概要とみてよろしいですね!?
メダロットシリーズの登場人物のひとり。ロボトル協会公認レフェリー。
担当声優は清水宏氏。
ゲームでは主要な大会で審判員をやっている程度のキャラ。
しかし、漫画版及びアニメ版ではとにかくロボトルが起こりそうになる度に現れる。
それも、どこから出てくるか分からない。
…とにかく神出鬼没である。
ただし、厳戒体勢のメダロット社のように警備が厳しい所には入ることができない。
なお、彼を始めとしたレフェリーに暴力を振るったり、勝敗判定にゴネて従わなかったりと、違反行為をした者には宇宙から監視衛星『テラカド』(ニンニンジャなど忍者型メダロットが担う)から吹き矢が発射される。
……どの媒体でも被害者がロボロボ団なので問題視されていないが、メダロット三原則は大丈夫なのだろうか?(もっとも、ロボトル協会の特例かもしれないが)
レフェリーとして審判は公平であり、イッキも負けたら素直にルールに従って相手にパーツを渡している。
しかし、逆に言えば規則に忠実で融通が利かないとも言える。アニメ版ではそのシーンが多い。
ただし、たこ焼きに夢中になって審判を疎かにする事もあった。ゲーム版ではパトラ・タワラーマの美しさにデレデレしていた。
一方、ゲーム版メダロット3ではイッキとコウジの熱意に答えてタイマン勝負を許可する事もある。
ゲームでは彼が登場しないメダロット作品ではレフェリーボイスが無い、または女性のシステムボイスがレフェリーのボイスとして使われている。
アプリゲームメダロットSでも登場し、シナリオではTVシリーズと同じく何時もの台詞を毎回『合意と見て宜しいですね?』『それでは…ロボトル ファイト!』を言い放つ。
メダロットSではシステムボイスとしてレフェリーのボイスが設定できるが、デフォルトで設定されているのは彼のボイスになっている。
ミスターうるち、華麗なる登場シーン例
あくまで一部のみの紹介であるため、詳しくは漫画版、あるいはアニメ版を参照。
- 階段の手すりから滑り降りる
漫画版での初登場。直前の怪しい笑い声と相まって、どう見ても不審者です。
更に、自分を蹴り飛ばしたロボロボ団のイナゴにテラカドの吹き矢で粛清する。
- 郵便ポスト
対イセキら悪ガキ三人組にて。初コスプレ。
なお、この時にロボトルによる周囲の損害のための、メダロット社からロボトル保険があることも語っている。
- 走ってくる
全力疾走で駆けつけながらロボトルファイト。
漫画版ではカッコつけていたユウキを押し退けてコマを独占し、彼を怯ませた。
なお、アニメ版では練習試合だったり、ロクショウがロボトルに合意しなかったりしたため、せっかく来たのに出番がなく、悲しそうに去っていった。
- 全裸
漫画版メダロットより。温泉に入っていたところ、ロボトルの気配を感じて風呂桶で股間を隠しながら登場。
漫画版メダロットより。どっかの伝説の傭兵の如く、段ボールを被って登場。
大半のロボロボ団勢力はヒカル達が無力化させたとはいえ、誰にも気付かれずに最終決戦の場に辿り着けたのは流石としか言いようがない。
- 番犬にビビる
颯爽と登場するが、コウジの番犬達に威嚇されてしまう。ボディガード達によって誤解が解けたため、何事もなかったかのようにロボトルファイト。
漫画版メダロット2より、シノビックパークでのVSラムタム(二戦目)にて。
段ボールで作ったと思われるちゃっちいジェットコースターである。
- 洗濯バサミ
漫画版メダロット2より、メタビーVSレディブースターで行われたらしい。
これにはうるちもかなり自信があったようで、イッキとメダロット博士が到着に遅れて見逃した事に拗ねていた。レディブースターことイヨヨカ号が絶賛するほどの出来であるらしい。み、見てぇ……。
- カタツムリ
漫画版メダロット3より、VSエレクトロンにて。
サイカチスでリベンジを挑んだ時にも同じ衣装をしており、漫画版うるちは数日は同じ出オチを使う模様。
- 綿菓子
こちらも漫画版メダロット3より。夏祭り仕様。
コウジもツッコんだが、どう見ても羊にしか見えない。
- ジャーナリスト
漫画版メダロット4より。うるち自身も言ったが、今までと比べてシンプルな変装。
なお、対戦相手の鮟倉の手下は、イッキ達を子供だと舐めきって大人の力を見せつけようと息巻いていたが、あっさり返り討ちにされた(しかも実戦経験が無いのか、指示が下手っぴで、地形を利用した戦いに弱かった)上に、パーツ譲渡を無視して逃走した(とはいえ、イッキ達をメダロット博士に会わせる事は阻止できた)。
- 高所から登場
アニメ1話では鉄塔の上から登場。
他にもパラシュートでゆっくり降りたり、バンジージャンプで登場したり、飛んでいる飛行機にいつの間にかしがみついていたりなど。
漫画版メダロット2ではガードレールの上からカッコよく飛び降りて登場。久々にヒカルと出会い、懐かしそうに会話している。
- ダイバースーツ
アニメ2話より。公園の噴水から登場。
あろうことか、キクヒメの目の前で着替えるというサービスカットを披露。
- 土管
アニメ3話より。マリオかお前は。
- 甲冑
アニメ4話より。専用モーション付き。
- 幽霊
アニメ7話より。井戸の中から登場。
これにはイッキやアリカだけでなく、カリンも呆れていた。
- 岡持ち
アニメ8話より。アリカの出前作戦に便乗したのか、誰かに投げ込まれた岡持ちの中から登場。
エスパー伊東かお前は。
- 賽銭箱
アニメ11話より。コウジとの『再戦』にかけたのだろうか。
しかし、よく考えたら罰当たりである。
- しゃちほこ
アニメ14話より。登場したはいいが、手を滑らせて落下してしまい、ルール無用のデスマッチになってしまう。
仕切り直しの際には鎧武者の姿で登場。
- 量産型うるち
アニメ18話より。ギンジョウ小学校全生徒VSロボロボ団の団体戦であるため、たくさんのうるち人形と共に登場。
- ペンギン
アニメ19話より。イッキ達が逃がそうとしていたペンギンの中から着ぐるみを脱いで登場。物理法則もあったもんじゃねぇな。
これにはイッキとメタビーも唖然とした。
- スーパーマン
アニメ24話より。顔面激突したが、怯まずロボトルファイトするレフェリーの鑑。
しかし、カマキリ型のヒパクリトにコウジとスミロドナッドが発狂・暴走したため無効試合になる。
- 火消し
アニメ25話より。メタビーVSロクショウにて、江戸時代の火消し衣装で登場。
本来ならロクショウにメダロッターがいないため真剣ロボトルが成立しないはずだが、何者かの陰謀で許可が出てしまう。
- 木人
アニメ27話より。ドラゴン龍一郎がブルース・リーに扮した姿だった為か、うるちは「少林寺木人拳」の人形の姿で登場。
カンフー映画繋がりではあるのだが、「少林寺木人拳」はジャッキー・チェンの出演作なので実はブルース・リーとは関係無い。当時既に流行っていたナムコの「鉄拳」シリーズに両方のパロディがある為こちらが参考元とも考えられる。
- お食事中
アニメ28話及び35話より。
28話ではナダコに結婚を迫られるイッキに、「なぁに、結婚なんてもんはその時の勢いで決まるもんです」と生々しすぎるアドバイスを掛ける。……既婚者なのだろうか?
- フィギュアスケート
アニメ29話より。ギンバンフェアリとか言った奴は表に出ろ。
- 地中から登場
アニメ30話より。頭にドリルを乗せてきりもみ回転で掘り進む。漫画版でもモグラのように地面を掘って登場した。
- 主婦
アニメ31話より。買い物客に紛れて登場。
しかし、ロボトルで落下した看板に当たってしまい、無効試合となる。
- 重傷
アニメ31話より。
上記で看板に当たった事で病院に運び込まれたが、ロボトルのため救急車と共に登場。
休めよ……。
- 巨大うるち
アニメ39話より。風船のように膨らんで巨大ゴッドエンペラーの前に現れる。しかし、リスに齧られて空気が抜け、いつもの姿になる。
- スポットライト
アニメ最終回より。この時のうるちはとてもかっこいいので必見。
- 普通に登場
うるちだって、たまには普通に登場する事だってある。
指摘されると「私を紅白歌合戦かなんかだと思っているでしょ」と反論する。
漫画版
ヒカル編に初登場、基本的にどんなロボトルにもレフェリーとして参加するがビーストマスターとの最終決戦時には「ロボトルではない」と戦慄し逃走した。
イッキ編にも引き続き登場。
3編では鮟倉派が権力を握ったことにより彼を始め、レフェリー達やテラカド達監視衛星が一斉にメダロット社を解雇されてしまった。そのため、ロボトルに人間が割り込んで喧嘩に発展するルール無用のただの喧嘩に成り果てた(しかもメダロット三原則のせいで人間側がやりたい放題)。
しかし、怪盗レトルトがニモウサク社長達に情報提供したことにより(ロボロボ団の仕業にされて無罪になったものの)鮟倉派の力が弱まったため3編の最後には復帰している。
余談
メダロットにゆかりのある漫画家のTAGROは、のちに自身の漫画『別式』にて、チョイ役として、宇留地目太郎右衛門(うるちめ たろうえもん)というパロディキャラを唐突に登場させている(3巻と5巻の計2回)。容姿はうるちにそっくりである。