備が異なる。

暴呂<ボロ>

モチーフ:ハロボール

自警団の下級兵士達で、かつての頑駄無軍団の暴留<ボール>のような奴。

戦力にならないが数合わせの兵として敵を威嚇する。

殺駆雲斎<ザクウンサイ>

どこかの山奥に住んでいるという伝説の忍者仙人。数多くの忍者を輩出しており、烈破頑駄無と百式、うっかりざくれろの師匠である。また、かつての頑駄無軍団の忍者・百鬼丸の師匠でもあり、武者七人衆編から生きているのか同じ名前の人なのか、全くもって不明である。

匠殺駆<ショウザク>

頑固者の刀鍛冶。頑固一徹の職人気質だが、轟天頑駄無にだけは頭が上がらない。彼の刀である轟雷剣も風雷の神器も彼が作ったものである。

仲間の武者

烈光たち三烈神が旅の道中に数奇な運命で出会った仲間達で、以前の仲間だったりかつて共に戦った異国の同志だったり、はたまた異世界の住人だったりと顔ぶれは様々。

風車の百式<かざぐるまのヒャクシキ> ※画像左

モチーフ:百式

忍者養成所の第144期生で、烈破頑駄無と同期の忍者。一説には百士貴一族の落ちこぼれともいわれている。花風車という風車型の手裏剣の使い手。実力はそこそこだが、性格はけっこう気分屋。

轟天頑駄無の命で、相棒のうっかりざくれろと共に烈光たちを追って旅立った。

うっかりざくれろ ※画像右

モチーフ:ザクレロ

烈破、百式と同じく忍者養成所の第144期生。何をやってもドジでうまくいかないため、殺駆雲斎により無期限の修行の旅に出された落ちこぼれ忍者。食い意地が張っており、団子を百本食べて腹を壊したこともある。

百式と共に烈光たちを追って旅に出たが、行く先々でドジをやらかしてしまう一行のムードーメーカー。

雷刃頑駄無<ライジンガンダム>

モチーフ:ヘビーガンダム

烈光こと武者衛府弓銃壱の仲間であった武者激闘頑駄無<ムシャヘビーガンダム>が、影舞乱夢での修行でパワーアップした姿。友の危機に際して帰国し、駆けつけた。

匠殺駆秘蔵の雷刃の神器を譲り受けており、鎧の力で動物の声を聴いたり雷を呼び寄せたりする。

風刃頑駄無<フウジンガンダム>

モチーフ:フルアーマーガンダム

武者衛府弓銃壱の仲間であった武者全武装頑駄無<ムシャフルアーマーガンダム>が、赤流火隠で修行を終えた後に帰国し、匠殺駆秘蔵の風刃の神器を装備してパワーアップした姿。

この神器の力で風を呼んだり、短時間だけ水中に潜れたりする能力を手に入れた。

武者頑星刃<ムシャガンセイバー>

異世界から空間のひずみを通り天宮にやってきた戦士。プライドが高く、卑怯な振る舞いを嫌う。弓と槍を使うことに長け、大将軍誕生の鍵となる「光凰の弓」と「昇龍の矢」を扱える唯一の人物でもある。

『コミックワールド』では時空移動した際に記憶を失い、助けてくれた烈空と烈破に同行するが、『SD武者ガンダム風雲録』では時折現れては烈光達を助けて去っていく謎の戦士となっている。いずれも使命を果たした後に元の世界へと帰っていった。

頑駄無真駆参<ガンダムマークスリー>

モチーフ:ガンダムMk-Ⅲ

一行が悪無覇域夢山で出会った謎の武者。頑駄無軍団の秘宝である「銀の楯」を所有しているが、『コミックワールド』と『SD武者ガンダム風雲録』で大きく設定が異なる。

どちらでも一時的に結晶鳳凰と合体し、大将軍の力をその身に宿すことになる。

真駆参大将軍<マークスリーだいしょうぐん>

モチーフ:スペリオルドラゴン

頑駄無真駆参が結晶鳳凰と一時的合体し、大将軍となった姿。一行は、彼こそが探し求めていた大将軍だと確信するが…

影舞乱夢

かつて黄虎賊の暴虐によって荒廃した王国。現在は、衛府弓銃壱たちと共に戦った白龍頑駄無が新たな王となり、国を治めたことで復興が進んでいる。

頑駄無白龍大帝<ガンダムハクリュウタイテイ>

モチーフ:ガンダムGP01Fb

前作の戦いの後、影舞乱夢の国をまとめ上げ国主となった白龍頑駄無。

「龍帝の鎧」といわれる龍輝宝を受け継ぎ、纏っている。かつての龍帝の再来を喜ぶ領民たちから敬意を込めて“白龍大帝”と呼ばれているが、自身はまだ修行不足として戸惑いを感じている。

天宮の危機を知り、蒼龍・紅龍を連れて駆けつけた。

蒼龍頑駄無<ソウリュウガンダム>

モチーフ:ガンダムGP02

かつての影舞乱夢義勇軍副頭目・青龍頑駄無が、龍輝宝の一部「龍牙の甲」を受け継ぎ、出世した姿。大地の力を受け、さらなる剛力を発揮する。

紅龍頑駄無<コウリュウガンダム>

モチーフ:レッドウォーリア

同じく義勇軍頭目であった赤龍頑駄無が、龍輝宝の一部「龍尾の甲」を受け継ぎ、出世した姿。火力と索敵能力が向上している。

赤流火穏

地獄牙兄弟の内乱によって混乱した赤流火穏は、阿修羅頑駄無らの活躍によって無事に平定された。後に阿修羅頑駄無は新たな王となり、平和に国を統治している。

頑駄無阿修羅王<ガンダムアシュラオウ>

モチーフ:ガンダムF90

父・鍾馗頑駄無から王位を引き継ぎ、国主となった阿修羅頑駄無の新たな姿。赤流火穏に古くから伝わる鬼舞虎の像<キマイラのぞう>を受け継ぎ、様々な術法を使いこなす。

政治は翔破にまかせっきりで弟と修行に明け暮れていたが、かつての戦友の危機を知り、飛鳥・翔破を連れ天宮へ駆けつける。

飛鳥頑駄無<アスカガンダム>

モチーフ:ガンダムF90Ⅱ

仁王頑駄無が兄の側近として鬼舞虎の像の鳥面を授かり、出世した姿。空を飛ぶことができ、その飛行距離は無限山脈を超えることができるといわれている。

兄と修行に明け暮れていたが、天宮の危機を知り駆けつける。

翔破頑駄無<ショウハガンダム>

モチーフ:ガンダムMk-Ⅴ

不知火頑駄無が阿修羅王の側近として鬼舞虎の像の獣面を授かり、出世した姿。地上を駆ける能力が大幅に上昇している。

肝心の阿修羅王が修行ばかりなため、実質的な政治は彼が主導していた。天宮の危機を知り、共に駆けつける。

新生闇軍団

突如として出現した新たなる悪の武者軍団。名前からして、かつての闇軍団の後継組織と思われるが詳しい事は不明である。

支配者である闇帝王が甦らせた死霊武者を中心に、四魔忍軍という四つの部隊から構成され、局地戦に特化している点はかつての闇軍団と酷似している。ただし、メンバーの中には妖怪もいるなどこれまでとは異質である。またかなり強大な軍事力と兵力を持っている。実は、隊員たちの中で体に目玉が付いている者は全て闇帝王の生み出した死霊武者である。

闇帝王の死後も残党が悪事を働いていくことになる。

闇帝王

モチーフ:オリジナル(一部の形状からノイエ・ジールという説あり)

破悪民我夢の街の上空を覆う黒雲から出現した、新生闇軍団を率いる悪の支配者。世界征服を目論んでいる。

その出自や目的は全く不明で、一説では異世界から現れたのではないかと言われるなど、かつての闇皇帝のような存在。

強力な妖術の持ち主でもあり、武器の「凶魔刀」は闇の力を吸い上げて強力な技を繰り出し、闇の中にいる限り傷一つ付かない「冥皇の甲冑」を身に着けている。

通常形態でも強力なのだが、光の世界での活動の際には邪獣闇変化して通常よりも何倍ものパワーを発揮するとてつもなく厄介な相手。

新生大将軍との死闘の末に滅んだが、彼の怨念は後の世に災いをもたらしていく事となり、その正体は遥か後の時代にて判明することになる。

魔殺駆

モチーフ:シャア専用ザクⅡ

新生闇軍団頭領。通称「真紅の闇将軍」。闇帝王から暗黒の力を与えられ、四魔忍軍を率いて闇帝王の復活を目論む。

頑駄無たちとの因縁は強く、後の歴史にも上司である闇帝王同様にたびたびその姿を現していく…

炎魔忍軍

炎の力を操る武者の部隊。

漸羅<ゼラ>

モチーフ:ビギナ・ゼラ

炎魔忍軍軍団長にして四軍団長のリーダー。強い相手との戦いが生きがいの武人で、戦い好きの実力者。

雷火<ライカ>

モチーフ:バウ

炎魔忍軍第1の刺客であり、弟は氷魔忍軍の隊員・氷破。執念深い性格でやられたらやり返すタイプの武者。そのための手段は選ばない。

邪炎将<ジャエンショウ>

モチーフ:アナベル・ガトー専用ゲルググ

漸羅の側近で薙刀を使う長刀使い。かつては轟天の旧友だったが、強すぎる野心ゆえに決別し、新生闇軍団に入隊した。一度決めた事はやり通す頑固な性格の持ち主でもある。

炎蒸<ホウジョウ>

モチーフ:ゲルググJ

中級隊員の武者。二本の刀を使う二刀流だが、火炎の術と銃で中距離射撃も行う。

熱鬼兵<ネッキヘイ>

モチーフ:ザクⅡF2型

炎魔忍軍の下級武者である戦闘員で多数いる。戦闘力は低いが、自爆も辞さないほどの忠誠心を持つ。

モチーフはザクⅡF2型

火影坊<ホカゲボウ>

モチーフ:ドワッジ改

炎魔忍軍の下級武者隊員。多数おり、大筒による砲撃で長距離射撃を行う。

鳳仙花<ホウセンカ>

モチーフ:ラフレシア

炎魔忍軍の妖怪隊員。花のような姿の怪物で、触手で攻撃したり内部から殺傷兵器・蛮砕<バグ>を種のように放つ。

氷魔忍軍

冷気を操る武者部隊。続編に登場するとある武者も、元はここの隊員であった。

華紅羅<ガーベラ>

モチーフ:ガーベラ・テトラ

氷魔忍軍の女軍団長。氷の妖術を操る。性格はきつく、反抗する者は容赦なく攻撃する。

光るものが好きらしい。また、上司である魔殺駆には尊敬以上の想いを寄せる。

氷破<ヒョウハ>

モチーフ:ズサ

氷魔忍軍第一の刺客。炎魔忍軍の雷火の弟である。傲慢で冷徹な性格。兄との連携攻撃を得意とする。

白狼<ハクロウ>

モチーフ:シン・マツナガ専用高機動型ザク

華紅羅の側近でもある武人。狙った獲物を追い続ける執念深さを持つ。白狼変化の術で狼に変化する。

氷鬼<ヒョウキ>

モチーフ:マ・クベ専用グフ

氷魔忍軍の隊員。豪快かつ実直な武人で凍結術を使う。

霧氷斎<ムヒョウサイ>

モチーフ:ゲルググM

氷魔忍軍の下級隊員で多数の同族がいる。霧の中からの奇襲が得意。

氷虎<ヒョウコ>

モチーフ:ドラッツェ

氷魔忍軍所属の妖怪。足がソリになっており、足場の悪い地形でも素早く移動できる。

戦闘力は低いが集団戦法で敵を苦しめる。

妖魔忍軍

妖術使いや妖怪変化からなる武者部隊。その為か、奇怪な姿の連中が多い。

刃流刃浪<ヴァルヴァロ>

モチーフ:ヴァル・ヴァロ

妖魔忍軍の軍団長。怪力と両腕のハサミで相手を痛めつける残虐な戦法を好む。カニのような妖怪タイプに変化できる。

呪怪入道<ジュカイニュウドウ>

モチーフ:ザメル

妖魔忍軍の隊員の中でも超重量級の妖怪で、その破壊力が高さで城砦攻略などに投入される。

武器は右肩の大砲の破城槌。また左肩の棺からは邪悪な瘴気を散布させて敵を混乱に陥れる。

妖雷<ヨウライ>と蝦蟇<ガマ>

モチーフ:ギラ・ドーガ重装型(妖雷)、アッザム(蝦蟇)

蝦蟇という妖怪とそれに乗っている妖雷は二身一体で現れるコンビ。

分身や巨大化などの妖術で相手を幻惑させる戦法と銃を操る。

幻妖<ゲンヨウ>

モチーフ:ゲーマルク

忍者隊員。毒の呪術が得意で、勝つ為ならば手段を選ばない卑劣漢。

必殺技は土蜘蛛地獄の術。

妖雲<ヨウウン>

モチーフ:ザクⅡ

妖術使いの陰陽師。足音も立てずに相手に接近して、得意とする爆撃の妖術を浴びせる。

蛇幻<ジャゲン>

モチーフ:ドライセン

ヘビの化身である妖怪武者。両肩にそれぞれ異なる毒の蛇がおり、右肩の青蛇は何でも溶かす酸、左肩の赤蛇は石化毒を持つ。

爆妖飢<バクヨウキ>

モチーフ:ドム・トローペン

多数いる陰陽師隊員で、妖魔忍軍の戦闘員的存在。

妖術を使って妖怪や悪霊を呼び出す。呪怪入道と蝦蟇はコイツが召喚したもの。

またバズーカ砲と槍を持っており、援護射撃と接近戦も可能。

空魔忍軍

飛行能力を持った武者で構成される部隊。

羽流鋭<バルス>

モチーフ:ベルガ・バルス

空魔忍軍軍団長。

綿密な戦略と豪快な戦法を駆使して戦う武者で、自らの力に絶対的な自信を持ち、常に正々堂々とした戦いを好む武人。

そのスピードはかなりのもので、烈空でもようやく追いつけるほど。

翔狼士<ショウロウシ>

モチーフ:ドーベン・ウルフ

空魔忍軍の副長。

無口であるため無愛想と思われがちだが、不言実行の武者として仲間から慕われている。

羽流鋭の信頼も厚く、重要な作戦では常に大役を任されている。

翔妃<ショウヒ>

モチーフ:キュベレイ

くノ一で軍団随一の空中殺法の使い手。鋭い爪で相手を切り裂く。

紅陽炎<ベニカゲロウ>

モチーフ:リゲルグ

翔妃が率いる爆撃部隊の雑兵。編隊を組み連携で相手を混乱させる。しかし、地上戦が苦手。

鵬翼<ホウヨク>

モチーフ:リック・ドムⅡ

空魔忍軍戦闘員。頑強な身体で地上スレスレの低空飛行をして相手に体当たりを行う。

武器は鉞とバズーカが一体になった鉞撃砲。

風破<フウハ>

モチーフ:プロトタイプケンプファー

空魔忍軍隊員。かまいたちのように風を切るような戦いをする。武器は鎖鎌で、これで突風を引き起こす。

また頭部にも刃がセットされている。

その他

紫電鬼<シデンキ>

モチーフ:バウ

雷火と氷破の兄弟が合体した姿。この合体編成は、かつての暗黒軍団幹部の龍将飛将に似ている。

火炎と冷気の両方の力を操って烈光達を苦しめた。

泥駒<デク>

モチーフ:デナン・ゾン

新生闇軍団の雑兵で各忍軍に配属している。かつての闇軍団の雑魚<ザコ>と同じように数合わせの為なので戦闘力は低い。

死霊武者

闇帝王が、かつての闇軍団の武者たちの姿と能力をコピーして作った泥人形。

闇の力によって作られているため、夜闇以外では行動不能となる。

殺駆頭に似せた姿のものが多い。しかし『SD武者ガンダム風雲録』では、他にも武者漣飛威殺駆三兄弟に似せた個体も登場した。

SD戦国伝

本作と同時期に展開していた番外編シリーズ。『SD戦国伝』の名称だが、初期三部作とは別の作品。 当初はSD戦国伝本編とは独立した作品だったが、続編の『七人の超将軍編』にて設定が使用され、統合されることになった。

登場人物

千生将軍<センナリショウグン>

元は『超戦士ガンダム野郎』に登場したキャラクター。

乱れた世に正義の心を燃やし、たった1人で世直しの旅を続ける武者で、人呼んで“世直し将軍”。

続編に登場するある武者の過去の姿でもある。

千生大将軍<センナリダイショウグン>

殺駆三兄弟の孫から助け出したサラマンダーが合体し、出世変化した姿。

雷帝千生神将軍<ライテイセンナリシンショウグン>

サラマンダーが落雷を受けて変身した超伐折羅曼蛇<スーパーバサラマンダー>と合体し、神帝変化した姿。

飛天頑駄無超将軍<ヒテンガンダムチョウショウグン>

モチーフ:クラスターガンダム

大牙頑駄無の弟で、からくり一門のひとり。千生とは幼馴染。

魂駆羅星<コアクラスター>と合体し、超将軍形態となる。

大牙頑駄無超将軍<タイガガンダムチョウショウグン>

モチーフ:クラスターガンダム

飛天頑駄無の兄で、千生とは友人。飛天同様からくり一門のひとりでもある。

魂大牙<コアタイガ>と合体し、超将軍形態となる。

飛天曰く「時間にだけはきっちりしている」らしい。

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新SD戦国伝

伝説の大将軍:表記揺れ

地上最強編伝説の大将軍編七人の超将軍編

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