プロフィール
名前の由来は、バンダイのロゴマークをデザインしたデザイナーの松永真氏と推測される。
人物
ジオンにおける日系の名家マツナガ家の嫡男で『白狼』、『ソロモンの白狼』の異名を持つエースパイロット(上記イラストはパーソナルエンブレム)。
風貌は髭面の中年というのが一般的であり、声も渋いが1年戦争の時点で24歳である。
ただし、書籍『機動戦士ガンダム 戦略戦術大図鑑 1年戦争全記録』(以下『戦略戦術大図鑑』)では髭のない美青年に描かれており、ゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望』(以下『ギレンの野望』)で現在のよく知られているデザインとなった。
それを受けて、彼が主役の漫画『動戦士ガンダムMSV‐R 宇宙世紀英雄伝説 虹霓のシン・マツナガ』(以下『虹霓』)においては一年戦争開戦時には髭を生やしていなかったが、後に髭を伸ばしたという設定となっている。
同じく武人肌のドズル・ザビを兄のように慕い、尊敬していたとされる。一方で血気盛んで無茶をすることが多かったドズルには振り回されていたようだ。ドズルの弟であるガルマ・ザビとも交流があり、一部ゲームではジオン公国を引き継いだ彼の部下となるif展開も用意されている。
ちなみにマツナガ家は本来は政治家の家系であり、軍人になったのは彼だけといわれている。
Pixivでは同じ『MSV』のエースパイロットであるジョニー・ライデンと一緒に描かれることもある。 『MSV』の設定を担当した小田雅弘氏曰く、赤をパーソナル・カラーとするジョニー・ライデンが人気を博したため、2人目として赤に対しては白ということで設定された
略歴
一年戦争直前にジオン公国軍に入隊。開戦直後の一週間戦争では一等兵でありながら活躍を見せた。
ルウム戦役では、直属の上官の死により隊長職を引き継ぎ、その後専用のザクⅡに乗って自らも戦場に出ていたドズル・ザビと合流し、その護衛を務めた。
これらの戦闘で戦艦1隻に巡洋艦5隻というスコアをたたき出し、中尉まで昇進。
また、『虹霓』においてはレビル将軍脱走においての不備を問われ、一時期的にキシリア・ザビの率いる突撃機動軍に転属しており、そこでも戦果をあげている。
その後、戦時任官ということで規定により士官学校にて士官教育を受けた後、大尉に昇進した。そして宇宙攻撃軍へと転属し、ソロモンの防衛隊長兼ドズルの親衛隊隊長となった。
以後、ソロモン防衛の要として活躍していたが、ソロモン防衛戦の直前に新型を受領するため本国に召集され、ドズル戦死の報をサイド3で聞き男泣きしたという(この本国への招集は彼の活躍を嫌ったギレン・ザビの策略という説や、直接ジオン本国へと援軍を求めるためにドズルから密命を受けたという説もある)。
その後の消息は不明であるが、生死には複数の説があり、サイド3でそのまま停戦を迎え以後祖国の復興に尽力したという説、ア・バオア・クー攻防戦で行方不明になったという説、アクシズに逃げ延びたとする説(後にマツナガの専用機と思しきゲルググJがアクシズ付近での連邦軍との戦闘の際に目撃されている)、戦後にジョニー・ライデンと共にジオン共和国に攻撃を仕掛けたジオン残党「真・ジオン公国議会」を鎮圧した説などがある。
また、グリプス戦役中にカラバの傭兵として参加していたMSパイロットに「グレイ・ウルフ」のコードネームを名乗る人物がおり、マツナガと同一人物ではないかとも噂されている。
ただし「ホワイトユニコーン」との会話を聞く限り、かつての敬愛した上官の仇に対する態度とはとても思えず、声優も異なっており(声優は中田譲治氏)、また作品そのものの矛盾点も無視できないレベルであり、本人であると断定はできない。
バンダイ出版部発行の書籍『戦略戦術大図鑑』によれば、モビルスーツ撃墜数141機、艦船撃墜数6隻とされ、これはジオン公国軍第5位の記録である。
ただし、これがいつの時点での記録であるのかは不明であり、撃墜数には疑問視する見方もある。
これは、地球連邦軍が本格的にMSを投入するのが大戦末期であるにもかかわらず、ソロモン戦ではサイド3本国に召集されており、ア・バオア・クー戦で出撃した形跡もみられないこともあり、これだけの撃墜数を記録するだけの整合性が考え難いためである。
但し、中期から投入されたボールなどの戦闘用ポッドをMSとカウントした場合のみ都合が付く。
搭乗機
異名の『白狼』の通りパーソナルカラーは白、機体によって水色のラインが入ってるものもある。専用の大型ヒートホークを装備する機体があるなど特に格闘戦を好んでいる傾向にある。
MS-06C / MS-06F ザクⅡ
入隊直後はC型に搭乗。その後、ルウム戦役での活躍によりパーソナルカラーで塗装された新型のF型を受領した(ただし、この時は左肩と頭部のみ白く塗装されている)。上記のパーソナルエンブレムを使いだしたのもこの頃と見られる。
『MSV-R』にて新たにFS型が設定され、専用の大型ヒートホークやMMP-80ザク・マシンガンなどを装備した。性能面ではマツナガ本人の要望により、数度のチューンナップが施されており機体性能の限界まで強化されている。
MS-06R-1A 高機動型ザクⅡ
『MSV』にて最初に設定された機体であり、シン・マツナガの代名詞とも呼ぶべき機体。パーソナルカラーの白に塗装され、R-1A型でありながら機体各所にR-1型の特徴も見られる(ただし、デザインそのものはこのマツナガ機が先であり、後からR-1型とR-1A型に細分化された経緯がある)。
マツナガと共にソロモン防衛にて活躍していたが、マツナガがソロモンを離れていた折に連邦軍のソーラ・システムにより焼かれ、格納庫内で焼失してしまうという非業の最期を遂げる。
また、マツナガのR-1A型には両肩をスパイクアーマーに換装したカスタムタイプも存在するとされ、『MSV-R』ではソロモンで焼失した機体に代わって余剰機を転用したとなっている。
また、『虹霓』では黒い三連星との模擬戦に際して試製高機動型ザクⅡ(RP型)にも搭乗、初めは二号機に乗るが訓練中にエンジンが暴走して機体を損傷。次に一号機にて黒い三連星と戦うが、戦闘中にスクランブルを受け戦場で活躍し、以後の高機動型の開発に繋がった。
一年戦争後を描いた漫画『機動戦士ガンダムMSV戦記 ジョニー・ライデン』では、上述の真・ジオン公国議会との戦闘時に、ジョニー・ライデンとともにR-2型を使用している。この機体の出所などは不明。
MS-14JG ゲルググJ
『戦略戦術大図鑑』の文字設定が初出。機体の外見はゲーム『機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙』であり、パーソナルカラーの白に塗装されている。本ゲームではソロモンを離れて受領した新型が本機となっている。
ゲルググJは総合的に性能が優れているものの、機体そのものは狙撃型の側面が強く、格闘戦を得意とする(射撃が下手という訳ではないが)マツナガには珍しい機体チョイスと言える。
『虹霓』でも登場し、サイド3でキリング・J・ダニガン中将よりマツナガに託される。本作ではマツナガ家が武装蜂起に備えて用意した機体となっており、その為に用意された当時のジオンが用意できる最強の機体ということで、マツナガ家が軍事に疎い政治家の家系ということもあり、息子の適正を知らずに選ばれたということなのかもしれない。
ただし、『虹霓』オリジナル設定として両腕のビーム・スポットガンからビーム刃を形成しており、それにより格闘戦も可能となっていた。
MS-14B 高機動型ゲルググ or MS-15B 高機動型ギャン
『ギレンの野望』シリーズに搭乗するパーソナルカラーの白に塗装されたゲームオリジナル専用機。高機動型ゲルググはキシリア傘下のキマイラ隊が独占しており、ドズル傘下のマツナガに回ってくることがなかったが、このシリーズでは専用機が用意されている。また、「もしゲルググではなくギャンが制式採用されていたら」というif設定のルートも存在し、こちらでは高機動型ギャンとなっている。
MS-09R リック・ドム
『虹霓』にて機体を失っていたマツナガが一時期に搭乗。パーソナルカラーの白には塗装されておらず、肩に白狼のエンブレムがあるだけとなっている。また通常のヒートサーベルに加えてグフ・カスタム用のヒートサーベルも装備している。ちなみにこの作品においてマツナガが初登場する場面に乗っているのが本機である。
また(マツナガであるとの断定は避けるが)「グレイ・ウルフ」の乗機としてはMSZ-006-3B グレイ・ゼータ(ただし、機体カラーリングはビームコーティングの都合で黄色であり、劇中では「イエロー・ゼータ」と呼称されていた。それを嫌がったグレイ・ウルフは本機を「バスター・ゼータ」と呼んでいる)がある。
この他、「モデルグラフィックス」の雑誌企画『ZAKU MEETS!』では、マツナガがアクシズに合流して乗ったという設定でザクⅢのカスタム機(AMX-011R-1A)が設定されており、後に「電撃ホビーマガジン」でも模型作例記事が掲載されている。
関連人物
ドズル・ザビ
彼を語るうえでは欠かせない人物で、言わずと知れたザビ家の武闘派三男坊。マツナガの幼馴染であり親友。
政治家の家系であったマツナガが軍に入ったのは彼の影響が大きいとされ、昇進してからはドズル・ザビの親衛隊として活躍した。ドズルもマツナガを非常に信用しており、少年期には二人で大人数相手に立ち回ったこともあったとされる。
しかしながら、マツナガは彼の死に目には立ち会うことが出来ず、彼の死を知った際には男泣きをしたという話も存在する。
ジョニー・ライデン
『MSV』にて共に当時の少年たちを興奮させた人知れず活躍したエースパイロットの一人。彼がいなければマツナガが生まれることもなかった。
パーソナルカラーも本編のシャア・アズナブルとアムロ・レイのように紅白で対になるように設定されており、設定においてもキシリアの部下であるジョニーとドズルの部下であるマツナガは対比されている。
更に、近年のキャラ造形でも気さくで明るく金髪イケメンなジョニー対して寡黙で実直な髭面のマツナガといった形で正反対な2人となっている。
ただし、実際には活躍した場所や時期が違うこともあり、お互いジオンのエースパイロットとして存在こそ認識はしているものの、両者が直接的に深い交流を持つということはなかったようである。
マイヤー
ジオン公国軍の少尉。誰?となる人もいるかもしれないが、れっきとしたアニメ『機動戦士ガンダム』本編のキャラクターである。
ドズルとともにビグ・ザムに乗り込み、またドズルに脱出を促されていた男こそマイヤー少尉である。
そしてそのマイヤー少尉は一週間戦争の頃からマツナガの同じ隊に在籍していて、後にマツナガの部下としてドズル親衛隊の一人となる人物でもある。不在だった上司のマツナガに代わりドズル親衛隊として活躍していたのがアニメ本編ということになる。
また『虹霓』でもメインキャラの一人として登場して、なんと『ユニコーン』の時代まで生存して美人の妻と三人の子どもに囲まれて一緒に幸せに過ごしていることが描写されている。
アナベル・ガトー
マツナガと同じく宇宙攻撃軍所属でドズル傘下としてソロモンを中心とした宙域で活躍していたエースパイロットの一人。共に高機動型ザクⅡを受領し、『ソロモンの悪夢』という『ソロモンの白狼』と同じくソロモンの名を冠した異名を持つなど共通点も多い。
彼とマツナガは交流があったとする作品も存在しており、トップのドズル、マツナガ、ガトーと非常に男臭い三人が共に戦っていたことになる。
ハマーン・カーン
皆大好きハマーン様。ジオン公国高官マハラジャ・カーンの娘であり、姉であるマレーネ・カーンがドズルの後宮にいたこともあってマツナガとの交流は1年戦争の頃からあったとされる。
マツナガはアクシズへと落ちのびたという説もあり、ドズルの忘れ形見であるミネバの摂政となったハマーンと協力していたかもしれない。
オーレリア
『虹霓』に登場するオリジナルキャラクター。作品におけるメインヒロインにしてマツナガと並ぶもう一人主役として語り手の立場にもある薄幸の美少女。
家族をジオンの所為で失っているものの、復讐や恨みに囚われて生きていくのを嫌がり、新天地に快活に生きることを決めた幸薄き心優しき美少女。
ルウム戦役直後、サイド5のコロニーで奇跡的に生き延びていたところをマツナガに発見、救助された。家族が全員行方知れずになり、天涯孤独となった彼女はマツナガの保護下に入りジオン公国で暮らすことになった。
自身を助けたマツナガを慕っており、自身の不注意もあってマツナガが責に問われた際には非常に落ち込んでいる。また、助けられた時は美青年の王子様然とした風貌であったマツナガが、一年戦争の後期に再開した時には髭を生やしてワイルドな風貌になっていたことには多少ショックを受けていた。
バイオリンが得意であり、マツナガに発見された時も少しでも見つけてもらえる確率があがるようにと弾いていた。その腕前はドズルも認め、ジオンの音楽学校に編入するための推薦をもらっている。
また、ハマーンとはとある事件でたまたま知り合い親交を深めていて、アクシズではミネバに家庭教師としてバイオリンを教えるなどその後も交流は続いたようである。
登場作品
・漫画
『エースパイロット列伝』
『コミックボンボン』にて連載された短編漫画。マツナガがドズル、マイヤーとともにルウム戦役で活躍するというシンプルなもの。現在は入手困難。
『ガンダムパイロット列伝 蒼穹の勇者達』
『MSV』のエースパイロットたちをまとめたオムニバス漫画。マツナガは第2話の主人公である。ドズルと幼い頃から親友だったということが書かれたのはこの漫画から。
ドズルを謀殺したギレンの暗殺を狙ったがキシリアに先を越されたため、ドズルの妻子を連れて脱出する道を選んでいる。
連載中は掲載誌が次々と廃刊となり、単行本も絶版となっていて非常に入手しづらかったが2009年に講談社からコンビニコミックとして再販されたため手に入れるのは難しくないだろう。
『機動戦士ガンダムMSV戦記 ジョニー・ライデン』
『コミックボンボン』にて連載されたジョニー・ライデン主役の漫画。マツナガもメインキャラの一人として登場している。
ジョニーが従来のイメージとは違うお調子者で破天荒なキャラクターとして描かれているが、マツナガも恰幅がよくジョニーと取っ組み合いするなど豪快なキャラクターとなっている。
単行本は2016年に新装版が発売されているので入手は楽だろう。
『機動戦士ガンダム MSV-R 宇宙世紀英雄伝説 虹霓のシン・マツナガ』
『ガンダムエース』にて連載された初のシン・マツナガを主役とした長編漫画。全9巻。1年戦争におけるシン・マツナガの軌跡が描かれている。
これまでのマツナガについて書かれた設定を整理して、主役として再構成している。主人公ということもあってか今までのマツナガ像とは異なり、戦争という狂気に巻き込まれた24歳の若者という側面が強く、寡黙な武人気質というよりは激情家的な側面を持つ青二才から成長していく姿が描かれている。
またその性格ゆえに敵を作りやすく、作中でも黒い三連星やジョニー・ライデン率いるキマイラ隊、ロバート・ギリアムなど同じジオン軍のエースパイロットと意見や立場の違いから衝突し、実際に戦闘にまで発展するという場面も多い。
・ゲーム
『SDガンダム GGENERATION』シリーズ
ガンダムを題材としたシミュレーションゲーム。マツナガは初代から登場している。
ifシナリオが存在する『DS』ではメインキャラを務めているなど活躍も多い。専用の高機動型ザクⅡやザクⅡ、ゲルググJなどの機体が登場している。最新の登場作である『ジェネシス』では適性を反映した格闘に特化したステータスとなっている。
『機動戦士ガンダム ギレンの野望』シリーズ
自身がギレンとなってジオン軍を導く戦略アクションゲーム。上記の通りのこのゲームオリジナルのマツナガ専用機も登場する。
上記の通りガルマが「新生ジオン」として独立勢力となるとドズルと共にガルマの部下となる。
『機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙』
PS2用ゲーム。主役シナリオとしてifシナリオが用意されており、病気を理由に本国からの召集命令に応じずソロモン防衛戦へ参加。のちにゲルググJに搭乗しア・バオア・クー攻防戦でも活躍する姿が描かれている。
ガンダムVSガンダムシリーズ
むあああああああああああ!!!
ぬ…ぬおあああああああああ!!!
アーケードを舞台とするチーム対戦アクションゲーム。EXVSFBから高機動型ザクⅡ改(シン・マツナガ機)としてPS3版のDLCとして登場した。
性能的には同じくDLCで登場したジョニー機を射撃寄りにした2000コストの射撃寄り万能機。
強みは、横格闘で発生が早く判定も強い2000コストにして破格の性能を持つために魔法の横格とも呼ばれる。
しかし、高機動というわりには足回りは並以下で弾が全て実弾で打ち消されやすい上に弾速が遅い為、積極的に格闘を振りに近づく必要があるが、その格闘もダメージが伸び辛くシリーズを通して扱いが難しい玄人向けの機体となっている。
特に一番有名なのは上記のようなあまりにも特徴的なダウン時(あるいはスタン時)のボイスだろう。一度聞くだけで忘れない強烈な印象を受ける。
また、特定の組み合わせによる特殊台詞も存在し、政治家一族らしくビスト家やマーセナス家に反応したり、ハマーンの変わりように驚いたりとなかなかバラエティー富んでいる。
EXVSMBでは解禁当初はフルブそのまま性能であったがアップデートによりアメキャンをはじめ上方をもらい比較的立ち回り易い性能になった。EXVSMBONでは、前作特に暴れた性能というわけでもなかったが、何故かクラッカーの数が減少という下方を食らった。EXVS2ではメインが手動リロード、バズーカが強制ダウンされるようになり新武装としてヒート・ホーク【投擲】と閃光弾が追加された。EXVS2XBでは、足回りが強化されザクⅡのアシストのリロードが約20秒→約8秒へと大幅に短縮したことに加えて撃つ弾が増えたことによりシリーズを通してトップクラスの性能に上昇した(機体ランク自体は並レベル)。
EXVS2OBではアップデートによりリフレッシュ調整がなされており、機動力の強化に加えて移動撃ちバズーカの横サブや、特殊格闘から繰り出せる高火力派生格闘を獲得。また、横格闘も動作が一新された。
関連イラスト
関連タグ
シン・アスカ:ガンダムシリーズの名前繋がりのキャラクター。
ウルフ・エニアクル:ガンダムシリーズで同じく白をパーソナルカラーとし、『狼』繋がり(異名)でもあるパイロット。