概要
名前(諱) | 孫策 |
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字 | 伯符 |
登場ナンバリング | 真・三國無双2~ |
勢力 | 呉 |
所属軍 | 孫堅軍→孫策軍(君主) |
外見年齢(4まで) | 26歳 |
身長 | 176cm |
一人称 | 俺 |
武器 | 旋棍(2~4、6、7)、槍(5)、大鍘刀(8) |
呼び方 | お前、てめぇ(敵)、みんな(複数人)、〇〇、孫堅→親父、孫権→権、孫尚香→尚香、母親→母上 |
CV | 河内孝博 |
「真・三國無双2」で妻の大喬とともに初参戦した。
孫家では一番遅い参戦となった。
よく使用する台詞語尾の「〜だぜ」が「〜だずぇ」に聞こえるとよく指摘されるため、
あだ名が『ズェ』と呼ばれることも少なくはない。
乱舞発動の掛け声も「やっふぅ!」が「YAHOO!」に聞こえると指摘されたりと、
空耳台詞ネタがいくつかある。
人物像
容姿
肌の彫りが深い男前な顔立ちで、鋭い目付きと長い下睫毛、顎髭が特徴。
体格は筋肉質だが、身長はそれほど高くなく、細身の周瑜や孫権よりも若干低い(ただ、無双シリーズの武将はモブや雑魚兵に埋もれないようにある程度高めの身長に設定されており、相対的に高くみえないだけで現実にいれば普通に高い部類)。
髪型は中間分けのポニーテールであることが多いが、例外はある。
衣装は彼の性格を表してか『5』を除いて軽装。『5』のみそれまでの軽装とは打って変わり、鎧にマントと君主らしさが強調された。
性格
明朗快活な人物。闘うことに喜びを感じ生気に満ちている。自由闊達な性格と,分け隔てない人当たりの良さを持つ。その最大の魅力で多くの人を引き付け、江東平定にも一役買っている。
堅い台詞回しの周瑜や孫権に比べ、現代調の熱血男の台詞回しである。
頭より身体が先に動くタイプで後先考えずに突っ込むことが多く、無茶な行動も目立つ(この点については周瑜からも「勇猛と蛮勇を混同してはいけない」と注意されたこともある)。その場に留まる守備などの役割は特に苦手で、自分の感情をコントロールすることが出来ないという致命的な欠点がある。こういった性格から父である孫堅からは「生き急いでる」と心配されている。
活躍
父同様に武勇に長けた人物で、猛将である太史慈と互角に渡り合える実力を持っている他、軍をまとめるトップとしての技量もある。
孫堅の死後、軍を率いて瞬く間に江東を制圧した。その力と勢いを覇王の項羽になぞらえて小覇王と評された。また、持ち前の性格で親友の周瑜を始めとする多くの優秀な人材を集めて呉の基盤をつくった。
交友関係
周瑜
孫策の幼馴染で親友、さらには義兄弟。暴走しがちな孫策のストッパーで冷静に補佐してくれるかけがえのない家族である。また、部下の中で唯一孫策と対等に話すことが出来る人物でもある。
大喬
孫策の妻。孫策を支えたいと一緒に戦場で戦う。孫策の心の支えとなっており、いつも一緒にいたいと思うが、彼女を戦場の危険に晒すことに心配もしている。夫婦関係はとても仲睦まじい。
孫堅
孫策の父。孫策からみても偉大な父で目標としている反面、父の行動に納得行かない部分もあり、多々反発している(その度に窘められているが)。父側も周りが見えなくなることがある孫策を心配しているが、君主の器を持っていることは十分理解している。
孫権
孫策の弟。性格が柔軟で熱い性格の孫策比べ、落ち着いていててやや堅い所がある慎重派。孫権側は孫策を高く評価しているが、孫策側も孫権の力を「親父(孫堅)よりも俺よりもすげぇ奴」と孫権の器を見抜いていた。自身の後を託す。
袁術
袁術が固有化したのは『8』からだが元君主という立場上、モブ時代から絡みがある。基本的に反董卓連合の兵糧の件や母親誘拐の件もあって信用しておらず、名声が欲しい袁術に玉璽を渡して独立する。しかし、『8DLC』の袁術伝では袁術が帝を僭称するまでは彼に協力的な姿勢を見せており、敵対して戦が終わったあとも見舞いに来てそばにいるなど世話焼きでなんだかんだ彼をほっとけないような描写が多い。
バトルスタイル
『1』~『4』、『6』以降では旋棍を使用。孫策の性格を表すかのような軽くてファンキーな動きが多い。リーチは短いが身体全体を動かして敵に攻撃を仕掛ける。
『5』槍を使用。広範囲攻撃に長けており、パワフルな戦いが得意。火力も高い。多分1番使いやすい孫策。他の槍使いが全員固有化したのでSPから実質固有モーションとなっている。
『8』大鍘刀を使用。モーション自体は遅めだが、範囲はそこそこ。
『6』以降の固有モーションでは炎を纏った攻撃をしかけ、足技も多用する。
デザインベースが『3』準拠のGBA版も旋棍だが、同作でリストラされた太史慈や陸遜の武器がサブ武器として用意されている。
シリーズでの動向
「2」初登場。孫堅、孫権、孫尚香が1で登場しているなか、随分遅い登場ではある。ちなみに声優がまだ初心者だったこともあり棒読みだった。(すぐに台詞回しが自然になったが)
「3」服装の方向性は2と変わっていない。2以上に熱い部分が追加されこの当たりから親友の周瑜から「君の悪い癖だ」と注意されることが多くなる。またムービーでは汗を飛び散らせた。
「4」本作では天下統一はするものの病で残りわずかな命と戦う部分で終わる。大喬伝でクサい台詞を言ってBGMを止めたりも。このあたりから今の大喬と孫策の関係性が完成された。
ちなみに大喬伝や自身の孫策伝も残り僅かのような描写がなされていたり、父孫堅が生存する孫堅伝でもこの世を去ってしまったりと孫家の中では1番悲惨な扱いとなっている。
「5」個人の伝はないが親友の周瑜伝での出番がかなり多い。3と同様最後まで存命しているが、3と違って父は他界しているため孫策が君主の状態で終わっている。が、最後には玉座は似合わない(=退屈)ということで後を孫権に任せて親友と共にどこかへ旅立った。陸遜伝にて弓が刺さるシーンは何かとネタにされている。
「6」今までよりも「受け継ぐ」ことが強調されており、より兄としての部分が強く描かれた。孫権に後を託す姿は感動ものである。
「7」前作よりも自身が君主としての描写は減ったが、IFでは存命する。が、兄に率いてほしいという孫権に対して「後は託すっていったろ!」と言い放つ。君主としての孫権を武将として支える兄としての姿が描かれた。
無双OROCHIでは無印呉ストーリーの主人公として、同様に遠呂智に人質を取られた徳川家康と共に仲間を取り戻すために戦っていく。そのせいで無印呉ストーリーで仲間になるのが孫呉と戦国の将のみという他のストーリー以上に出身に偏りがある人材ばかりな上に周瑜、呂蒙、島左近と三国・戦国屈指の智将もいるのに、大局を見ずに孫呉の絆しか考えていない猪突猛進集団と化してしまった。
2のDLCでは虎の言葉が解るというトンデモ能力まで披露してしまっている。