概要
アナハイム・エレクトロニクスが『シルエットフォーミュラ計画』に於いて開発したAE社製Gキャノンの改良型。
機体のカラーリングは一年戦争時に活躍したガンキャノンに近い赤を主体とした物となっている。
主なパイロットはカール・シュビッツ。月の裏側にあるゼブラゾーンにて、シルエットガンダムなどと共にテスト運用された。
主な改良点として、サナリィから新たに入手したデータを基に開発した新型の小型熱核反応炉や可変速ビーム兵器を搭載している点が挙げられ、通常型のGキャノンと比べて格段に性能を向上させている。これにより省コストながらもF90Vタイプと同等の性能を獲得しており、真のアナハイム版キャノンガンダムともいえる高性能機に仕上がっている。
武装
肩部ビーム・キャノン以外の武装はGキャノンと共通で、肩部装備を4連マシンキャノンに換装する事も可能。
ビーム・キャノン
両肩に搭載された本機のメインウェポン。新型の小型熱核反応炉の搭載によるメガ粒子の可変速制御・集束距離の高速変換が可能であり、ヴェスバーに近い機能を有する。非使用時には背部に移動させる事もできる。
ハードポイント
設計上はGキャノンのミッションパックの装着やヘビーガンのシールドをマウントする事が可能と思われる。後述のバリエーション等ではGキャノンのミッションパックを装備している事が確認できる。
バリエーション
Gキャノン・マグナ スーパーデストロイド
本機の強化火力支援タイプ。マグナ版パワードウェポンタイプ。
立体物
1/100スケールにてラインナップ。 金型の関係でGキャノンのボディと四連マシンキャノンパックが付属する。