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概要編集

CV:山田義暒


地球連邦軍トリントン基地のテストパイロット。階級は少尉眼鏡をかけているチャラそうな青年。

コウとは士官学校時代の同期だが、年齢は20歳とコウより1歳年上である。

臆病な性格で、当初は奪取されたガンダム試作2号機を追撃する際に臆する場面も見られた(これは出撃時に同期のラバンが目の前で命を落としたことが大きい)。また、モンシアからは「小便小僧」呼ばわりされたり、恋人であるモーラには尻に敷かれて追い回されるなどコウ以上に情けない一面も見られたが、ベルナルド・モンシアによる厳しい訓練、サウス・バニングの死を乗り越えて成長していった。


ガトー追撃の際は演習用の白いザクF2型で出撃。目の前で同僚のラバンとディックが戦死したこともあり、声が震えるなどコウ以上に怯えていたが、アダムスキーの乗るドム・トローペンを危うい所で撃破するという大きな戦果を出している。偶然の産物であるとはいえザクF2型でベテランパイロットの乗る格上の機体を撃墜したと考えると、十分パイロットの素質はあると窺える。

また、ヴァル・ヴァロ戦でのアシストや爆発するフルバーニアンからの救助など、キースがいなければコウは死んでいたかもしれない場面もしばしばあった。実は意外と活躍しているのである。

トリントン基地での騒乱の後、乗機をジム・キャノンⅡに替えコウと共にアルビオンに乗艦。ガンダム2号機追撃の任に当たり、デラーズ紛争を最後まで戦い抜いた。


美人に目が無く、女性関係については当初はニナに対してアタックを仕掛けていたが、次第にアルビオンのメカニックであるモーラに好意を寄せるようになる。また、その際に女付き合いが未熟なコウを冷やかしたりもしていた。


デラーズ紛争終結後はガンダム試作3号機強奪や軍機違反等で軍事裁判に掛けられた(コウやシナプスと違い詳細は明かされていない)が、デラーズ紛争における一連の事件が「無かった事」にされた為に罪状が消滅し、釈放されている。

その後、北米オークリー基地に赴任し、遅れて着任したコウを鹵獲されたゲルググマリーネのピースサインで出迎えた。


ゲーム等他媒体での扱い編集

  • スーパーロボット大戦シリーズ

0083が参戦する作品ではそこそこ登場しているが原作の活躍とは裏腹に能力値はほぼ二軍レベル。攻略本では「なんでロンド・ベルにいるの?」、「どうしようもなく使えないキャラ。サポート役でも使うのが難しいくらいである。せめて自爆技でも持っていればまだ使えたのだが」とボロクソに書かれたことまである(特に後者は辛口コメントの多いスパロボ攻略本の代表例として度々提示されている。悲惨である)。

それでも序盤から仲間にいる為使わざるを得ない場面はあるが旧シリーでは初期搭乗機がガンキャノンだったりと扱いが微妙。「幸運」や「必中」を修得する作品もあるがそれでも微妙。

その一方で小隊制が導入された作品ではちゃんとジム・キャノンⅡに乗れた上、「加速」や「応援」、「期待」などの補助系精神コマンド担当の小隊員としてそこそこの活躍出来る。また第3次αにおいては、彼の撃墜数をコウより多く(それもかなりの差をつけて)しないと入手できない隠し機体があるという謎の待遇を得ている。と言うか情報なしに入手できた人居るのかこれ?


  • ギレンの野望シリーズ

一応射撃は高いが、後は平凡でほかのアルビオン隊のパイロットとはどうしても差が付く。

0083が一年戦争グリプス戦役の中間なこともあり、なかなかシナリオに関わってくることはないため、ゲスト参戦状態が多い。

『アクシズの脅威』のエゥーゴ編ではアライメントがLOW寄りだとウラキと共に仲間入りする。


主な搭乗機編集

ザクF2型 ※連邦仕様

ジム・キャノンⅡ

ゲルググマリーネ

関連タグ編集

機動戦士ガンダム0083

コウ・ウラキ ニナ・パープルトン モーラ・バシット

サウス・バニング ベルナルド・モンシア アナベル・ガトー

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