概要
2014年3月20日にPS3及びPSVita対応ゲームソフトとして発売された、『戦国無双』シリーズのナンバリング第四作目。ナンバリングタイトルとしては前作『3』から実に4年ぶりとなる。また戦国無双シリーズの10周年記念の作品でもある。
本作の特徴として、過去最高の55人の無双武将(プレイアブルキャラクター)の参戦しており、真田信之や大谷吉継などシリーズファンからの要望が多かった戦国武将のPC化をはじめとして、『戦国無双 Chronicle 2nd』で初登場となった藤堂高虎、井伊直虎、柳生宗矩の三名もナンバリングタイトル初参戦となった。
また、「過去作品のプレイアブルキャラクターが全員参戦する」とも伝えられており、石川五右衛門・宮本武蔵・佐々木小次郎といった所謂リストラ組の復活が実現した(ただし無双演武の対象外)。
Pixivでは、新武将および既存武将の新コスチュームのイラストにこのタグが使用されている。
なお、石川五右衛門・宮本武蔵・佐々木小次郎・阿国の4人+『Chronicle 2nd』出身の3名は最後に登場した作品と通常衣装が変わっていない。
余談だが、本作はそれまでのシリーズ作品の中でも、極めて完成度が高いと巷では話題になっていた。
ゲーム特性
無双演武・模擬演舞
これまで一人一人個別で展開していたストーリーが、一つの大名家や地方に分布されて展開するようになり、『Chronicle』シリーズのように二人の武将を交互に操作するシステムも採用された。
流浪演舞
本作オリジナルのモード。
新武将(本作のエディット武将)モードで作成したオリジナル武将を操作して、全国を巡りながら合戦に参加し、知り合った無双武将たちとの交流を深め「武将列伝」の完成を目指す。無双武将との交流で様々な会話イベントを楽しめるのも特徴。
オリジナル武将は過去のタイトルに比べより細かく編集ができるようになっており、HDDに保存した画像を武将の肖像や奥義文字に登録することが出来る。
使用可能キャラクター
新規参戦キャラ
- 真田信之(さなだ のぶゆき)
- 大谷吉継(おおたに よしつぐ)
- 松永久秀(まつなが ひさひで)
- 小早川隆景(こばやかわ たかかげ)
- 早川殿(はやかわどの)
- 片倉小十郎(かたくら こじゅうろう)
- 島津豊久(しまづ とよひさ)
- 小少将(こしょうしょう)
- 上杉景勝(うえすぎ かげかつ)
戦国無双4-Ⅱ
- 井伊直政(いい なおまさ)
関連イラスト
余談
本作が発売された2014年に放送されたNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』とのコラボにより、本作シリーズの黒田官兵衛が、ドラマの主人公である黒田官兵衛の衣装に身を包んだ特別衣装が配布された。…とても爽やかである。加えて新武将(エディット)専用装備として、同じく官兵衛の衣装に加え、豊臣秀吉、竹中半兵衛の甲冑も配布された。
また、同年6月1日開催の日本ダービーに先立ち、JRAとのコラボ企画としてブラウザゲーム『ダービー無双』が公開された。織田信長、真田幸村、浅井長政ら本作の登場武将たちが、ディープインパクト、メイショウサムソン、スペシャルウィークといった日本ダービーで活躍した実在の競走馬を駆り、府中・東京競馬場にて激戦(レース)を繰り広げる。
関連動画
関連タグ
戦国無双3→戦国無双4