概要
2014年6月1日に開催された日本ダービーに先駆けて企画された、JRA(日本中央競馬会)と
ゲーム『戦国無双』シリーズ(コーエーテクモゲームス)のコラボによるブラウザゲーム。
日本ダービー開催地である府中・東京競馬場を舞台に、戦国無双シリーズの登場武将(キャラクター)たちが日本競馬会の歴代名馬を駆りレースを繰り広げる。
ゲーム中に流れるムービーは当時の最新タイトル『戦国無双4』からの流用だが、台詞は本作用に新規録音されており、武将たちの口から次々と現代語が飛び出すというトンデモなくシュールなシナリオが展開される。
登場キャラクター / 競走馬一覧
※ 太字はPC(プレイアブルキャラクター)として登場。
天下布武ダービー
お家騒動ダービー
大奥ダービー
川中島ダービー
軍師ダービー
太閤ダービー
関ヶ原ダービー
大河ダービー
開国ダービー
余談
- 最終ステージは、当初シークレットとして登場する武将(および競走馬)、タイトルが伏せられていたが、いざ公開された全貌は、操作キャラクターは戦国時代から一気に飛んで江戸末期に登場するアメリカ海軍代将マシュー・ペリー、ダービータイトルも『開国ダービー』となっている。最早戦国でもなんでもない(もっともフリーダムな内容のムービーが流れる時点ですでに世界観は壊れているとも言えるが)。
- 本編ムービー以外でも、同じく日本ダービーの宣伝として『4』の台詞を改変・新録したムービーが数多く公開されていたが、その中でも特に存在感が強かったのが、本項のゲームそのものには登場していない松永久秀であった。最終的に、ダービーの中継放送が観られる「てれび」を独占しようと目論んでいたところを信長にバレ、彼とおうちデートをする羽目になった模様。宣伝ムービーの登場頻度から、ファンから当初は彼が最終ステージに登場するとも目されていたが、いざ蓋を開けてみれば上述通り戦国時代と全く関係のない米国軍人であった。因みにペリーからもちゃっかりネタにされ「松永さん?今おうちデートで忙しいみたいネェ」と答えている。
- 『戦国無双4』の作中BGM『薄氷』は登場人物の死や親友・肉親同士の決別など、キャラクターのそのときそのときの悲哀を印象付ける物悲しい楽曲なのだが、上述の新録されたシュールなムービー集で頻繁に引用されたせいで、一部ファンからは以降「馬のテーマ」と通称されることになる。
- 元ネタはPS版『北斗の拳』のMAD動画『真・世紀末死あたぁ伝説』における「水のテーマ」とおもわれる。