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概要

1999年11月25日に発売された、メダロットシリーズ初のプレイステーションソフト。ポケットステーションにも対応されている。

メダロット2とは主要キャラクターや一部シナリオが共通しているが、世界線は共有していない独立した世界となっている。そのためか、キャラクターの設定も、本家と違う部分が見られる。

キャラクターデザインは『メダロッターりんたろう!』の作者である藤岡建機氏であり、りんたろうを始めとする『メダロッターりんたろう!』の登場人物も登場している(りんたろうはメダロット2のクリア後に少しだけ登場している)。

メダロットデザインはまるかた氏を始めとした数名のデザイナーが担当し、まるかた氏は後にメダロットNaviのメダロットデザインなども担当する。

初代や2とは違い、バージョンの並列販売はされておらず、最初はメタルビートルを愛機として物語が進行する。ヘッドシザースは隠しイベントで入手できるが、機会を逃すと二度と手に入らない。

新規メダロットのデザインは乗り物や建物、動物を模した子供に人気がありそうなものはもちろん、全身刃物のキリーキンザムやオートマチック拳銃モチーフのガンデスペラード、もはや軍人そのもののフロントライン、時限爆弾型のチクタクロックといったもはや子供向けのおもちゃじゃない物騒なメダロット、魔女っ子ファンシーロールやメイドのメダメイドといった萌え要素を持つメダロットなど千差万別。

初代や2の機体も一部登場する。

その独特のデザインから人気があるメダロットも多く、後のシリーズに度々再登場している。

2000年3月16日にはパーツコレクションが出てくる。

戦闘

戦闘画面は3Dとなり、メダロットが戦闘フィールドを走り回り、派手なアクションを見せてくれる。

充填や冷却はメダル型のゲージが示してくれる。

問題点

このゲームはロードが多く、そして長いという短所がある。画面の切り替わりや戦闘画面になる時はもちろん、メダロッチを開くだけでもロードが発生する

そのためか、非常にテンポが悪い。

ただ、ロードの長さは当時のCD媒体ゲームではよくある問題であり、本作に限った話ではない。

また、パーツのステータスは2を流用しているものが多いのだが、性能のインフレが酷い。既存の機体でさえ、ダメージ計算がトチ狂ったのかとんでもないダメージを叩き出したり、高性能を通り越してバランスブレイカーと化した機体もある

逆に、明らかに手抜きしたかの様な適当すぎるステータスのパーツもあり(酷い場合は威力も成功も0、使用回数1のカマゴエモンの頭部みたいな代物も出てくる)、拍車をかけている。

サブイベントも少なく、勝つとメダルをもらう事ができる快盗レトルトなんかはノーヒントで居場所がわかりづらい。しかも機会を逃したら二度と入手できない不親切設定。

また、パーツコレクションですらも、本編で登場した一部の機体が登場しなかったりする。……パーツコレクションってなんだったっけ?

しかし、上記で述べたが、独特な世界観が好きなプレイヤーもおり、この作品で人気を得た機体は後のシリーズに登場するため、一概に評価が悪いとは言い切れない。

登場人物

主要人物

2で登場したキャラクターについては、原作との相違点を述べる。

他の媒体に比べてかなり真面目。

快盗レトルトにカブトメダルを託されてメダロッターになった。

愛機はメタルビートル

新聞部に所属。メダロット歴はイッキより短い。

藤岡氏のデザインにより、小学生の癖にプロポーションは立派。

愛機はセーラーマルチ

性格はアニメ版に近い。そのため、専用BGMに合わない。

愛機はスミロドナッド

貧弱設定?何それ美味しいの?

アリカと同じく、小学生とは思えないプロポーションの持ち主。

愛機はセントナース

目立ちたがりや。

愛機はペッパーキャット

原作とそんなに変わっていない。

愛機はブルースドッグ

上に同じ。

愛機はキースタートル

イケメン化。

メダロッターランキング第1位。

ボイン。出番が超少ない。

ボインその2。メダロット研究所の受付。

あんまり変わってない。

ジック先生は、かつての教え子。

ストーリー中にロボトルに勝ったらメダルをくれる。

ただしノーヒントな上に、使用する機体がシンセイバーとゴーベンケーというバランスブレイカー。

  • レトルトレディ

終盤になってやっと出てくるため、出番が少ない。

  • ジック先生

イッキのクラスの担任。

その正体は……?

  • カテキン

イッキに親切してくれる、怪しいBGMで裏切りそうな顔のいい人。

ダメロット部と共に登場。

愛機はカンタロス。僚機に旧メタルビートル、ベイアニットがいる。

  • 鮫島ハスケ
  • 金目ムツキ
  • 梅胆バフサク

お馴染みダメロット部。ハスケはグリーンポークのイタズラで愛機をめちゃくちゃにデザインされてしまった。

  • たまを先生

ダメロット部の顧問。お色気担当。

ロボロボ団

お馴染み悪のイタズラ集団。

戦闘員は2と共通。

  • メダルゴッド

ロボロボ団の首領。

ジック先生にそっくり。

  • レッドマッコウ

幹部の1人。真っ赤な海賊クジラ。声が付いたら巻き舌になりそうな喋り方をする。

メダロットコレクターで、メダロットのパーツを買い占めていくつかは自分のコレクションにし、後は転売で高く売り付けようとする。

マニアと言われると怒る。

愛機はカイゾクロカイゾクロベー

  • グリーンポーク

幹部の1人。緑色の豚男。「~ブヒ」が口癖。

メダロットデザイナー・サークルカッターに変装し、ビッグサイトに展示しているメダロットを奪い、サークルカッターをロボロボ団のメダロットのデザインをさせようとしていた。

ちなみに、当人のセンスはかなり壊滅的。

愛機はネッサージュファイヤオーガン

  • ピンクダック

幹部の1人。紅一点、ピンク色のアヒル女。ロボロボーズの店員でもある。

守銭奴で、賞金目当てにヒロインコンテストで採用されるため、町中の少女を特殊なペンで落書きしまくった。

アリカにオバハンと言われるが、これでも19歳

愛機はシーガルフェアガール

  • シルバーバット

幹部の1人。メダル大好き銀色のコウモリ男。「~ザンス」が口癖。

メダロット大会を乗っ取り、出場者のメダルを奪おうとすると共に、イッキを倒そうとする。

メダル光線で他人のメダロットを操る事ができる。

愛機はドンドラキュリオマッドマッスル

  • にせレトルト

メダルハンター1号。レトルトの偽者である、へのへのもへじ。

すっげぇ子供っぽい性格で、ロボトルに使うメダルを間違えるなどする間抜け。

メダル遺跡で他人が発掘したメダルを奪おうとしたり、メダロット研究所から天文地図ギャラクシーアトラスを盗み出そうとした

愛機はベイアニット

  • にせレトルトレディ

メダルハンター2号。レトルトレディの偽者である、筋肉ムキムキマッチョマンのオカマ。

本物より登場が早かったりする。

女装は彼の趣味らしい。

愛機はゾーリン

漫画版

実質『メダロッターりんたろう!』の続編。

終盤は『X計画』で応募されたオリメダ達が続々と登場する。

ティレルビートルブロッソメイルが初登場した。

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  • 家族だからこそ

    某実況者さんの実況みてたら懐かしくてつい書いてしまったメダロットRです。■まだクリアしたことないんだよなぁ・・・これラスボス倒せない。ジック先生がいまでも好きですね。優しい、いい先生です。まぁハイパーメダロッター(笑)にはポカーンとなった後笑ったなあ。■話の内容は本編始まる少し前の物です。だいたいオリジナルです。ご注意を。

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