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ドラッツェ

どらっつぇ

ドラッツェとは、OVA「機動戦士ガンダム0083」に登場するモビルスーツである。
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概要

デラーズ・フリートが独自開発した宇宙戦用の簡易モビルスーツ
深刻な物資不足に悩むデラーズ・フリートの台所事情を反映したかのような機体であり、損傷したり、製造が間に合わなかったザクF2型の上半身をベースにガトル戦闘爆撃機の船体をバックパックとして接続し、また脚部に同じくガトルの部品を加工したプロペラントタンク一体型のスラスターを組み合わせた急造機とも呼べる機体である。また後述の機体の性質的にはモビルスーツと言うよりはモビルアーマー寄りである事が分かる。

脚部スラスターには歩行肢としての機能は無く、また可動範囲の狭さからAMBAC作動肢としても殆ど機能せず、運動性は非常に低い。それを補う為の代替措置として両肩に球状のスラスターポッドを設置しているが、それでも通常のモビルスーツには遠く及ばない。
ただしガトル戦闘爆撃機の推進機関が転用されたバックパックの恩恵から直線の加速性能は非常に高く、リック・ドムにも匹敵するとまで言われている。
また一応着地機能は有りMS胴体の股間部とスラスターポッド先端側に航空機の物と同じタイヤ式の着陸脚を有する。

武装は右腕のマニピュレーターから置き換えられ武器腕として装備された三連装40mmバルカン砲(カバーで覆われているので外見は単装砲に見える)と、戦艦の装甲を流用した左腕部シールド裏に固定されたビーム・サーベルのみ。
このビームサーベルはザク用のジェネレーターでは出力不足で扱えない事もあり、シールドの裏に小型ジェネレーターや冷却装置等を組み込んで作動させる物となっている。

全30機程が生産されるも、その戦闘能力もあって主に陽動作戦や偵察を主任務とする事が多く、時には数合わせの為に投入される事もあった。
しかし、急造の機体ながらもデラーズ紛争を生き残った機体はその後も活躍しており、グリプス戦役では、アクシズにてグレーに塗装された機体が、ラプラス事変ではネオ・ジオン残党「袖付き」にてカラーリングをピンクと紫基調にし胸部にネオジオン紋章のエングレーブを施された機体がそれぞれ運用されている。

バリエーション

ドラッツェ改

ドラッツェの肩部スラスターポッドを、宇宙突撃艇のスラスターを転用したタイプに変更したバリエーション機。
スラスターの変更によって機動性は低下しているが、その分加速性能に優れる。
右腕部は通常のマニュピレータに変更されており、ザク・マシンガンを携行可能。

ドラッツェ改(重装型)

先述のドラッツェ改に重武装を施した物。後述の袖付き仕様の物とは異なるガトリング砲を右マニピュレータを置き換える事無く固定装備し左腕のシールドの表にシュツルムファウストを二基装備(これによってシールドの防御機能は失われる)し、脚部スラスターポッド部外側にザク用規格の三連装ミサイルポッドを左右二基ずつ計四基装備する。これだけの重装化をして火力はようやく当時の一般MSと同等になるが持ち味の機動性は更に失われる。

ドラッツェ(袖付き仕様)

第二次ネオ・ジオン抗争後、ネオ・ジオン残党「袖付き」の手に渡ったドラッツェ。
モビルスーツの性能向上が著しかったグリプス戦役、ネオ・ジオン抗争を経て旧式急造機であるドラッツェは性能面で劣勢に立たされるが、台所事情の厳しい袖付き内では拠点の哨戒偵察機として運用された。
右腕のバルカン砲をガザシリーズのシステムを部分流用したガトリングガンに換装しているが、火力の強化より哨戒任務のための拡張センサーユニットとしての性能向上を目的としている。
この装備更新によってセンサー有効範囲が大幅に向上しており、より偵察機としての性格が濃くなったと言える。

関連イラスト

MS-21 ドラッツェ



関連項目

機動戦士ガンダム0083
ザクF2型 ガトル

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