天魔大帝
てんまたいてい
「我は天魔 我は神 我は無限の闇 宇宙の支配者」
武者の国(恐らくは天宮)を侵略し頑駄無軍団に対して戦争を起こした悪の武者軍団天魔軍団が崇拝している闇の魔王。全てを支配する伝説上の怪物であると言われている。
その姿は漫画版とコミックワールド版ではデザインが異なっており漫画版ではガンダムみたいな顔の巨人である。
ここからはネタバレにつき注意して読んでください。
当初の予定では武者ウイングゼロの妹で特殊な力を持った綾乃を生贄にして降臨させるつもりだったが、生贄に差し出したのは綾乃そっくりで彼女にすり替わっていた機動烈士隊の仲間お絹で儀式は失敗した。しかしウイングゼロに敗れた妖術師ハイドラの悪霊が、ファーストガンダム大将軍に敗北した魔星大将軍を生贄にする事で復活を遂げてしまう。
宇宙の支配者だの神を自称している。
そのサイズはとてつもないほど巨大で何と惑星を片手で握りつぶすほどにデカい。
そしてここに来てとんでもない事実が発覚した。実は闇皇帝や闇帝王、逆星暗黒神などそれまで武者頑駄無達や武者の国を襲ってきた悪の武者軍団のリーダーである闇の魔王達は全てこの天魔大帝の分身であり手下であったのだ
即ちコイツこそが武者ガンダムシリーズの全ての悪の黒幕だったのである。
本人曰く生命ある者に死の恐怖や苦しみを与えるのが最大の喜びだと言う等、生命体を苦しめるのが大好きなとんでもないド外道。
ウイングゼロと機動烈士隊の4人、そしてファーストガンダム大将軍に対して黒魔神闇皇帝達を差し向けるがそれらは敗れ去ってしまうもののサイズがサイズなだけに彼らを苦しめ、しかも惑星を次々に吸収していく。これを見て大将軍はその正体はブラックホールでは無いかと推測する。
そして次は武者頑駄無達の惑星も飲みこもうとするが突如、その惑星と周囲の惑星が太陽を中心に十文字を描き光る何万年かに一度のグランドクロスの奇跡に怯み初め、そして初代頑駄無大将軍を始めとする歴代の頑駄無大将軍の激励を受け、グランドクロスの力で巨大化したウイングゼロとファーストガンダム大将軍の合体技「奇跡惑星十字光斬(グランドクロス)」により完全に滅び去った。
その後、闇の武者軍団が再び現れる事は無くなり、長きにわたって続いた光と闇の戦いは終わりを告げた。
元々は、SD戦国伝の天界の神々である「天空武人」の1柱で、最高神である天帝に並ぶほどの力を持つ神だった。