プロフィール
戦国無双〜戦国無双4
戦国無双5
武器名
武器の名称には主に植物の名称が入れられている。
名称 | 訓読み | 登場作品 |
---|---|---|
剣玉・梅 | けんだま・うめ | 1、2 |
剣華玉・藤 | けんかだま・ふじ | 1 |
剣美玉・百合 | けんびだま・ゆり | 1 |
剣美玉・桜 | けんびだま・さくら | 2 |
如意宝珠・菫 | にょいほうじゅ・すみれ | 1、2 |
木花開耶・桜 | このはなさくや・さくら | 1(猛将伝のみ) |
瑠璃弁天・菊 | るりべんてん・きく | 1猛将伝 |
木花開耶・菊 | このはなさくや・きく | 2 |
如意宝輪・桜 | にょいほうりん・さくら | 3 |
如意宝輪・椿 | にょいほうりん・つばき | 3 |
如意宝輪・菫 | にょいほうりん・すみれ | 3 |
木花開耶・簪 | このはなさくや・かんざし | 3 |
概要
『戦国無双』シリーズの第一作目から登場している皆勤賞キャラクター。
また無双シリーズ初の成長するキャラクターでもある。
性格は、『1』では明るく素直で、しっかりした部分のあるが、ドジな面もある。また素直さも思い込みが激しく、勢い余って暴走する部分もある。
『2』では、前作から内面的な成長が見られ、控え目で大人しい性格になった。
また、長政と切ないストーリーを演じる女性としての成長も目立つようになった。
ただ、世の無常に逆らうことなく達観した部分があり、「詮無き事」の口癖が表すように、諦観の念があり、シリーズ中一番陰のある性格となっている。
一方で、自分をからかう信長やしつこく付き纏う秀吉に対し「本気で殴ります」とキレるなど、怖い一面もあったりする。
『3』では、性格的には前作の路線を継承しつつより大人の女性になった。
また、性格も前作より明るく修正された。
『1』…「妹」という要素をクローズアップされ、天真爛漫な15歳の少女として登場。
仲違いした夫と兄を和解させるため奔走する。
『2』…前作より設定年齢が上がり性格も落ち着いた。
夫に従い兄と戦うことを選ぶが、小谷城の戦いを前に織田家に帰される。その後、柴田勝家と賤ヶ岳の戦いで共闘する。
『3』…前作から更に設定年齢が上がっており、性格も前向きになった。
長政との愛を主軸に物語が語られるが、前作とは違い最初から結婚しておらず、長政との出会いから描かれる。
長政死後の出番が無く、賤ヶ岳の戦いに参戦しなかったり、勝家との関わりが薄くなってしまっている。
『5』…年相応な天真爛漫さと、武家の娘らしい芯の強さを持った少女。力ですべてを解決する乱世を嫌っている。信長を兄として尊敬しているものの、度重なる無茶にはやや呆れ気味。
容姿
『1』では、小柄で茶髪のショートヘアーをしている。顔つきもやや幼い。
『2』では、劇的に背丈も伸びて髪の長さも肩にかかるくらいのセミショートヘアーで、
後ろ髪の一部分をリボンで結ってポニーテールのようになっている。顔つきは
内面的な成長とともに、大人の女性に近づいたが、ややあどけなさも残っている。
『3』では、少し背丈も伸びて前回の髪型をさらに長くしたようなデザインとなった。
顔つきはかなり大人の女性となった。
『5』では、初代~2の中間期ほどとみられる姿で登場。左サイドのリボン風の大きな髪飾りが特徴。2以降の少し物憂げな雰囲気から、どちらかと言えば初代のような晴れやかさが窺える。
衣装は、シリーズを通して、淡いピンクや白などの明るい色を基調とした上品な衣装を着ている。
『1』では、「妹キャラ」を前面に出したイメージで、綺麗というよりは可愛いといった衣装をしている。
髪には大きなリボンをしており、着ている着物もミニスカートのような丈をして可愛くアレンジされている。
肩にはケープのようなものを羽織っている。
腕には、肘から先にはアームカバーをしており、足には膝から下にルーズソックスを履いている。
またそれ以外にも、肩から掛けた巾着袋やソックス留めなど細かなアクセサリー類が
より可愛らしさを引き出している。
『2』では、前回までの路線とは打って変わって少女というよりも女性らしさを強調した衣装となった。
髪には、やや大きめのピンクのリボンをして、ピンクのケープの付いた外套を着用するようになった。
外套の前面と背面の丈は短く、両側面の丈は膝辺りまで長くなっている。
胸元には、花の形をした留め具が四つある。
ケープのフリル部分は背中の中心で別れており、フリル部分ではない両肩の後ろ部分には
浅井家の家紋「三つ盛亀甲」の意匠が入れられている。
またそれ以外にも前回のルーズソックスを廃して、足首より上の部分がフリル状の白足袋を
履くようになったことや腕の露出は大幅に減り、手の指元まで覆う長い袖になった。
『3』では、前作まで路線を継承しつつ、より成長した雰囲気を出している。
髪止めの意匠は、細かく凝ったデサインとなり、着物のデザインもより大人っぽくデザインされるようになった。
また着物の丈部分は長くなり、膝上ぐらいの長さになった。
また足元も足袋の下から膝の下まで覆うソックスを履くようになった。
『1』では、狐を模した着ぐるみを着用した別衣装が用意されている。
『4』のDLCである特別衣装ではこれを心身の成長に合わせたリファインを施したような狐耳の衣装が用意された。
『4』のDLCの特別衣装2では新体操の衣装を模したスカート付きレオタード風の衣装となっている。
『無双OROCHI 魔王再臨』では、『1』の別コスチュームの狐の着ぐるみを意識した、
狐の被り物を装着した新コスチュームで参戦可能。
バトルスタイル
『1』・『2』では、剣玉を駆使した他のキャラクターには見られない、かなりトリッキーな戦い方している。リーチはそこそこで、攻撃スピードが早く手数で押していくスピードキャラクター。
ただし、攻撃後に大きな隙が生まれる攻撃が多い。
『3』では、剣玉ではなく連環輪と呼ばれる武器に変更された。
連環輪とは刃の付いた4つのリング状の武器を組み合せて攻撃する不思議な武器。
組み合わせによっては、手元で回しての攻撃や一つなぎにして遠くの敵を攻撃したりする。
使用する特殊技は、伏兵を配して、伏兵で攻撃する技や自身の周囲にいる味方能力アップさせつつ、自身の無双ゲージを回復する。
『3』では、味方の能力アップではなく、体力回復に変更された。
『5』では折り紙風の「護符」に変更された。
その他のキャラクターとの関係
浅井長政とは元々は政略結婚の間柄であったが、いつしか理解し夫である長政をいつも気遣うようなおしどり夫婦になっていく。しかし、長政と決断を境に実の兄である信長と対立する事となり、夫と兄の間で板挟みの状態となっていく事となる。
『3』では、長政との出会いが取り扱われており、また違った部分が深く描写されている。
また作品中に長政専用のセリフがいくつか用意されている。
織田信長とは兄妹であり、後に思想の違いから対立するようになる。
そのため、シリーズ通して兄信長と夫・長政を和解させるように奔走する。
濃姫とは、お市にとって義理の姉になり、兄の嫁としてまた女性としても尊敬している節もあるが、時に思想の互いから女同士の熾烈な戦いをする場合もある(外伝シナリオではどちらが天下一の女か対決している)。
柴田勝家とは、兄の家臣として信頼しているが、長政ほどの異性としての意識は低く設定されている。その為、勝家がお市のために、奮闘しても軽くあしらうなど勝家の気持ちが空回りする部分が多くみられる(しかし、主君の妹であるからか勝家の方が一歩引いているような描写もある)。『3』ではさらに絡むことが少なくなったので、さらに残念な扱いとなった。
しかし、3の猛将伝での勝家の無双演舞は、勝家とお市の絡みが主体であり、勝家爆発しろといわれている。
羽柴秀吉とは、秀吉から(既に嫁がいるにもかかわらず)想いを寄せられており、特に2ではしつこく求婚されており、その為かこの頃は秀吉に対する態度も冷たくぞんざいであった。
3以降は彼女なりに秀吉の良さを理解しており2に比べ態度は軟化しており、姉川の戦いで必死に自分や長政に投降を呼びかける秀吉を拒否をしつつも礼を述べている。
ただし、3の彼女のストーリーではあまりにもしつこく対峙してきた時にはうんざりもしており、村雨城で絡んできた時にも拒絶反応を見せたりするなど、一方的に想われている事に関してはやはり嫌な様子である。
賤ヶ岳の変
戦国無双2でのお市と濃姫の外伝シナリオ。
事の発端は先述の2人のどちらが美しいかという些細な物であったが、原因は信長だった可能性も高い。
織田、浅井両家を巻き込んで展開される模擬戦となったが、途中で宮部継潤がねねの説得に対し「確かにお濃様はお美しいが…」や、お市が濃姫の義姉様の化粧の下は…という爆弾発言も飛び出した。
さらにお市が吹っ切れて「私が天下一の美女!それが運命(さだめ)なのです!!」と発言して濃姫も吹っ切れすぎだと心配するほどであった。
しかし途中で、稲姫と立花誾千代が乱入し、挙げ句の果てに森蘭丸まで巻き込まれていると公式が病気気味のシナリオであった。