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CV:広瀬正志/島田彰

概要編集

ジオン公国軍の技術将校。階級は大佐。髭を生やした小太り気味の男性。

ギレン・ザビ主導の下、密閉型コロニー「マハル」を転用したソーラ・レイの建設及び管制の責任者としてこの運用に携わり、一年戦争終盤、ア・バオア・クーでの最終決戦が迫る中で開戦を告げる一射を放ち、レビル及びデギン・ソド・ザビを葬った。


また、キシリア・ザビ麾下のジオン公国軍海兵隊の艦隊司令に籍を置いていたが、軍閥としてはギレン派に所属していたが故にこの人事に不服を持ち(ただしこのくだりはシーマがキシリア麾下だった事で、宇宙の蜉蝣にて設定されたもの)、またシーマ・ガラハウ以下編成された艦隊要員がいずれもマハル出身(それもならず者じみた連中)であった事も手伝って自らは艦隊運用から遠ざかり、その代理としてシーマを置いている。戦争初期の一週間戦争のブリティッシュ作戦において(上層部からの指令ではあるが)シーマら海兵隊にコロニーへの毒ガスの注入と言った汚れ仕事を命じたのも彼である。


上記の非人道的作戦を初め、技術将校である事からも毒ガス開発に関わっていると思われるなど当時のジオン公国の暗部に深く関わっている一人であり、戦後は自らの責任を隠蔽・転嫁に奔走し、アクシズへ渡ったとされている。その後の消息は不明。

シーマ達海兵隊は彼に責任を押し付けられて戦犯と見なされ、アクシズへの脱出も許されず、ジオン残党内で孤立し、いつしか海賊になり果ててしまう元凶を作った人物。


こういった卑劣な性格と悪辣な所業、そして自らはアクシズへ脱出し行方知れずと言う結末から、ファンからはシーマファンは勿論、ガンダムファンからはジオン派・連邦派問わず嫌われている。


なお、漫画『機動戦士ガンダムヴァルプルギス』で、エルナルドがネオ・ジオンに寝返ってハマーンに謁見するシーンに彼らしき人物が一コマのみ登場している。


なお機動戦士ガンダムTHEORIGINでは、メガネに小太りとより技術士官らしいデザインになった上に、より小心者さを出している。


関連タグ編集

機動戦士ガンダム ジオン

ソーラレイ ギレン・ザビ キシリア・ザビ シーマ・ガラハウ 小悪党


関連項目編集

バスク・オム - ブリティッシュ作戦の6年後に、同じく毒ガスを注入し住民を虐殺した30バンチ事件を起こした対立相手の方。ただしこちらは彼の独断での行為。

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