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CV:茶風林

概要

地球連邦軍中尉。28歳。

一年戦争では「不死身の第4小隊」の一員として、アルファ・A・ベイトチャップ・アデルと共にサウス・バニングの部下として各地を転戦した。

主な搭乗機はジム・カスタム


人物

バニングの指揮下で経験を積んだ歴戦の優秀なMSパイロットだが、酒好きで女好きな上に素行不良の気が強い不良軍人。劇中では酒を飲んでMSを操縦するシーンもある。


デラーズ・フリートアナベル・ガトーによるガンダム試作2号機強奪事件の直後、アルビオンに補充パイロットとして着任するも、酒を飲みながら女にナンパしたり、女性メカニックたちにセクハラをしてまわり、モーラ・バシットには「スケベ野郎」と言われ、士官学校出身のコウ・ウラキチャック・キースを見下していびるなど、周囲とのイザコザが絶えなかった。


特にコウに対してはニナ・パープルトンに一目惚れした事やコウがバニングに目をかけられている事もあって、彼女とガンダム試作1号機ゼフィランサス)を巡るライバルとして目の敵にし、なにかにつけて彼を虐めるようになる。

まず着任直後、独断で機体を持ち出してコウと模擬戦で対決するも、あと一息のところで自身の油断(とコウの咄嗟の機転)により敗れてしまった。これによってコウとモンシアは独房入りになる。

モンシアの後輩いびりはまだまだ続き、アフリカではポーカーでの負けを取り返すためにベイトと「コウのコア・ファイターが無事に着艦できるか」という賭けを行い、そのためにデッキの電気系統にトランプで悪戯して着艦を妨害するという危険な行為まで行った。これはコウやデッキに居たスタッフ達の生死はもちろんのこと、アルビオンに搭載された予備のコア・ファイターはこれ一機のみであったため、下手をすればガンダムが出撃不可能になりかねない、洒落にならないものであった。この時、着艦の妨害に激怒するモーラに対し、モンシアは反省するどころか「士官学校出のエリート坊ちゃんは、手を引いてもらわなきゃ帰っても来れねえのかい!」と逆ギレする始末であった。

宇宙に上がった後も、(コウの無茶な行動の結果とはいえ)ゼフィランサスを大破させて落ち込む彼を公衆の面前で晒し者にして追い詰め、コウの脱走騒動を引き起こしてもなお反省することはなかった。


またスペースノイドを宇宙人と蔑み、捕虜を虐待するなど地球至上主義者でもあり、全編通して悪い素行が目立つ。

パイロットとしての技量を除けば、(0083という作品が全体的にデラーズ・フリート贔屓という事を通しても)人間的に褒められる部分の少ない人物である。


しかし、一年戦争を共に生き延びた部隊の仲間、特に付き合いの長い上司であるバニングを深く尊敬しており、判断ミスにバニングが怒っていることを告げられた際は狼狽していた。さらにバニングが戦死したときには男泣きを見せるほどのショックを受けていた。


コウを煽って囮役をやらせた際、見事その役割を果たした時は一士官として認めた発言もしている。その後もガンダム試作3号機を奪取する際には銃を携えて援護に駆けつけるなど、義理人情に厚い一面も持っている。実際、最終的には(決戦故にそんな場合ではなかったことを考慮しても)コウとのいざこざはほぼなくなっており、仲間として認めたことは感じ取れる。


カメラが趣味であるらしく、(ニナを盗撮したものではあったが)どうやって撮影したのかわからないアングルでの見事な写真を撮ったり、コクピットにカメラを持ち込んだりしていた。

そしてこのように浮気性だが、マリーという恋人がいる。


デラーズ紛争後は、仲間と共にティターンズに入隊したがその後の行方は定かになっておらず一説には戦死したともしぶとく逃げ延びたともいわれている。「A.O.Z Re-Boot」ではティターンズ壊滅後、火星に落ち延びドナルドと名乗ってレジオン所属になったとされ、とある事故の犯人に仕立て上げられ処刑されかけている。


コミックボンボン増刊号の漫画版では

加登屋みつるの漫画版ではバニングが負傷して宇宙に上がらず、仲間であるベイトやアデルが登場していない為にウラキやキースを率いる隊長として登場。アニメ本編と比較して、極めてまともな頼れる人物として描かれている。

コウを厳しくも暖かくも見守り、敵の奇襲に際しては殿として踏み止まってコウをアルビオンに送り届け、宇宙に上がってはコウのシミュレーション結果の向上に目を見張りつつもパイロットとしてクルーの思いを受け止める心構えが足りてない事を指摘し、そして見事に一人前に成長したコウを認め称賛するなど、アニメでのバニングのような役回りを担っている。

最終的にはバニング同様シーマ・ガラハウによって撃墜され戦死するが、その際コウに「コロニー落としを止められるのはお前だけだ」とすべてを託す。そしてモンシア中尉を含めた多くの人々の思いを背に、コウは見事その大任を果たすのであった。


漫画版での名台詞

  • どうなってんだ…… そうか陽動作戦か…… まずいな……

 原作ではまったく見抜けていなかったデラーズ・フリートの陽動作戦にいち早く気が付き、コウとキースに撤退を促す。一年戦争を乗り越えてきた歴戦の強者らしい描写となっている。

  • ここはオレがなんとかする 早くいけ

 上記の撤退命令を無視して突貫、罠にはまったウラキを「だからガキのおもりはイヤだ」と颯爽と救助しながら、アルビオンを守るため、躊躇するウラキを送り出す。地の文でも「モンシア中尉の状況判断によりアルビオンの危機はすくわれた」と述べられており、決定的な采配であった。

  • こんな数字じゃねェーッ!! おまえにはパイロットにいちばん大事なものがたりねェーんだ

 先の出撃での未熟からガンダムパイロットの交代を指示した際、ウラキから提示されたデータを見ての叱責。この直前「うっ!!」と呻いている事からウラキの叩き出した凄まじい操縦データを認めた上で、彼が未だパイロットとしての真の心構え、機体に託された大勢の人々の思いを引き出すという気持ちが足りない事を指摘している。宇宙に上がってからの戦闘では「今回の功労者はウラキ少尉です」(成長したな、ウラキ)とウラキを称えており、彼に期待しての事だった事がうかがえる。

  • おまえのからだを心配しているんだ。そうだろ、ニナさん。……だがこいつのパイロットの腕は本物だ。おれが保証するぜ

 ウラキをGP03のパイロットとする事に渋るニナに対して。本作ではガトーとニナの関係が消失している事を踏まえても、このモンシアのフォローの甲斐あって、最初から最後まで徹底してニナはウラキの身を案じるヒロインとして描かれている。

  • ウラキ……コロニーを地球へ落としてはならんぞ。……それができるのは……おまえだけだ

 最期の言葉。シーマ艦隊との戦闘において、窮地に陥ったウラキを救うも被弾したモンシアは、全てをウラキに託して散っていった。そしてウラキは彼の思いをも受け止め、見事にその期待に応えてコロニー落としを阻止するのであった。



スーパーロボット大戦シリーズでは

基本的にボンボン増刊号の漫画版の性格に近く設定されている。

『α』ではアニメでの大人気ない尊大な部分も描かれているが、以降においては面倒見のいい頼りがいのあるベテランとして描かれ、おまけにアニメとは逆にティターンズに反感を抱いていたりもする(ある意味スパロボ補正だろうか)。

『第二次α』では『機動戦士ガンダム0083』登場人物の中でただ一人中断メッセージに出演している(茶風林が新たに別なキャラクターを演じたため、ついでに音声が収録されたと思われる。その時に戦闘ボイスも増えている)


GジェネNEO

自軍への補充要員としてSTAGE2でベイト・アデルと共にゲストとして登場し、クリアすると三人そろって仲間になる。

今作はSTAGE4のガンダム試作2号機の追撃の成否でルートが分岐するのだが、撃破成功ルートでしか仲間にならないコウやバニングを差し置いて出番に恵まれ、コメディシーンでは面白BGMとともにボケ役としてシーンを切り盛りすることが多い。一方で敵から加入した女性兵士(ルートにより異なる)には一見反対意見を述べるように見えて彼女たちの意志を把握した後は一転して推薦委回るなど、スパロボのようにやるときはやる男。


GジェネDS

条件付きで加入する隠しキャラ。

2周目以降選択できるスペシャルモードでのみ、セッション20aで敵として登場する不死身の第4小隊にバニングで交信すればその場で加入する(ノーマルモードではバニングが原作同様死亡するため条件を満たせない)。原作同様、ティターンズに入っていたがバニングの指揮下の方がしっくりくるらしい。逆にノーマルモードでは撃墜するしかなく、その場で戦死する。


AOZRe-Boot

旧ティターンズの残党としてドナルドという名前の軍人が登場。モンシアとよく似ているが…?


関連タグ

機動戦士ガンダム0083

サウス・バニング コウ・ウラキ アルファ・A・ベイト チャップ・アデル

エイパー・シナプス ニナ・パープルトン

ジム・カスタム


ミハイル・カミンスキー:モンシアと同じく飲酒してMSを操縦したキャラクター。

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