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戦国時代の天下人・豊臣秀吉の正室であるねね(寧々)のこと。

史実で実際に使用された呼称かは不明だが(一応、「おね様」という呼称なら他作品でもよく聞かれるが)、ゲーム『戦国無双シリーズ』のプレイアブルキャラクターであるねねが、作中でそう呼ばれている。本作においては、敵味方誰に対しても母性本能全開のキャラとなっており、秀吉配下の武将がこの呼称を使用することが多い。

タグとしては、無双シリーズ用の差別タグとして機能している傾向にあるが、ねねに対する敬いや憧れの気持ちの溢れるイラストに、親しみを込めてつけられることが多い。

なお、本項では無双シリーズのねねについて記述する。

※ 史実・その他の「ねね」についてはコチラを参照。

概要

声優:山崎和佳奈

武器:小刀

無双奥義・奥義皆伝の文字:『護』『慈』

戦国無双2から参戦。

元々は前作に登場したくのいちの後継キャラとしての立ち位置なので、「忍術の心得がある」というオリジナル設定でデザインされている。

※ 史実の秀吉には忍者説(或いは忍者頭領説)があり、その秀吉に最も近い存在の彼女が忍者として起用されたのかもしれない。

子飼い武将たちを我が子のように育てたという史実を元に、世話好きでおおらかな肝っ玉母さんのような性格に設定されている。そのことを反映して、子飼い武将たちもねねには頭が上がらないと捉わせるセリフが用意されている。基本的に、目下の男性武将は下の名前で呼び捨て、女性武将はちゃん付けや愛称で呼ぶ傾向にある。

夫である秀吉や、我が子同然の家臣たちを深く愛しているものの、それ故に女癖の悪い夫や、合戦という形で「喧嘩」をする家臣たちには激しい怒りを見せ、そんな「悪い子」たちには「お仕置き」と称して折檻している。この「お仕置き」については特別取り上げて描写されることはないが、どんな猛将でも音を上げるほどのものである模様。

ひねくれ者?の三成や、おねねスキーの清正ヤンキー気質の正則とのやりとりが毎度バラエティに富み楽しかったりする。

容姿

シンボルカラーは夫・秀吉と同じ金色黄色を基調としている。忍者なのに…。

髪型は茶髪ショートカット

忍という設定からか、苦無手裏剣の形の髪留めを付けていることも。

健康的でグラマラスなプロポーションの持ち主で、それを強調するようにシリーズを通して露出度の高いキワドい衣装を着用している。

『2』では大胆に太股を露出したスリット入りの忍装束

『3』では大胆に胸元がV字に開かれた金色のレオタード姿で、首元にはマフラーを巻いている。

『4』では大胆に谷間が袈裟斬りに開いた前掛けのような衣装で、各所に十字手裏剣型の金の装飾が施されている。また、衣裳のデザインが左右非対称になっているが、左側から見ると横乳が拝めるデザインになっている。

…とにかく総じて大胆である。

なお、『4』DLC衣装ではエプロン裸エプロンと見間違えそうだが、ちゃんと中にチューブトップのブラとミニスカートを着用している)やウェイトレス、『無双OROCHI2』DLC衣装では三蔵法師の衣装(手首部分に、三蔵の武器である「天女の袖」風の布飾りがついている)といった姿を披露している。

ちなみに、シリーズ通してこういった衣装を着ているのは、「うちの人が好きだって言ってくれるから」(『OROCHI2』の鮑三娘との会話より)とのことで、さすがにこの件に関しては鮑三娘が「自分の好きな服着た方が良くない?」と指摘しているが、「おばさんになってもこういう服が似合うのはかっこいい」と賞賛もしている。

戦闘スタイル

武器は二本の小刀。

前述の通り一部の攻撃モーションがくのいちと同様のものがあるが、彼女の苦無に比べ刀身が太く、包丁を思わせるデザインとなっている。

彼女の忍術は「ねね忍法」と自称する独自の流派であるらしく、分身の術や変化の術、小刀四本を合体させた巨大手裏剣などを得意としている。また、イベントのムービーでは巨大な凧に乗って宙を舞っているが、目立ちすぎる上に自分では降りられないらしい。何故乗ったし。

人間関係

夫・秀吉のことは「お前様」と呼び心から愛しているが、女癖の悪い夫に手を焼いており、浮気が発覚し次第折檻している。あまりに手に負えないので上司である信長濃姫に相談することもしばしば。

秀吉の友人たちとも親交が深く、前田利家に対しては彼の妻・まつの名前を引き合いに出して困らせることも。雑賀孫市はよく秀吉を「女のいるところ」に誘いに現れ、それが発覚するたびに二人共ねねからお仕置きを食らう場面も。

また、秀吉との間に子はいないが、加藤清正石田三成福島正則ら子飼いの将をはじめ、家臣たちを実の子のように可愛がっている。その溺愛っぷりから、作品によっては秀吉没後に勃発した関ヶ原の戦いに乗り込み「喧嘩両成敗」と言わんばかりの奮戦で東西各軍を鎮圧させてしまうことも(後述)。

同業者として服部半蔵のことも慕っており、彼に忍としての任務以外の楽しみを見つけるように諭したりとお節介を焼いている。逆に半蔵からは「少しは忍べ」とツッコまれている。

無双OROCHI』シリーズでは、奥様キャラ(?)繋がりで月英祝融との親交もあり、関平卑弥呼も彼女からすれば子供同前のようなセリフを言うことがある。

また、『OROCHI2』ではコラボキャラのあやねとも親交があるが、こちらはくノ一中の人繋がりであることは言うまでもないだろう。

なお、OROCHI2の大喬との陣地会話にて、大喬が夫の孫策のことを心配しているため、ねねが孫策にお仕置きしようとするが「ねね様のお仕置きは致命傷になる」との理由で大喬に止められている(その後、大喬に対しては「笑顔で旦那様を待つのも大事なこと」と教えている)。そして前述のように言いたいことをすぐに口にする鮑三娘には「自分も昔はこれくらい恐れ知らずだった」と懐かしがっている。

ねねヶ原の戦い

本作シリーズにおいては、史実では存在しない合戦や「もし●●がこの戦に参戦したら…」等のIfの物語がステージとして登場することはザラであるが、その中でも特に毎度のようにカオスなシナリオが展開するのが、ねねが登場する「関ヶ原の戦い」である。

多くは「関ヶ原乱入戦」と題されるこのシナリオでは、秀吉没後に争いを勃発させた武将たちに激怒したねねが単騎で戦場に参陣し、両軍を蹴散らした上でお説教するというのが一連の流れとなっている。ちなみにどの作品でも共通しているのは、小早川秀秋はねね側につくことで、曰く「(徳川の)大筒より叔母上のほうが怖い」とのこと。

ファンの間ではそのカオスな展開から「ねねヶ原」と称されることも。

三成「帰ってください普通に邪魔です」

なお、近年のシナリオではこうした傾向は抑えられ、秀吉没後間もなく傷心から放浪の旅に出たことになっている。

余談

声を演じる山崎氏は『名探偵コナン』の毛利蘭役で有名だが、後に工藤新一役の山口勝平氏も『信長の忍び』で木下藤吉郎秀吉を演じたため、実在した夫婦の声優で一作品のカップリングが成立するという面白い状況となっている。

また、『コナン』と大阪城コラボのイベントがあった際には毛利蘭はねね役であり、とあるエピソードでは忍者の格好をした事もあった。

『無双』(4まで)で秀吉を演じた石川英郎氏と『信長の忍び』でねねを演じた釘宮理恵氏はいずれも『コナン』への出演経験があるが、『無双5』で秀吉を演じる上村祐翔氏は未出演である。

ちなみに『コナン』にも読みは違えど秀吉の名を持つ人物が登場している。

『デッドオアアライブ5』では同じく山崎氏がCVを務めるあやねにも『戦国無双4』のねねの衣装が切れるコラボコスチュームは配信されている。

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