登場ナンバリング	『2』〜『4』、『MULTRAID2』〜
勢力	呉
所属軍	孫策軍→（孫権軍）
声	嶋方淳子
武器	扇(～『4』『6』『8』)、双杖(『MULTIRAID2』、『6Empires』『7』)
身長	160cm
年齢	17歳
一人称	わたし（私）
呼び方	あなた、皆さん、〇〇様（味方）、〇〇（敵）小喬→小喬

※妹にあたる小喬からはお姉ちゃん、義理の弟にあたる孫権、周瑜からは義姉上、義理の妹にあたる孫尚香からは義姉様と呼ばれている

孫策の妻、小喬の姉。

『真・三國無双2』から、夫の孫策や妹の小喬と共に参戦した。

人物像

容姿

童顔で、ぱっちりした目とさらさらの黒髪が特徴の美少女。

衣装

ミニスカートが特徴。

各シリーズでの衣装

『2』

衣装

ピンクのミニワンピースにニーハイソックスを穿いている。

髪型

ツインテールで大きく二つに髪が結られている。妹の小喬が一つに結っており、対になっていると思われる。

『3』

衣装

衣装は2とかなり変わり赤いベストとプリーツスカートになったが、ミニスカートで脚を露出するスタイルはそのままである。靴下はハイソックス。

髪型

ツインテールなのは変わっていないが、ツイストドーナツのような捻じった髪型になった。

『4』

衣装

チャイナ服の上半身に青いミニスカートとニーハイソックスを穿いている。以前よりも裾がスッキリしている。

髪型

髪の毛を編み込みにしている。頭頂部には花の髪飾りと後頭部に半透明の白いヴェールを付けている。

『5』※不参戦

まさかのリストラ。小喬はプレイアブルなのに…。

未登場なのでゲームでのモデルも衣装ももちろんないが、5のトレジャーボックスの画集には小喬のページに登場している。5の小喬と全く同じピンクのドレスを着用しているが、首元のリボンが紫（小喬は緑）の所がポイント。4と同様の頭のヴェールにヘッドドレスをつけており、花嫁のような印象になっている。また、髪型は4の編み込みがやや長くなった姿が描かれている。

なお、無双OROCHI以降の無双シリーズでは「5衣装」が登場している。（5に登場したキャラは5の衣装が入るが、大喬の場合5の未登場の影響でOROCHIで新たに作られた衣装のため、本来はOROCHI衣装と表記するのが正解である。）

衣装

かなり短い黄色いミニスカートを履いており、上半身に濃いピンクの変形した上着を着ている。

髪型

肩までのツインテールに髪飾りをつけている。

『MULTIRAID2』・『6』

衣装

ケープのようなものを羽織っている。以前のようなミニスカではなく、膝より少し上のやや長いスカートを着用。その代わり、ニーハイソックスから短いブーツに変更された。

髪型

長髪を下ろしており、頭部にやや小さい帽子をのせている。

覚醒衣装

「真・無双覚醒」後は、天使＋ナースであり、背中に小さな羽根がついており、白衣の天使のデザインのようである。衣装やオーラは薄いピンクである。天使は小喬と対になるようにデザインされたものと思われる。

覚醒髪型

髪型は通常と同じ。大きなナースキャップの上に天使の輪がついている。

『7』

衣装

ミニスカートの丈が到来の短めの長さに戻った。膝上スカートは外せないポイントでであるという。肩の部分に半透明のフリルの布をつけている。ほかの特徴としてリボンと白の膝上プリーツスカートと編み上げブーツがデザインの中で取り入れられている。

髪型

『無双OROCHI』の追加衣装、ナンバリングタイトルでは初登場となった『2』以来のロングツインテールとなっており、花の髪飾りで止めている。この髪飾りのおかげでスタッフの間でもかなり評判となっているという。

『8』

衣装

七歩袖で胸上までの短い長さの赤いボレロに、膝上の変形スカートの青いグラデーションの効いたワンピース、白いタイツ（と思われる）、赤い靴を履いてる。手首に金の腕輪、耳に赤い耳飾りをつけているのがお洒落ポイントであろうか。腕輪などの一部は『真・三國無双ブラスト』から取り入れられている。

髪型

腰上までの下ろした長髪をツーサイドアップの三つ編みのお団子し、その上に花の飾りをつけている。後ろにも大きな赤いリボンをつけている。

その他

DLC特典『6』の学園衣装ではマーチングバンドと思われる格好。

DLC特典『6』の童話衣装では乙姫様の衣装で、大喬にしては珍しいロングスカート。浦島太郎の孫策と対になっている。

DLC特典『7』の職業衣装では和風メイドで、洋風メイドの小喬と対になっている。

上が着物なので袴と勘違いされやすそうだが、プリーツスカートである。

『8』平服

8は普段着として平服が初めて導入された。

大喬は桃色のノースリーブのチャイナドレスに白のロングスカートを着ている。小喬、鮑三娘と全く同じ形の衣装でチャイナドレスのみ色違い。背中にパンダのワッペンがついており、小喬の虎のワッペンと対になってるらしい。

髪型は肩上の三つ編みであるが、4のような頭頂から編み込んだものではなく、頭部の下から結った普通の短い外ハネの三つ編みで、4の髪型より幼い。

腰上の髪の長さの8の大喬が、平服の衣装になるとたとえ三つ編みでも肩上まで短くなるのは謎である。

『8』DLC単独特典　追加衣装「藍ちゃんの学園アイドル衣装」

台湾の有名イラストレーターVOFAN先生(SIETの看板キャラ「藍ちゃん」のキャラクターデザイナー)により、今回の衣装特典の為に描きおろしデザインされた。

マゼンタ色のブレザーにデコルテが開いたフリルの白インナー、コルセット付き黒のミニスカート、ニーハイソックスに、装飾の多いかなり凝った衣装となっている。この衣装をダウンロードするとセットの武器として、ハートと星の飾りを組み合わせた双扇「喬恋扇」も同時に追加される。

ちなみに大喬初の単独特典衣装であり、ありがたいことに無料DLCで配信されている。

『8』DLC特典追加衣装「セーラー服」

女性キャラ全員に配信された追加有料DLC。

大喬はセーラー服で、オーソドックスな青いセーラーカラーに、赤いリボンが付いている。

ぶっちゃけスカートの丈を膝上にした『セーラームーン』の月野うさぎの変身前のセーラー服に似ている。

胸までの長さの髪の三つ編みに金の花の髪飾りをつけている。

『無双orochi3』DLC特典　特別衣装「大喬」

くのいちと対のセットで単独配信された、狼デザインの衣装。有料DLC。チューブトップの赤いミニワンピースを着て、くびに紫のリボン、左胸に鎧のパーツをつけている。コルセット、大きな尻尾、爪付きのブーツ、大きな獣耳とモフモフしている。同時配信されたくのいちと並べるとセット感が高まるだろう。

スマホゲームの『真・三國無双ブラスト』では、「転生」システムの第1弾として《江東二華》大喬が作製可能になった。

これまでの無双シリーズの大喬と違い大人として描かれたイラストのため、大人びた顔つきになっている。

性格

『2』参戦時

妹である小喬と性格の区別はあまりされていなかった。小喬とは違い敬語も所々使っていたが、無双乱舞発動時に「華麗にいくわ！」、宛城の炎上時に「危な～い☆」、単騎駆け抜けで「大喬、いっきまーす」、長坂仁王立ちで「大喬でーす」、樊城の冒頭ムービーで「これは我が国にとってまたとない機会ですよぉ〜」と、『3』以降では言わないであろう発言をしている。ただし、小喬との差別化で戦闘中のモーションなどはコケないなど、1歳違いながらも姉らしい一面も覗かせていた。

『3』以降

誰にでも優しく温厚で、夫である孫策の為頑張ろうとする良き妻。少々弱気な性格を自分で励まし戦場で戦う。礼儀正しい性格で小喬以外には敬語を使用。口癖は「あの…」と「頑張ります！」。

一方で他の妻キャラと同じく、やや夫至上主義なところもあり（特に初期のシリーズ）、OROCHIの救援セリフでもあからさまに孫策かそれ以外の武将かで態度を変えていた時もあった。

交友関係

自身も小喬の姉であり、夫の孫策も長兄なため義理も含めると4人（小喬(実の妹)、周瑜(妹の夫)、孫権(夫の弟)、孫尚香(夫の妹)）の姉という立場になっている（なお、外見年齢的には義理の3人は大喬より歳上）。

孫策

大喬の夫。明朗快活な性格。大喬は孫策を支えたいと一緒に戦場に出向く。孫策はそんな大喬が心の支えになっているが、彼女が戦場で戦うことに心配もしている。

小喬

大喬の妹。大喬が唯一敬語を使わず接する相手。仲は良いが、4では「どっちの夫が最高か」かという他愛も無いことで喧嘩になったこともあった。

小喬ともども他の呉のキャラクターとの絡みや、他シナリオでの登場は少なめである。

OROCHIでは穏やかな気性の女性キャラクターとの特殊会話が多い。

バトルスタイル

『2』〜『4』『8』二つの大きな扇子を使用。扇を投げたり風を起こしたりして攻撃するため案外広範囲を攻撃できる。鳥のように飛ぶようなモーションや前方にバク転するスピード感のある身軽な動きが特徴。『2』〜『4』無双乱舞は自分を中心に扇が空中で高速回転し、自分の周りにいる全方位の敵を攻撃する。

『MULTRAID2』、『6Empires』『7』双杖を使用。二つの武器をバトンのように回しながら光弾（『6Empires』以降は花びらのついたエフェクトが追加）を発射する。

『6』鉄扇。鉄扇と言っても『4』までと違い片手扇。大きな竜巻を起こしたり、華麗に敵の裏をかく攻撃を使用する。

『6』以降の固有モーションには彼女の可憐さを表してかほとんどの技に花びらエフェクトがつく。無双乱舞1では「もう、来ないでくださーい」と扇をめい一杯振り抜き、大喬の前に大きな花のエフェクトが出る前方攻撃、無双乱舞2では「絶対、絶対、許しませーん」と叫びながら、扇をクルクル回して敵を扇で空中に舞い上げ、風で下に叩き落とす。（しかも威力、範囲ともに申し分なし）

性能についてシリーズ通して言えるのは、大喬は技の出の早さなどスピードを活かした身軽な立ち回りで戦うキャラクターということである。また、歩行スピードが早いのでステージクリアに早さが求められるステージでは有利。

強さに関しては、シリーズによって違うため一概に強弱は言えない。一部の人から大喬は強いイメージがあるかもしれないが、それは初参戦時の大喬あたりのイメージがあるのかもしれない。実際に2の大喬は弱点があまりなく優秀な強さを持っている。

また一部タイトル以外は、夫の孫策と比較して大喬の方が性能が強い傾向があったせいもあるかもしれない。

4までの大喬は通常攻撃に癖があまりないため、多少火力の強弱はあっても安定して使いやすいキャラであった。しかし6以降は通常、乱舞共に変化しているので、一概にそうは言えなくなっている。

OROCHIシリーズは元のキャラ性能だけではなく、振り分けられたスキルタイプや神器によっても強さや使いやすさに影響する。また、PS3以降はDLCによっても性能の強弱が変わるため、アップデートが終了しない限り最終的な評価が難しくなってきている。

とはいえ、見た目に反した強さを持っているキャラクターであるということは間違いはない。

シリーズでの動向

『2』初参戦。初登場の割に他の武将のストーリーモードでは姉妹共々そこまで出番はないが妹以上に活発な面もみられる。

『3』活発な性格からおしとやかな性格に変更され、立場問わず小喬を除いて誰にでも敬語を使うようになった。『猛将伝』の大喬伝では孫策との死別が描かれ、子供を産んだことも書かれている。

『4』「大喬伝」では孫策を支える健気な姿が描かれた。郎君自慢戦では孫策を最高の男性にしようと奮起し、そのことで妹の小喬と喧嘩をした（双方の夫は協力しようとしてたため非常に困惑し、ふたりの喧嘩を止めようとしていた）。

『6』ストーリーモードでは全く登場しないが、クロニクルモードでは孫策のために曹操や于吉と戦う姿、戦い後にムービーを見ることが出来る。また、赤壁の戦いでは初めて未亡人としての姿がムービーで描かれ、孫策死後悲しみに満ちた大喬と同時に二喬の絆も書かれている。

ちなみにレジェンドストーリーの樊城の戦いでは『2』以前に登場していたキャラは『2』の時に言っていた台詞をアレンジして喋っているが、大喬に関しては別になっている。

『2』→これは我が国にとってまたとない機会ですよぉー

『6』→辛いかも知れませんが、頑張りましょう

『7』ストーリーモードでは外伝およびIFステージにしか登場しないが、孫策を助けるために奮闘したり、他の女性陣とともに魏軍と戦うステージがある。

『8』自身のストーリーでは孫策を支えたいと自ら戦に出ることを決意。劉繇や袁術を倒すことに成功。大喬のストーリーモードでは遊べるのは3章〜4章と、全武将の中で一番短い部類である。ほかの武将が主人公のストーリーモードでは孫策死後も登場。赤壁で悩む孫権に助言をする義姉らしいシーンがある。

『無双OROCHI』無印では、3人を入れ替えるという新しい戦闘システム紹介のデモ映像において、趙雲・真田幸村という三国・戦国を代表するスターとともに大喬が組んでおり、オープニングでも趙雲と幸村が躍動する映像の締めで敵を一掃するという意外な優遇ぶりを見せる。加えて作中の姉川の戦いは、事実上の「大喬救出戦」として存在する。一時的とはいえ孫策と離ればなれになった寂しさからか、以降のシリーズでは孫策と一緒に行動する。

『無双OROCHI魔王再臨』のドラマティックモードでは、孫尚香やお市と共に、夫を守るために奮戦する。夫との絆を利用して自分たちを罠に嵌めようとした妲己の目論見を逆に看破、もうやってられないと逃亡する彼女を三人で、あたかも独り身の彼女を哀れむような言動を取ったことで怒らせたりと、珍しく露悪的（もしかしたら素かもしれないが）な一幕を見せた。

『2』では鮑三娘と一緒に関索捜索に加わったからなのかねね、卑弥呼と友好関係にある。但し、関索の捜索時には「強くてかっこいい」という情報だけを頼りに人探しをした結果、前田利家を「この方が関索様ですか？」と言い、鮑三娘に全力で否定されている。

『Ultimate』でも初代OROCHIの流れからかOP映像に仙界の面々や趙雲と幸村らと一緒に、九尾の狐との戦闘シーンが流れる。

『真・三國無双(スマートフォン版)』サービス開始初期から実装。

登場する将星の記憶はR「名花の戦支度」、SSR「大河に咲く二喬」、SSR「安らぎの時間」。

ストーリーでは呉6章「赤壁大戦・呉」でメインに抜擢。赤壁の勝利を影から支える大立ち回りをプレイヤーと密かに推し進める、IFながら重要なポジションとなった。

プレイヤーは周瑜から大喬の護衛を依頼されるところから6章は開始。「国の大事に何も出来ないなんて」と孫尚香達の鍛錬を見てやっていたりと、孫策の妻だからこそ見えていた視点を頼りに助言を行っている場面に遭遇する。

周瑜が策を成す中で足りないものを探す中、プレイヤーとともに周瑜の元を訪れ「自分に出来ることがあればやらせてほしい」と直談判。結果「降伏派の筆頭として自分を憎んでほしい」と仲違いを演じる策を授ける。

その後、黄蓋の苦肉の計を成功させるため魏側の間者と接触。しかし、公の場で周瑜に食って掛かった大喬とそれに対して叱責を浴びせた周瑜に違和感を覚えた魯粛に策を見抜かれる。

その後は魯粛とも連携を取りながら、黄蓋の乗り込む火付けの船にも同乗。船の操舵まで執り行う八面六臂の活躍を見せた。

将星の記憶SSR「大河に咲く二喬」は6章クリア報酬で入手可能。