「どうせこの世は一天地六」
概要
CV:宮内敦士
元ジオン公国軍突撃機動軍グラナダ海兵上陸部隊の一つ「ゲール海兵隊」の隊長で階級は中佐。同じく海兵隊を率いるシーマ・ガラハウと同じくサイド3のマハル出身。
一年戦争開戦時にはシーマ隊と同じくブリティッシュ作戦の為のコロニーへの毒ガス注入をやらされた。その際の戦闘で顔を負傷し、顔は眉間を中心に傷跡があり右の口元が引きつったように歪んでいるようになった。
部下思いの人物で功績を上げれば部下たちに戸籍を持たせられると信じていたがア・バオア・クー最終決戦でシーマ隊と共に戦場から脱出した際に部下を全員失った。
戦後はシーマたちと同様に戦時中の汚れ仕事が原因で戦犯として扱われ、指名手配された。だが宇宙世紀0083年のデラーズ紛争の際にはシーマからともにデラーズ・フリートへの参加を要請されるが、デラーズの演説を見たときの嫌悪感から当局に自首し、死刑にされたと報道された。
REBELLIONでの活躍
※この作品は本編とは展開が異なるので要注意!!
死刑になったのは表向きの話であり、実際は部下の遺族への補償を条件にグリーン・ワイアットと密約を交わしており、クロウド・カーツ少尉と言う偽名で地球連邦軍キルゲレス隊に編入されている。ジーラインを駆って索敵任務の増援としてアルビオンに配備され、その裏でシーマ艦隊との交渉役となるも、GP01の介入により不調に終わる。
その後、ワイアットがガトーの核攻撃で死亡すると契約が反故になったため逃走、キルゲレス隊の追撃を受けるもガーベラ・テトラの慣熟訓練中のシーマに助けられる。そこで再び参加を要請されるも、部下のために戦うことを理由に拒否している。その後、コロニージャックを成功させたシーマ艦隊とデラーズが座乗するグワデンの接触直前に、残骸を装った機体で現れ、戦犯の汚名を着せられ死んでいった部下の仇としてデラーズの命を狙うが、シーマにより乗機を撃破されるが寸前で脱出しグワデンに侵入、拘束されたデラーズを非難する。そして殉教じみた行動をとったデラーズを遂に射殺した。シーマたちをブリッジから逃がした後、怒り狂ったガトーのノイエ・ジールの攻撃を受けて死亡する。
乗機
- ゲルググM:海兵隊専用機なので恐らく搭乗していたであろう機体。隊長なので多分シーマのマリーネライターとは色違いの機体に乗っていた可能性もある。
- ジーラインフルカスタム:クロウド・カーツとして連邦軍キルゲレス隊に身を投じていた時の乗機。ちなみに奇しくも81年頃に連邦軍内部に潜入していたジオン兵がジーラインに乗っていたりする。