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ガンダム三大悪女

がんだむさんだいあくじょ

歴代ガンダムシリーズにおける三人の悪女のことである。
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概要

ガンダムシリーズにおける悪女では、「裏切り」や「大量殺戮」、「男を篭絡」といった行動をとるなど(または「性格が気に入らない」、「ウザい」、「怖い・恐ろしい」という悪印象を持たれ)一部のガンダムファンから「悪女」と言われる女性キャラクターのことである

機動戦士Vガンダムカテジナ・ルースを筆頭に、機動戦士ガンダム0083ニナ・パープルトンと、逆襲のシャアクェス・パラヤの名があげられる事が多かったが、最近ではファンの年齢層や価値観の多様化によるキャラの見直しや、新たな悪女キャラの台頭などにより、宇宙世紀・アナザーを超えて壮絶な席の譲り合いが繰り広げられている。

なお、最初から悪・敵として登場するキャラが悪女扱いされる事は殆ど無く、中でもハマーン・カーンシーマ・ガラハウに至ってはハマーン様シーマ様と呼ばれ、むしろヒロイン扱いされてしまう。
最初は味方側だったのが敵に寝返ったり、味方だけど性格に問題があったり、味方でありながら主人公らに害を及ぼすといったような、視聴者をイライラさせる女性キャラが悪女キャラとされるようである(簡単に言えば視聴者の我儘)。


悪女呼わりされる人々と原因(ネタバレ・偏見・中傷的表現を含みます)

殿堂入り

  • カテジナ・ルース (機動戦士Vガンダム)……詳しくは該当リンク参照。彼女に関しては悪女はむしろ褒め言葉。悪女のカリスマ的存在で、序盤と終盤の落差や、トチ狂ったような発言や行動の数々や、かつてのヒロインとは思えない程変わり果てた凶悪な面構えに魅了されたファンも多い。

……てか悪女じゃなくて悪人じゃないの?

最初期メンバー

かつては当確だったが、新勢力の台頭によって候補レベルにまで落ちた方々。

  • ニナ・パープルトン機動戦士ガンダム0083)……詳しくはリンク先参照。ラクス等と同じく脚本の都合による犠牲者ともいえる面や、恋人であるコウの落ち度や、彼女の立場で考えれば納得できなくも無い点などから、近年では候補止まりである。ただし、最終的に完全な悪女として描かれたカテジナに対してニナの場合は描かれ方の問題である、ということであって、悪女に見えてしまうor見えてしまったのは事実であり、長らくカテジナと2トップを張っていた。
  • クェス・パラヤ (逆襲のシャア)……ウザイ・ワガママ・自己中の三つを備えた女の子。チェーンとアムロとの関係に嫉妬してネオ・ジオンに逃亡し、私情で戦場を好き勝手にしていた。かつては3人目候補筆頭だったが、新たな悪女ヒロインの台頭や、「GUNDAM EVOLVE 5」における綺麗なクェス化によって近年では候補止まりに落ち着いている。また、13歳という多感な年齢や、戦争についての認識不足、家庭を全く顧みず堂々と愛人を連れている父親について等々を鑑みれば、仕方ない面もある事から、早い時期から以下に記述されるキャラクターと熾烈な席の譲り合いを繰り広げてきた。

新勢力(旧称・三人目候補)

どのキャラもカテジナほどのインパクトや説得力に欠ける為、未だ候補止まりの方々。

宇宙世紀

  • レコア・ロンド (機動戦士Zガンダム)……物語終盤でエゥーゴを裏切ってティターンズについたからだと思われる。原因は煮え切らないこの男のせいではあるが、この行動をかつての同僚には「女でありすぎた」と非難された。とはいえ、彼女の身に起きた事を考えれば、同情の余地はある。
  • シャクティ・カリン機動戦士Vガンダム)……彼女自身は決して悪女などではなく、むしろ聖女タイプの良い子なのだが、』その頭の中はお花畑であり、しかも意思の強さと行動力だけは人一倍ある為、彼女が良かれと思って動けば動くほど、結果的に彼女の為に何人もの人が死ぬという、無自覚の死神であり元凶。それゆえ彼女を悪女扱いする人もチラホラ。とはいえ、やはり悪意が無い以上、悪女とは言いがたい。無能な働き者と言う方がしっくりくる。迷惑ランキングならブッチギリで当確しそうだが。なお、11歳という年齢を鑑みれば、彼女のお花畑ぶりは仕方ない面もある。

アナザー

  • ディアナ・ソレル∀ガンダム)……彼女自身は悪女とは言えないものの、地球降下作戦によって地球と月との戦争の原因を作ってしまった他、ギンガナムの裏切りの原因の一因でもある為、悪女扱いされる事もしばしば。もっとも、地球との戦争はディアナをはじめとするソレル一派を月から追い出し、月の実権を掌握しようとしたアグリッパの陰謀でもあり、ギンガナムの裏切りは言いがかりに近いものだったのだが…。シャクティと同じく、本人に悪意は全く無いのだが、不幸な偶然の連続と彼女を利用しようとする者によって害悪が撒き散らされる、善意の元凶と言える存在。とはいえ、そういった世界観としての都合であるため、悪女の代名詞としてあげられることは全く無い。
  • キエル・ハイム福井晴敏∀ガンダム)……アニメ版の彼女は決して悪女扱いされるようなキャラではないが、福井晴敏による小説版では、想い人のハリー・オードともどもすっかりキャラが変わっており、カテジナ並の悪女っぷりを発揮する。ハリーがディアナに夢中でキエルには目もくれない事から嫉妬し、ディアナとハリーへの復讐の為グエンと共謀してロラン達を裏切るも、グエンの「女には興味無い」発言によって女のプライドをズタズタにされ、発狂するという、キエルファンには間違ってもオススメできない内容になっている。とはいえ、「ガンダムは映像化されたものが正史」という原則がある為、所詮ifでしかない小説版の彼女の名が悪女としてあげられる事は滅多に無い。
  • フレイ・アルスター機動戦士ガンダムSEED)……主人公であるキラ・ヤマトと同じ学校に通う学生であり、大西洋連邦事務次官ジョージ・アルスターの娘。キラの同級生であるサイ・アーガイルの婚約者でもあった。父親を殺したコーディネイターに復讐するために同じコーディネイターであるキラを利用し、戦場に狩りたてると同時に肉体関係まで結ぶ。キラを利用した動機としては、コーディネイター同士が殺しあうよう仕向けたかった、父を見殺しにしたキラが苦悩する様を見たかったという意味合いもある。婚約者であったサイには冷たく当たるものの思いは完全に捨てたわけではなく、それに感づいたキラはますます精神に変調をきたし、さらに戦いにのめり込んでいく。復讐のために男を惑わし利用する、利用している男すら私怨の対象という点では相当な悪女だが、それらの要因はひとえに父を失った悲しみからである。中盤から後半にかけては己の行為を反省し対話と和解を望む、敵に利用された上に非業の死を遂げる、精神世界でキラ本人に謝罪と反省の弁を述べるなど、同情の余地が全くないわけではない。しかし行動が余りにも目に余るため、かつて海外の不人気キャラ投票では「クレイジーサイコビッチ」とも呼ばれ、現在も脈々と続く「クレイジーサイコ〇〇」スラングの金字塔的存在。
  • ラクス・クライン機動戦士ガンダムSEED)……フレイと同じくメインヒロインの一人であるが、ザフトとの決別の際にフリーダムガンダムエターナルを手土産のように奪取したことから分類されたものと思われる。しかし、組織として世界を結果的に混乱こそさせたもののラクス個人が悪女として何かを行っているわけではないので違和感を感じる声も少なくない。だが、組織の行動を咎めず制止せず、自分の思想を論じ続けるのみで舵取りをしなかった事は事実であり、世界を俯瞰的に観た場合の悪女度は高め。逆にいえば、脚本の都合で悪意をばらまき続けてしまい、かつ脚本の都合で制裁を受けていない、悪性部分も本編では明確に描写されずキレイなまま(これは二期終盤で主人公に成り代わったキラ・ヤマトも敵機撃墜シーンなど明確な殺害描写ない点で共通点がある)……という意味では、最も悪女としては規模が大きな存在とも言える。
  • 王留美機動戦士ガンダム00)……ソレスタルビーイングのエージェントとして活動しつつも、敵であるトリニティやアレハンドロやイノベイター側にも協力し、主人公らを陥れた。その目的は世界を混乱に陥れる事であり、彼女にとってソレスタルビーイングもイノベイターもそのための道具でしかなかった。主人公らの味方のフリをしつつ影で暗躍して、周囲や世界のことを全く考えず、平然と贅沢な生活を送っていたことはまさに性悪女に相応しい行いであり、一時はラスボス説すら囁かれたものの、イノベイターがより暗躍する二期では彼女の出番は少なく、二重スパイのような存在のまま終盤で野望も虚しく退場し、目立った活躍はなかった。主人公達も彼女の暗躍に気付いておらず、裏切られたという印象すら無い。世界を裏から操り牛耳ろうとしたものの、より力を持つイノベイターの手のひらで踊らされ何も得られず退場、という意味では、悪女というよりは道化的なポジションのキャラクター。
  • ネーナ・トリニティ機動戦士ガンダム00)……いきなり気まぐれで結婚式場に襲撃をかけ、この事件でルイス・ハレヴィは片腕と両親・親族を失った。幼稚で善悪の区別も付かない子供そのものであり、ある意味00シリーズとしては初めて登場した純粋な悪意による加害行為であった。その後、あっさりサーシェスに兄達を殺害されて以降はこれといった出番は無く、2期では王留美の小間使いのような存在になっていた。ファンからは兄達を殺された痛みから人として成長するか、もしくは相変わらず悪女としてはっちゃけて大暴れしてくれるのを期待されていたが、これといった活躍が無いまま、最期に王留美を裏切って殺し、その直後にルイスによって復讐された。自分自身の復讐の機会は与えられず、因果応報的に自らが復讐者に殺される中でも、最後の最後まで我の強さを出した絶叫は印象に残る。


ガチの悪(敵)役なのに候補に入ってない皆様

  • キシリア・ザビ機動戦士ガンダム)……ザビ家の長女。実兄を暗殺し、ジオン敗北を決定付けた存在。だが、その原因は実父を暗殺した兄にもあり、父や弟には愛情を抱いていた節があるなど、悪女とは言い辛い。しかし『THE ORIGIN』ではアニメ版と違い、 実弟に自分への忠誠心を持つようにするために優しくするなど、かなり冷酷でザビ家の関わったすべての陰謀の黒幕とされている。しかし彼女が悪女へと堕ちることになるのは家族に原因がある上、兄のギレンに比べればまだ人間味があるため彼女が挙げられることは少ない。というか、それ以前に女性キャラ扱いされてない可能性も高い。悪女というよりは紫ババァである。
  • シーマ・ガラハウ機動戦士ガンダム0083)……軍務に忠実で大義を胸に戦う者が多い0083におけるジオン軍人の中、毒ガスや裏切り、裏取引といった汚い手段を厭わないド直球の悪役だが、彼女がそのような行動に走ったのは、毒ガス作戦を筆頭とする汚れ仕事ばかりを引き受けてきたにも関わらず、その責任だけを擦り付けて尻尾を切ったジオン上層部への不信感と復讐からである。1年戦争が終わった後も戦争犯罪人扱いされ、アクシズへ逃げることも出来ず、生まれ故郷のコロニーも戦争兵器へ改造されてており故郷へ帰ることも出来なかった彼女は、生き残るために裏切りや裏取引といった手段も取りつつ宇宙海賊を続けるしか方法が無かった。毒ガス作戦についても、作戦決行時は「致死性の無い催涙ガス」としか聞かされておらず、自分が知らぬうちにコロニーの住民を大量虐殺してしまった事は耐えがたいトラウマになっている。軍に忠実だったにも関わらず上層部から一方的に切り捨てられ、生き残るために手段を選べない立場に追いやられてしまった身であること、使い捨てられたことにだんまりを決め込むデラーズや、事情を理解しようともせず一方的に不信感を示すガトー、そして前述の紫豚の一件といい、悪女とは呼びがたい。むしろ毒を食わば皿までとばかりに悪の道を突き進む彼女の姿に好感をもつガンダムファンも多い。
  • ハマーン・カーン機動戦士ガンダムΖΖ)……Ζ・ΖΖ、2作に渡りラスボスを勤めたみんなのアイドル。結果的に漁夫の利を得る形でアクシズを一大国家にするなど、優れた指導者であるが、シャアに振られてしまったことを引きずるなど内面の弱さや、ΖΖラストでジュドーの強さに敬服して自ら負けを認めるといった潔さといったところに惹かれるようだ。何気にZZガンダム後期OP「サイレント・ヴォイス」は彼女の内心を歌ったものでもある。
  • ファラ・グリフォン機動戦士Vガンダム)……ギロチンを使って反乱軍を処刑するなど、狂気度ではカテジナと同等かそれすらも上回るほどの悪女ではあるが、彼女の場合は最初から最後まで敵であり、悪であり続けた他、強化人間として改造されたり、味方によって宇宙漂流の刑を受けるなど、同情できる要素もあった事からあまり名があげられる事はない。というかそもそも知名度が…
  • ポゥ・エイジ(∀ガンダム)……地球と月の戦争の発端を作った事実上の戦犯。地球降下の際に、攻撃禁止命令を受けていたにもかかわらず、地球側から先に攻撃されたとは言え搭乗した機体や自身の命に危険が迫っていた訳でもないのに感情的になって玩具と評した武装相手に数kmを焼失させる対艦ビーム砲で反撃し、それがキッカケで戦争に陥ってしまった。しかし、上司のお気に入りだったことで彼女の所業は御咎めなしで前線に身を置き続け、上述の自身の行いを棚上げして地球人を蛮族と差別感情丸出しで、武力行使満々のタカ派。状況判断力が著しく欠いており、核兵器の不発弾を持った相手に、ビーム砲で撃って誘爆の危険を起こしたことも。上記のディアナよりよほど性質が悪く、月側の狂言回しでありながら取り乱すけど狂気的な描写がないせいか、悪女と言うより「(頭の)悪(い)女」だからか、余り名を上げられることはなかった。




最後に

ここまで読んだ方々にこれだけは覚えておいてほしい。あくまでこういったキャラクター達は劇中においては物語を進めたり盛り上げたりする上では重要なのである。悪役というものは損な立ち位置でもあるのだ。それでも、これらのキャラクター達のことを好きな人たちはいる事は忘れてはならない
軽々しく悪女だのなんだの言うことは普通に考えればするべきことではないだろう。最初に書いてあるように独断と偏見である。彼女らよりももっと悪どい奴らはガンダムの世界じゃいくらでもいる。それだけは覚えておいてほしい。(そもそもこの項目だって特定の作品を叩くための材料ではなかろうか……。)

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