概要
べんけい型メダロット
せっしゃは ガンジョーで ごわすっ!
メダロットRで初登場。
右手に薙刀、左手と背中に七つ道具を携え、ドッシリと仁王立ちして相手を待ち構える、源義経の忠臣・武蔵坊弁慶がモデルのGBK型メダロット。
弁慶がモデルと言うこともあり、装甲がとても頑丈であり、怪力無双な攻撃力を持つ。
ただし、脚部パーツの装甲が高くないことが弱点。流石は弁慶の泣き所である。
孫悟空のゴクード、新撰組のシンセイバーに並び、やはり日本で人気が高い人物がモデルなので、メダロットRの中では屈指の人気を誇る。
性能
- 頭部 ガンジョーブ
なぐる行動 デストロイ
名前の由来は『頑丈』と『丈夫』から。
- 右腕 ナギガッター
なぐる行動 ソード
元ネタは弁慶の薙刀、『岩融』。
『鬼に金棒』、『虎に翼』に並び、『たださえ強い者が、強い武器を持って更に強くなってしまう』ということわざとして『弁慶に薙刀』というものがある。
- 左腕 ブレークバット
がむしゃら行動 ハンマー
元ネタは弁慶の七つ道具の1つ、金棒。
弁慶の七つ道具は諸説によって種類が異なり、薙刀を含めたり含めなかったりする。
- 脚部 ゴジョウガット
二脚
元ネタは、牛若丸と弁慶が初めて出会い、決闘した、『五条大橋』。
劇中の活躍
アニメ版ではロボロボ団のシオカラの愛機として登場する。「~でごわす」が口癖。
ちなみに、武蔵坊弁慶の出身は和歌山県、もしくは島根県という説があるため、上記の薩摩弁口調は正しくない。薩摩出身なら違和感ないのだが……。
歩道橋の上で、五条大橋よろしく通ろうとした人にロボトルを挑み、刀……ではなくメダルを奪っていた(本命は通学路に来るであろう天領イッキとメタビーと戦う為なのだが、間が悪く、イッキとメタビーはロボトルの相手を探して町内を走り回っていた)。
そのためか、この回のミスターうるちの仮装は牛若丸である。
シオカラは悪党としての自信を喪失していたが、純米カリンの天然な勘違いから一件で立ち直り、『シオカライゾウ』としてイッキにロボトルを申し込む。
最初は牛若丸よろしく欄干に乗って攻撃を避けるメタビーに翻弄させるが、反応弾をブレークバットで打ち返す。更にブレークバットの先端から鎖付き分銅を射出してメタビーの右足を捕まえ、追い詰めていく。
しかし、戦いの最中に歩道橋を破壊してしまい、それがメタビーを怒らせてメダフォースを発動させてしまい、『いっせいしゃげき』を受けて機能停止する。
他の媒体での登場
メダロット4では『ウサオちゃんバー』の店長・ユキエの愛機として登場する。
アニメの影響か、ライブラリーの説明文は薩摩弁になっている。
装甲と威力が弱体化したものの、ぶっちゃけシンセイバー共々、メダロットRの時はバランスブレイカーな性能だっただけで、格闘機としては装甲が厚く、デストロイ持ちなので強い。更に、左腕のブレークバットが貫通性能を持った。
それから長らく出番が無かったが、メダロット9で再登場。
全身がヘヴィパーツとなったため性能が上がり、脚部特性の『ぎゃっきょう』でマイナス症状が付与されるごとに脚部の機動・射撃・格闘性能が強化されるようになる(とはいえ、停止は流石にマズいが)。
しかし、ヘヴィパーツのせいで重力攻撃に弱くなってしまう。
地下倉庫の通気孔に、五条大橋よろしく待ち構えており、一本橋ロボトルを仕掛けてくる。
後に夏休み以降に、港のコンビニでパーツが売られている。