概要
メダロット2に登場。
祈るように前足の鎌を擦り合わせる、カマキリを模したMTS型メダロット。
名前は英語で直訳すると『偽善者』となる。
大きな鎌から繰り出すソード攻撃を得意としており、威力はそこそこだが成功率が高く、速度も早い。なお、パーツ名が営業マンのお父さん方には物騒すぎるものになっている。
そして意外にも、ソードを得意とするカマキリ型は、本機と真型メダロットのプレディケイダーのみである。
おどろ山でロボロボ団が使用する。実はゴーフバレットより使用されるのが先だったりするが、ゴーフバレットの方が印象が強いので勘違いされやすい。……不憫。
性能
- 頭部 カタタタキ
なぐる行動 ソード
成功率も威力も普通。パーツ名が営業マンにとっては死刑宣告に近い。
- 右腕 カマクビ
なぐる行動 ソード
威力は低いが、成功率が50もある。軽いジャブとして使えるかも。
- 左腕 クビキリー
がむしゃら行動 ソード
貫通性能。
- 脚部 カマッキー
多脚
メダロット弐CORE
装甲が薄くなっている。
下位互換とはいえ、バランスの良い格闘型でそこそこの装甲は拙いと思ったようだ。
前例もあるし。
アニメ
第24話で、ロボロボ団のメダロットとして登場。
『花園学園にいる金持ちならレアメダルを持っているかもしれない』、『そうでなくても、誘拐して身代金要求すればいい』と珍しくまっとうなサケカースの考えで、花園学園の仮装パーティーに潜入したロボロボ団(普段はサケカースの作戦に難色を示すサラミも、珍しく賛同していた)。
辛口コウジに狙いを絞り、彼を誘拐しようとけしかけたのが、このヒパクリトである。
普段ならロボロボ団のメダロット程度どうって事はないコウジだが、虫嫌いの彼にとっては特に大の苦手なカマキリ型だったために戦意喪失。
しかも、逃げた先に虫のコスプレをしたイワノイとカガミヤマがいたため、コウジは発狂。狂った彼に感化されてスミロドナッドまでもが暴走してしまう。
ちなみに、コウジは最初虫嫌いではなかったが、趣味の昆虫採集でカマキリの卵をコレクションに加えたのだが、すっかり忘れた頃に卵からカマキリの幼虫が孵化し、それを見てトラウマになってから虫が嫌いになったのだとか。
虫に少し詳しい方ならご存知だろう。カマキリの卵は無数の卵が一塊になった状態であり、時期が来ると一斉に孵化するのである。それはもう、うじゃうじゃうじゃうじゃと。……そりゃトラウマになるわな。
コウジの執事からフルコースを報酬にスミロドナッド止めるように依頼され、スクリューズやメタビーが向かうのだが、いつもの礼儀正しさが嘘のように暴れまわるスミロドナッドにスクリューズが瞬殺(おい、メダロット三原則はどうした)され、メタビーも手こずる。
しかし、そろそろ帰る事にした純米カリンが挨拶に来たためあっさり止まり、事態もあっさり解決したのであった。
え?ヒパクリトはどうしたのかって?
…………忘れ去られてました(笑)
スミロドナッドの暴走でロボトルは無効試合となり(ちなみにミスターうるちは匙を投げて高級料理を堪能していた。仕事しろレフェリー)、ロボロボ団もレアメダルや身代金もどーでもよくなって高級料理を食べていた(一番まともなサラミですら、背丈が足りなくて料理が取りにくいことに嘆いていた)。
後継機
- マンティカッター
メダロット5に登場。両腕で頭部パーツの使用回数を奪い、頭部のメルトで溶かす。
頭部パーツの名前が『オスタベル』だが、男型である。
ボスでもないのに、本編で一回しか登場しないレアなメダロットである。
- サーティーン
メダロットDSに登場。女型。
射撃型であり、アンチエアで飛んでいるカトンボを撃ち落とす対空女王。
名前の由来は、後ろに立つと危険なスナイパーか、タロットカードの死神のどちらかと思われる。
関連タグ
シックルカッター:メダロットNaviに登場するカマキリ。WMS型。
サイズカッター:メダロットNaviに登場する、シックルカッターの後継機。
プレディケイダー:真型メダロットのリメイク機。PRE型。