概要
CV:竹内良太
無双奥義・奥義皆伝の文字:『智』『忠』
『戦国無双4』からプレイアブル参戦。
当初からPC化が期待されていたが、シリーズ開始から10年、ナンバリングタイトル4作目にしてようやく実現。伊達家(東北勢としても)初の追加である。
「智の小十郎」と称される、軍略に長けた伊達家の智将。
主君・伊達政宗が乳飲み児の頃から彼の守役として仕えており、政宗にとっては数少ない理解者でもある。
誰に対しても丁寧語を用いるが、かなりの毒舌家であり「僭越ながら…」「ご無礼ながら…」と前置きはするものの、かなり直接的な表現で相手を罵倒する。主君である政宗も例外ではなく、ときには辛辣な言葉を用いることもしばしば。
また、敵対する上杉家の綾御前のことを「老婦人」と称して、わざわざ進んで絡みにいくこともある(そして返り討ちに遭うことも)。
普段は冷静かつ冷徹であるが、眼鏡を奪われると「眼鏡、眼鏡…」と情けない声でうろたえるなど、典型的な眼鏡キャラだったりもする。裸眼時の視力はかなり悪いらしく、会話をするにしても相手の位置がわからず明後日の方向に向かって喋りだすことも。
史実に倣い、趣味は笛の演奏。彼の持つ家宝(特殊アイテム)も、史実で持っていたとされる愛笛「潮風」となっている。
武器は蛇行刃の西洋剣と特殊な盾。
盾の形状は立花宗茂とは異なり手甲のように腕に固定するもので、剣を収納する鞘も兼ねている。
また、盾の裏側には笛と拳銃が収納されており、剣を用いた近接攻撃の他、殺陣・チャージ・神速などでは拳銃、レーザーを発射するなど広範囲の攻撃にも精通する。既出の徳川家康や北条氏康の武器に負けず劣らずの戦国オーパーツである。
また、一部のチャージ攻撃や無双奥義では笛を取り出し、周囲に音の波紋を発生させる。
茶色の短髪で目つきは鋭く涼やかな印象の顔立ち。明らかに現代風の眼鏡を着用しているが、これは『4』発売に際して眼鏡市場とのコラボ企画が組まれた背景がある(因みに、当初は早川殿も眼鏡っ娘にする案があったが、「1作品に眼鏡キャラ枠は1人で良いのでは」と議論になり、最終的に小十郎が眼鏡キャラを勝ち取ったそうである)。
シンボルカラーは政宗と同じく緑。西洋甲冑風の具足の上にファー付きのロングコートのような陣羽織を羽織っている。ベルトやチェーンなどの装飾も相まって、全体的に中世の騎士を意識していると思われる。
『戦国無双4-II』では、史実で息子の片倉重長(重綱)が真田信繁(真田幸村)の娘を引き取ったという逸話からか、シナリオ最終章では「大坂の陣」に参陣し、真田幸村との絡みもあった。
余談
第一作『戦国無双(無印)』の政宗の章において、ムービー中に政宗と会話していた配下のモブ武将は彼。
現在のデザインとは大きく異なり、破天荒な少年政宗に振り回される苦労人の中年男性として描かれている。これはこれで味のあるキャラクターとして、当時もそれなりに人気があったため無双武将としての参戦を心待ちにしていた人も多い。
なお、ムービーでは上記の姿だが、戦闘画面では竹中半兵衛などと同じ一般武将の豪将モデルで登場する。
「2」ではがっちりした体格で壮年の勇将モデルで登場し、2Empiresではプレイヤーとして操作も可能。
能力タイプは「万能標準(無双+10)」で無双武将にやや劣るものの、扱いやすい槍に固有技能の電光石火、加えて自身を強化できる特殊技に非常に強力な長政タイプのLV3奥義を持つため、能力のハンデを覆して無双武将を上回る戦闘能力を誇る。
3empriesでは、戦史演武での政宗の相方は鬼庭綱元に譲ったものの固有遭遇台詞や綱元と伊達成実の三人が配下にいるときに伊達三傑の名乗りイベントが発生する。
100万人の戦国無双
『100万人の戦国無双』では、戦国無双4に先駆けて政宗の特殊レアAとして登場していた。餅屋が建設出来る。
本作では伊達家のシンボルカラーと異なる水色の服装で、同じく笛の名手の逸話から横笛を奏でている。
ちなみに、100万人で猫御前をスカウトして政宗の影武者にしたと言う設定があるが、すべては彼の行いである。
関連イラスト
関連タグ
片倉小十郎(史実)