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シーマ・ガラハウ

しーまがらはう

シーマ・ガラハウ(Cima Garahau)は、OVA『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場する架空の人物。
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よりどりみどり!!
CV:真柴摩利

人物像

ジオン公国軍突撃機動軍所属。階級は中佐。年齢は不明だが、資料によっては35歳との記述がある。
性格は大胆不敵で、非常に好戦的である。身長も約190cm(詳しくは後記)はあると思われる長身女性

一年戦争開戦直前に編成されたキシリア・ザビ配下のジオン公国軍海兵隊に、遙任の艦隊司令アサクラ大佐の代理司令官として配属。
麾下艦隊は、「シーマ艦隊」の通称を得て、一年戦争時は主に破壊工作を行っていた。
一年戦争緒戦において、コロニーへの毒ガス(G3ガス)注入、所謂「コロニー潰し」に従事しており、これがトラウマになっていることがCDシネマ『宇宙の蜉蝣』で語られている。

一説ではこのコロニーがブリティッシュ作戦コロニー落とし)に使われたサイド2の首都であるアイランド・イフィッシュであり、その際に上官からは催眠ガスと告げられていたと言われている。
もっともこれは『ギレンの野望』シリーズなどのゲーム作品が根拠で、同シーンにはシロー・アマダも登場しており、『機動戦士ガンダム第08MS小隊』での描写と整合性を取るならば、このとき使用されたガスは腐食性ガスとなる。

尚、『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』によると兵学校で一日教官を務めた事があるらしい。

シーマとその艦隊は破壊活動や虐殺など公国宇宙軍の「汚れ仕事」の実行者であったこと、また、保身を図ったアサクラ大佐に責任を押し付けられたことから、一年戦争終結時に他のジオン公国残存勢力からアクシズへの亡命を拒否されている
ピクチャードラマ『宇宙の蜉蝣2』一年戦争中は汚れ仕事の不満を飲み込みながら軍務に忠実に動いていたが、終戦時にアサクラ大佐に厄介払いを兼ねリリー・マルレーンを戦時賠償艦として差し出すことを告げられ、遂に堪忍袋の緒が切れたシーマはアサクラの座乗するチベ級に突撃、その場はアナベル・ガトーの搭乗するプロトタイプ・リック・ドムⅡに取り押さえられるという詳細な描写が追加された。
この一件から彼女の荒んだ性格とガトーとの険悪な関係が形成されている。

帰るべき故郷もソーラ・レイとして改造されて一年戦争で失われており、B級戦犯として帰属する場所を持たない彼女等は以後、宇宙海賊として生きる事を余儀なくされる。
民間・連邦はもとより、時に他の公国軍残党の船舶までもが略奪の対象とされた。
その一方で生き残る術として、また将来の安住地獲得の布石として、地球連邦の一部将校やアナハイム・エレクトロニクス社との独自のパイプ作りに奔走した。
こうした描写から、作中において彼女は大義に殉じたエギーユ・デラーズやアナベル・ガトーとは対照的な人物として描かれ、ジオンの暗部の象徴、そして理想主義の側面が強いデラーズ・フリートへの痛烈なカウンター役であり、連邦側も含め大義なるものへのアンチテーゼとなっている。
本来のヒロイン枠あまりにもアレな為彼女を悲劇のヒロイン視するファンも少なからずいるとか。

策謀の才はもとより、モビルスーツパイロットとしても非常に優秀な腕を持っており、一年戦争時の撃墜スコアは56機。
漫画『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』では、ノイエ・ジールに搭乗するガトーを圧倒するほどの技量を見せつけた。
終戦時の乗機はMS-14FsゲルググM(マリーネ)(ゲルググの海兵指揮官仕様)で、デラーズ紛争終盤でガーベラ・テトラに乗換えるまで搭乗していた。

劇中での活躍

第5話、宇宙世紀0083年10月にエギーユ・デラーズ中将の招聘に応じてデラーズ・フリートに合流したのが初登場。ガンダム試作2号機を載せたHLVを回収し、ガトーの乗艦しているムサイ級に対しリリー・マルレーンで挨拶代わりのニアミスをかましている。
その後ガンダム試作2号機を追ってきた地球連邦軍アルビオン隊を迎撃するためにマリーネ・ライターで直々に出撃。ウラキ少尉がモーションパターンの編集に失敗し碌に動かせなくなっていたガンダム試作1号機を攻撃、大破せしめ追い返した。

合流後は同じくデラーズ・フリートへの合流を望むケリィ・レズナーから彼の保有するMAヴァル・ヴァロだけをだまし取る算段でいたが、早まった部下のクルトにより企みがケリィに露呈し失敗、落とし前としてクルトをザクに詰めヴァル・ヴァロにけしかけて粛清したが、ヴァル・ヴァロそのものはガンダム試作1号機フルバーニアンとの決闘で失われてしまう憂き目に逢う。(いくら身内とはいっても余計な事をして全てをご破産にした間抜けには容赦はしない様子)

その後コンペイ島への核攻撃の下準備として付近を哨戒していたアルビオン隊を強襲、機動性が格段に向上したフルバーニアンに驚愕するもそちらは部下に任せ、自らはサウス・バニング大尉の駆る隊長機ジム・カスタムに狙いを定める。
戦闘の末退けられたがこの時に与えたダメージが要因となり、シーマ本人のあずかり知らぬところでバニングの撃破には成功している。

デラーズの下においても、新規コロニーを輸送するコロニー公社の輸送挺を襲撃、撃墜(重罪)してのコロニージャックという汚れ仕事を回されるが、表向きにはそれにも従って見せていた。
しかし、本心ではジオンを許しておらず、自分達を踏みにじってきたジオンの栄光に復讐すべく連邦への永住権を求めて地球連邦軍グリーン・ワイアット大将などのタカ派と裏取引を進めていた。
ワイアット大将が核攻撃で死亡すると、次は地球連邦宇宙軍を統括しているジーン・コリニー提督に接触。
最終局面の際に隙を見て裏切りを敢行しデラーズの乗艦であり作戦旗艦であるグワデンの制圧に成功するも、デラーズの殉教的行為に激怒し射殺、連邦との裏取引の手土産であったデラーズの身柄確保に失敗する。
「ふざけるんじゃないよ! あたしは今までこうして生きてきたのさ。本国でぬくぬくとうずくまる者たちの顎で扱われながら!」
「あたしは故あれば寝返るのさ!」
その場に居合わせたアナベル・ガトーはノイエ・ジールでグワデンのブリッジを破壊するも、辛うじて脱出し、彼女は腹いせにグワデンを撃沈させる。

紛争最終局面においてアナハイム社との裏取引によって得たガーベラ・テトラで出撃するが、連邦軍とシーマ艦隊の密約に激怒し猛攻を仕掛けてくるウラキ中尉の搭乗するGP-03デンドロビウムに、シーマ艦隊は旗艦リリー・マルレーン以下戦力の大半を壊滅させられ、挙げ句の果てには被弾したシーマを収容しようと迂闊にもガイドビーコンを出したリリー・マルレーンはGP-03に撃墜され、彼女は帰る家も待つ家族も全て味方の筈の連邦の部隊によって皆殺しにされた。
「ガイドビーコンなんか出すな! やられたいのか!?」
「いわんこっちゃない…!」
その後に自らもGP-03のメガビームキャノンで乗機を串刺しにされ、さらにその砲撃をゼロ距離で浴びるという凄惨な最期を遂げた

分かりづらいが、シーマ達は一度たりとも連邦に対して不利益を与えたり裏切り等に手を染めておらず、ソロモンへの核攻撃すら連邦にリークしている。(結果はご存知の通り単騎で突破されてしまったが)
デラーズ・フリートに対しても、実の所(正義などと言う理由ではないものの)徹頭徹尾彼らを止める為に暗躍している。
つまるところコウ達の彼女への攻撃は端から見れば「味方を自分達が気に食わないからという理由で上層部の決定を無視して撃墜する」意味不明な行動であり、彼女からすればデラーズ達と同じ類の狂人にしか見えない、それ故にでたセリフが
「ハハハハハハハ! おまえは一体、どっちの味方だ!」
であり、実際コウ達が彼女に構わずガトーに向かっていればソーラ・レイは充分な出力で照射できた可能性が高い。
そもそもコウ達が彼女を付け狙う理由であるバニングの死などについても戦場での撃ち撃たれの結果な上、当のコウがシーマ隊の面々に甚大な被害を出している為第三者視点では逆恨みも良いところである。

結果として何やら後ろ暗いところが見え透いている連邦、やる事に容赦のないシーマ隊、主人公勢アルビオン隊、ジオン残党デラーズ・フリートの四勢力を贔屓目無く作中やった事だけを表記すると、シーマ隊、次いで連邦の比較的悪く描写される二勢力が一番マトモに見え、アルビオン隊とデラーズ・フリートが狂人の集まりにしか見えないという訳の分からない事態になっている。

なおPS2ゲーム「めぐりあい宇宙」でのifエンディング(GP-03との戦闘に生き延びる)では、ティターンズへの招聘を拒んで行方をくらました、とされている。ちなみに彼女の場合戦死するのが正史であるため、最終ステージで撃破されてもゲームオーバーとはならずそのままエンディングとなる。

漫画「機動戦士ガンダム0083 星屑の英雄」ではやはりジオンへの復讐の為に連邦に寝返るが地球への永住権では無く金目当てなだけで姿を消して今度は連邦相手に海賊を続けるつもりだったらしい。しかし裏切りに失敗するとバスク・オムに用済みと見限られて軌道艦隊から集中砲火を受けて死亡した。
前述した0083 REBELLIONでは部下を養うために永住権を求める様子が描かれており、ガトーを討つべく奮戦を続けたが結局は部下たちはバスクによってソーラ・システムで焼かれ、残った彼女も撃破される結果となった。

ところが・・・・

シーマ艦隊

キシリア・ザビ少将配下のジオン公国軍突撃機動軍に属する、海兵上陸部隊の通称。
アサクラ大佐に代わり、シーマが代理司令を務めたため、この名で呼ばれる。艦隊旗艦はザンジバルⅡ級機動巡洋艦リリー・マルレーン
その他、ムサイ級軽巡洋艦最後期型5 - 7隻、パプア級輸送艦によって編成される。
艦隊のカラーリングはリリー・マルレーンの黒以外は全てカーキで統一されている。

デラーズ紛争時の主だったモビルスーツは、MS-14F ゲルググMとMS-14Fs 指揮官用ゲルググM(シーマ専用機)、およびAGX-04 ガーベラ・テトラ。

アサクラを除く構成員の全てがサイド3の3バンチコロニー・マハルの出身。
多くはコロニー公社で建設や補修の下請けをしていた男たちで中には公国への戸籍登録さえ行っていない者も多く、コロニー工作の専門部隊として半ば強制的に徴兵・編成された。
戦時中は開戦時のコロニーへのG3ガス注入などの汚れ仕事の他、相当に過酷な任務を強いられた。

またシーマ艦隊の他にも海兵隊は存在しており、同じマハル出身者であるゲール・ハント率いるゲール海兵隊もその一つで、やはりこの部隊も汚れ仕事をさせられていた。尚、同部隊はア・バオア・クー最終決戦の際に隊長であるゲールを残して全滅している。

0083 REBELLIONではアルビオン隊と束の間、戦線を共にした。
その後、ケリィの挑発に激昂したバスクによるソーラシステム照射で『ついで』とばかりに焼き払われかけていたシーマを護るため、大胆にも旗艦リリー・マルレーンで射線上に割り込んだ。
機関を停止してまで熱線にたちはだかり、大気圏突入仕様の重装甲とダメージコントロールにより持ちこたえようとするが、あえなく轟沈。
「宇宙の果てまで付き合う」という副官の言葉を最期に、シーマ艦隊は壊滅した。

この事がシーマをバスクへの復讐に駆り立て、損傷したガーベラ・テトラでバスクの座上艦へ特攻。
あと一息で艦橋を吹き飛ばすところを、正史通り至近距離からの砲撃で戦死する。

だがしかし・・・

G GENERATION DS

2005年に発売されたゲーム「SDガンダムG GENERATION DS」では、軍への不信を振り切ったシーマというIFを見る事が出来るほか、キャラクター図鑑では「上層部の心ない仕打ちがなければ名指揮官になれたかもしれない人物」という評価がなされている。
更に、条件を満たすと進むことが出来るライバルルートでは、軍務と現実の狭間で揺れ動くナタル・バジルールを説得して仲間に引き入れたり、プレイ次第でターンXの新たな主になれたりするなど、破格ともいえる優遇っぷりである(むしろ、ようやく正当な評価を受けたという方が正しい)。
また、このライバルルートのEDでは、ジョニー・ライデンシン・マツナガらと共に、一年戦争時にソーラレイに改造されてしまった故郷のコロニー・マハルの再建に着手している。

身長

「シーマ様はガトー同じ195cm」と言われることが多いが、キャラクター対比表の設定画ではヒールを履いた上で目の高さがガトーよりも低くなっている。公式設定として公開されており、身長を記載した資料は今のところ無いと思われる。

また、比較対象のガトーも身長195cmとして記載された資料は無く、絵柄から算出した推定値である。5話でもヒールを履いた状態でガトーより若干低く描かれている。よってヒールを含んで193cm前後、含まない場合は190cm前後あたりが妥当だと思われる。

ただし他の女性キャラよりもかなりの長身であることには変わりはない。

搭乗機

旧ザク
ザクⅡ
ゲルググM(専用機)
ガーベラ・テトラ

関連タグ

機動戦士ガンダム0083

悲劇のヒロイン

嶋さん…シーマをモチーフとしたギャルゲーのキャラクターであり、中の人も同じ。
メタリックガーディアンTRPG:どう見てもシーマにしか見えないキャラが登場している。尤も、本作は古今のロボットアニメ・ゲームのパロディの塊なのだが。

ブリティッシュ作戦
30バンチ事件:シーマの死後に行われたコロニーへの毒ガス注入事件。その指揮を執ったのは皮肉にもシーマと共謀していたバスク・オムその人であった。

鉄華団:『REBELLION』におけるシーマ艦隊と似たような結末を迎えたガンダム作品の勢力。














ピクシブ百科・ネタバレ注意アイコン


※これより『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』のネタバレ注意!!※







『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』においては何と生きていた

バスクの砲撃によりガーベラ・テトラと共に爆死したと思われたシーマだったが実はガーベラ・テトラには彼女は乗っておらず遠隔操作でバスク座乗艦に突撃したのだ。
そして生き残っていたコッセルら他の海兵隊隊員と共に木星公社のメンバーとして木星へと旅立っていった。

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