概要
旧サイド5の暗礁宙域(宇宙ゴミが集積している宙域)を利用して、これは破壊されたスペースコロニーや撃沈された戦艦等の残骸を中心に、暗礁宙域に漂う様々なジャンクを曳航して建造された。
カラマ・ポイントでのジオン残党達の協議(アクシズ行きを望む者が多かった)以前から、工事は進められていた模様。
軍事拠点としての機能
ジャンクを使用して建造されたため隠密性が高く、連邦軍ですら位置の特定が困難であった。
残骸によるつぎはぎではあるが、艦艇の修理・補給のための施設、モビルスーツの開発改修工場を備えておりドラッツェはこの茨の園で開発されたMSである。
欠点
欠点として居住性の悪さがあげられる。もともと残骸の寄せ集めで、流石にコロニー残骸を数基合成するなどしてコロニーを丸ごと再生するまでは行けなかった(工事が大掛かりになりすぎ、時間や隠密性が犠牲になる)。
あまりの居住性の悪さに、将兵の中には繋留されている戦艦で生活していた者、偵察や情報収集・交換の為サイド6・月面都市で生活する者もいたらしい。アナベル・ガトーも月面都市で滞在していたと言われている。
デラーズ・フリート壊滅後
デラーズ・フリートが崩壊した後、彼らと内通していたアナハイム・エレクトロニクスのオサリバン常務が死亡し、彼の遺品の中から茨の園の座標データが発見され、アナハイムはここを入手し、極秘開発エリアとして使用した。後にキマイラ隊の拠点として提供される事になる。
その後の動向は不明だが、そのまま極秘研究所として用いられた可能性が高い。