闇皇帝
やみこうてい
SD戦国伝オリジナルキャラとして存在するラスボスの一人。武者七人衆編ではラスボスを担当し、後に天下統一編ではある人物と同一人物である事も判明している。
世界支配を目論む闇軍団の影の首領とも呼ばれ、殺駆頭を闇の鎧で操り闇将軍に仕立てた上で闇軍団を組織し、天宮を戦乱の世にした張本人。
また武者百士貴と百鬼丸の父親である百ノ進と初代頑駄無大将軍を殺した張本人でもある。
モンスターモードに変身する事も可能(尚、OVA版では偶然か否か殺駆三兄弟がある作戦で使用した偽のもののけのデザインがこれと同じであった為、闇皇帝はそれに怒って三兄弟にお仕置きをした)。
何度倒されても基本的に消滅はせず、武者七人衆編の後も何度か出現、その世界の頑駄無軍団と戦っている。
その特異な姿からその正体は宇宙生物とも闇の化身とも称され、後年登場するラスボスの多くは彼と同族、又は分身と云われている。ゲーム版『機動武者大戦』でも闇の三神器の力で復活を果たすのだが、倒された後に覇道武者邪神大帝に吸収された。
元祖SDガンダム、BB戦士にラインナップ。 双方装備に【黒星剣】、【黒星砲】が付属しモンスター形態に変形することができる。
- BB戦士は【黒星砲】からスプリングで弾丸を発射させることが可能
- 元祖SDは先述の装備に【大暗黒幻砲】が付属し、【闇の鎧】と【大暗黒幻砲】を組み合わせることで【黒幻王】を組むことができる。
上記でも言及している通り闇皇帝はSD戦国伝オリジナルキャラで、特にモチーフとされているモビルスーツは存在しない。しかし、このデザインに至るまでの間に紆余曲折があったようで、ザクIIとメッサーラの意匠も少し残されているようだ。
映像作品『SD戦国伝~頑駄無五人衆 もののけ退治~』では滝口順平氏が、元祖SDガンダムの販促ビデオ『SDガンダム G-ARMS緊急出動』では富田耕生氏が演じている(武者頑駄無と兼役)。
モンスターモードの目には横線のようなものが見受けられる。後続の戦国伝の敵キャラクターにも、類似した衣装を持つものが存在する。
黒魔神闇皇帝:天下統一編におけるボス。しかし、彼と闇皇帝は……。
ガーランド(ファイナルファンタジー):倒された際の保険を用意していたという事では、類似事例と言えるだろう。